2010年9月 2日

2010千歳基地航空祭(総論的感想)


航空祭が終わった直後から夏バテ等体調不良が続き すっかり記事にして掲示すると言っておきながら忘れていたのを今更ながら記してみる。




まぁ、今年も無事に航空祭が終了し 例年であればお盆が過ぎたら


「いやぁ、朝夕はやっぱ寒くなってきたねぇ…」


…って会話になるハズなんだけど なんなんだ?今年の天気は


さすがに我が家ではネコですらバテてしまい 見かねて嫁が買ってきたペット用の冷やし効果のあるマットとやらを敷いたところ、4匹の猫による場所取り紛争が勃発し 慌ててもう一枚買い足して仲裁に入ったりしている。


さて、今年の千歳基地の航空祭に関して あくまでも個人的感想を記そうと思うのだが…


ひと口に言って「航空祭を楽しむ」と言っても いろんな楽しみ方があるわけで、飛行機撮影を楽しんでおられる方の中の多くには 基地の中に入れて、自衛隊機を直ぐ傍で撮せる限られたチャンスが「航空祭」だと考えている人もおられるわけで 「飛んでいる機体」を撮ってナンボ、という志向と より大きくクッキリ撮れる「停まっている機体」を撮すという志向は ある意味、水と油みたいな違いがあるので 前提として申し上げておくと 私の場合は正直に言って航空祭を楽しむ…というよりは 航空祭ならではの飛来するレアな機体や 機動飛行とかアクロバットと称して 普段は見せてくれない飛び方をする戦闘機を撮せるチャンスを楽しむというのが本音とも言える。


ゆえに、今年の航空祭は(昨年も似た様なモノだが)天候に恵まれず 特に飛行展示に関しては中止になったり大きくプログラムが変更になったりで それを不満げに語る千歳のマニア達も少なく無い。


でもね、私としては たまたま本番当日がそうでした…ってだけで たしかに最高の天気の下で完璧なプログラムを見る事が出来、撮す事が出来れば それに勝るものは無いけれど 私にとっての航空祭とは、例えば今年を例に挙げれば 航空祭当日とされた8月8日その日だけではなく、予行が始まりだした7月の20日過ぎから航空祭の期間は始まっていたわけで本番当時は あくまでもその最終日でしか無い。


従って、その最終日である本番当日の天候が恵まれず それ故に、各飛行展示が低空域のみの課目に制限されたり中止になったりした事は残念ではあるけれど 間違っても文句を言うつもりはサラサラ無い。


だって、機動飛行を行ったF-16にしてもブルーインパルスにしても 本番前日、もしくは前々日の予行でそれなりの本番同様の飛行を見せて貰い、自分なりに満足出来る写真も撮れていたからね。


ただ、話によると 千歳基地の関係者でこのクソブログ、特に千歳で撮った写真を見に来て下さってる方がわりとおられるようなので あえて、本音を明記しておくが


昨年もガッカリ感が強かったが、今年はそれ以上にF-15の機動展示(今年の本番は中止だったので 予行を指す)は 残念とか言うレベル以下だった。


あくまでも推測や憶測を交えての感想なので戯れ言程度に受け止めて下さって結構だが、私の知る限り 今年のF-15の予行は2度 一回目は7月23日に行われ、その時は最初という事もあってか段取りや飛行空域を確認する為に流したフライトだったんだろうと思うし、それはそれで必要だと思う。


で、2回目の予行は8月2日 この日は前回よりもスピードがあったけど、トラフィックへの対策などで間に10分間のインターバルが入るなど 本気で飛べ…って言う方が無理だわな


なので、私が不満を感じているのは飛行隊とかパイロットに対してでは無い。


あくまでも部外者であり、ただのマニア感覚の一ファンの感じたままだが…


まず指摘しておきたい事は なんとなくではあるが、千歳の管制に問題アリと感じる事が昨年頃から時々ある…と言う事。


少し専門的な話をすれば 着陸を管制するアプローチと全般を統括するタワーとの間の連携が密になっていない時があり、着陸機の到着を待つ…という理由は安全配慮として充分に判るのだが、「なんでこんなに?」と航空無線を聴きながら眺めているアマチュアですら疑問に思うほど延々と出発機がランウェイエンドで待たされる…なんてのは序の口で その挙げ句、目に見えない皺の様な出来上がって 離発着管制が明らかに混乱していると判る時がある。


で、その最たるものとしては 着陸機がランディングに残り4マイルまで接近し 肉眼でもハッキリ見えているのに その滑走路に出発機をラインナップ許可、それを見た着陸機のパイロットが慌ててゴーアラウンド…なんて状況を 少なくとも昨年秋から今年の夏までの間に私は3度目撃している。


ゆえに、予行・本番に関わらず展示飛行を行う為には 基地上空(つまり、新千歳空港上空)を約2~30分展示飛行機以外の飛行進入を制限する際、それによって生じる民間機などの離着陸待機をさせる無線を聞いていると


「あ~、また管制官 テンパっちゃってるぞ」


と、滑走路周辺で無線を聞いている連中は何度も顔を見合わせたものだ。


で、あくまでも勝手な憶測でさらに申し上げるのだが、


管制官の技量とか レーダーなど使用機材がどうこうというよりも、国交省とか民航各社とか、それ以上に自治体による要望とか申し入れとか そういったプレッシャーがそもそもの根源に思えてならないのね


たしかに、新千歳空港は国内の空港の中でも混雑ぶりは上位にあたるし 民間航空機はフライトスケジュールがある意味、とも言えるので離着陸制限は迷惑な話ではあろう


現実に今夏 茨城空港において航空祭がらみで飛行の制限を示したところ、スカイマークがそれに難色を示し 県知事まで要望を申し入れ…なんて事が話題になっていたけれど
当時、1日1便しか無い様な空港とはいえ 年に一度のお祭りに協力も出来ず、むしろそれを理由に難癖付けたか…と 私を含め、私の知る千歳の飛行機マニアの殆どはスカイマークってクソ会社だなと強く印象づけられ笑ったものだし、そんなクソ会社に踊らされている知事ってのもどうなの?って思ったよ


でね、民間航空会社の思惑は経営的にとか上客の意識を考えれば充分に理解は出来るのだが、逆に理解が出来ないのは「航空祭」というイベントに対する関係者達の思い入れの薄さみたいな部分だ


「いや、航空祭って言っても それ自衛隊の基地祭でしょ?」


「自衛隊」という部分でトーンダウンしちゃうところが不思議で仕方が無い。


「街の活性化の為に何かイベントを作りたい」


北海道の過疎が進む地域の自治体なんかは 無い知恵絞ってイベント造りに躍起になり、正直言って「何それ?」みたいなイベントでも「町おこし、村おこし」という言葉がつけばローカルTVは素人みたいな芸人やレポーターを行かせて宣伝に協力する。


今年は天候が良くないと事前に予報されていた為、推定約6万人(昨年は11万とか12万だったとされている)の千歳の航空祭を 私が知る限り事前に「8月8日に航空祭がありますよ」と報じたローカル番組はひとつも無い(今日、航空祭がありました…と報じるローカルニュースは一杯あったけどね)にも関わらず、それだけの人出があるイベントを


「いや、航空祭って言っても それ自衛隊の行事でしょ?」


と、無視しつつ


「千歳基地の航空祭の影響で ○○便が最大△△分の遅れとなるなど約××名の乗客の脚に影響与えました」


…って感じで さも「困ったモンですね」と報じるだけなんだな…


もっと街のイベントとして盛り上げよう… だけなら「×○町の商工会青年部の皆さんは こんなに頑張ってますよぉ」という感じで 白々しくもTV局も応援してま~すって事で気軽に応じるのに「自衛隊」ってなると 途端にマイナステンションのメディアって今始まった事では無いけれど いつまでもそうなの?と問い詰めたくなる。


しかしながら、自衛隊も、ともすれば航空祭のプログラムが


「あ、去年や一昨年とほとんど変わらないね」


と、ワンパターン化してしまっており 正直言えば飽きすら感じている部分があるのも事実で


「え? 今年はそんな機体が千歳に来るの?」


F-22は言うに及ばず、US-2、XP-1、XC-2などの どれかひとつが航空祭に事前に来ると広報されれば それだけで人出の数は簡単に変わるのにね


まぁ、以上の事をブログに記すのは 単なるマニアの妄想だと笑って看過して頂ければありがたい。


画像をクリックして大きな画像で見てね。^^


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