2010年1月29日

千歳空港 ~白銀のエアポート~


思い起こせば今から2年前の事...




松崎ネタで盛り上がり、互いに飛行機写真を撮りに行くのが好きで色々と個人的に情報交換していた「roadrace」さんから教えて貰ったサイトが...


   「j-sky」さんというサイト


管理人のTakashi Hoshizawaさんは民間機のビデオ撮影愛好家で 撮影した動画を編集してサイトで紹介しておられたのだが 初めて、その時に見たいくつかの動画のクォリテイの高さには 正直、唸った。


で、その時にコメントさせていただき レスを頂戴し...


まぁ、よくあるネット上のお付き合いが始まったわけだが それから間もなく、実際に御本人と本当に偶然、直接お会いする事になるとは思ってもいなかった。^^;


千歳空港の滑走路脇で"漢"を見た。^^


記事を掲示したのは2008年1月25日だが、記事本文中にも記したが 実際にお会いしたのはその前日の24日


私は今でも その日の事を忘れられずに覚えている。^^


というのは その日、色々とその後の私のカメラへの取り組み方にとって影響を与えたと言って良い出来事がいくつもあったからだ。


画像をクリックして大きな画像で見てね。^^


例えば、上の写真①も その日に撮ったもの


写真から大きさは想像いただけないかもしれないが、多くの人が見慣れた大きな鳥であるトンビよりも 少なくても二回りはさらに大きく、しかも純白


その姿は綺麗というか、優雅というか しかもデカイ。


それが千歳空港の東側を ゆっくりと優雅に飛び抜けたのに遭遇し、反射的に撮った写真の一枚が上の①だ。


飛行機や鉄道車両を専門に撮すマニアやプロがいる様に 鳥を専門に追いかけている人がいる そんな人達の気持ちがこの日の夜 自宅に戻って自分が撮したサギの写り具合をパソコンのモニターで見た時に 少しだけ判った様な気がした。


画像をクリックして大きな画像で見てね。^^


上の写真②も この日に撮ったもの


低く立ちこめた雪雲と おそらくは滑走路の西向こうではそれなりに雪が降っており、上の写真の様な光景だったのだが... やはり、この日の夜 自宅に戻って写真の写り具合をパソコンのモニターで見た時に もう少し巧く撮れなかったものかと悔しく思った。


画像をクリックして大きな画像で見てね。^^


上の写真③も この日に撮ったもの


悪天候のダイバートだったのか、なんらかのチャーターだったのかその辺は不明だがアシアナ航空の機体を現時点で千歳で目にするのはレアである。


画像をクリックして大きな画像で見てね。^^


上の写真④も この日に撮ったもの


こういう風に離陸していく旅客機の光景を目にして写真に撮れるのって北海道ならではの事なんだよね。


実は この時の1週間ほど前に、その当時 私がどうしても撮りたいと願っていた着陸したジャンボが雪煙に包まれている光景の撮影に成功したばかりで、私は 折角、千歳で撮るんだから 千歳ならではの光景を撮さないとつまんないよなぁ...と 拘りを強くしていた頃でもあったのだ。


画像をクリックして大きな画像で見てね。^^


画像をクリックして大きな画像で見てね。^^


上の⑤⑥も やはり、この日に撮ったものだが、ズームの倍率とレンズの中心の位置が微妙に違うけど 同じ場所から、ほぼ同じ方向を撮したモノ


吹雪いたり、晴れたり、吹雪も強風による地吹雪だったり... 僅かな時間の間に コロコロと変わる天候も 北海道のこの時期特有なのだ。




さて、本題に入ろう。^^


新千歳空港 ~白銀のエアポート~


Takashi Hoshizawaさんが制作されたDVDを観た。


いわゆるプロのカメラマンがプロ用の機材を用いて制作された航空機モノのDVD(私の場合は 特に自衛隊機モノが多いのだが)を私は個人的な趣味もあって随分と見てきたつもりだが クォリテイははるかにこちらの方が上だ。


で、私なりの見方で勝手な感想を申し上げると...


何気なく見ていたら気づかない事かもしれないけど 例えば動画の中に


新千歳空港 ~白銀のエアポート~

こんなカットもあれば


新千歳空港 ~白銀のエアポート~

というカットもある。


今時期の千歳って 日の出は6時半過ぎ、日の入りは16時半ぐらいだって事を考えると


全ての動画をTakashi Hoshizawaさんが一人で撮影した事を考えれば この人、何時間撮影してたの?って疑問を感じるほど^^


もちろん、全部をたった一日だけで撮ってはいない。


氏のサイトの撮影日記を拝読すれば 2007年と2008年に それぞれ約1週間撮影に千歳におられたとある。


一つの機体が離陸、もしくは着陸する様を映した映像時間は数分に過ぎない。


でも、DVDに入っている映像のそんな1シーンの陰には 下手すれば数十機分の未公開映像が撮影されていると考えて間違い無い。


だって、私がそうなんだもん。^^


公開した写真が1枚に対して 未公開及び、ボツ写真は数え切れないよ。^^;


一機を撮影した後、次の機体が来るまでにカメラのモニターでチェックし 私の場合は写真だから露出やシャッタースピード、ISOなどを調整し、次の機体を撮り終えて また同じチェックを繰り返し その作業を繰り返す中で空の色や機体の鮮明度や 構図の決まり方が満足出来る結果に近づけようと努力するんだもん


それに、多少なりとも何かの撮影に挑んだ事のある人なら判るだろうけど 天候は日々変わる。


特にこの時期の千歳は 僅かな時間でコロッと天候は変わってしまうから、なかなか満足な結果を得られない事の方が多いのだ。


仮に、昇る朝日や朝焼けの空と旅客機のコラボ画像を...と、狙ってみても 朝日に出合うまでは連日早起きしなくてはならず、北海道って この日の出直前ぐらいが ほとんどその日の最低気温になる事を思えば 住み慣れた道産子の我々でも上のキャプ画を見れば 朝焼けが綺麗であればあるほど、それだけ寒かったんだろなとも想像が付く。


2年前(2008年)のこの時期 私は先述した様に「雪煙に包まれるジャンボ」を撮影したくて 道産子ですら


「外は吹雪いちゃって ワヤだわ (外は滅茶苦茶に吹雪いてますよ...という意味)」


なんて言って外に出るのを極力控える天候になると 逆に私は嬉々として愛車を走らせて札幌から千歳に向かい 今では立ち入り禁止になってしまった19エンドのフェンス際という撮影ポイントに脚立を立てて 吹雪であっと言う間に雪だるまになり、時には脚立から一人バックドロップ状態で落ちたりしてるのを見て いつもは厳めしい顔で車で巡回している航空局の警備員が


「アンタも ほんと物好きな人だなぁ」


と、苦笑いさせる程。


そういう天気の時に 雪だるまになっている私のそばに 何人も同じ様に撮影しようとやってきたマニア達がいたが、その殆どは雪が降り出した途端に


「やべぇ、濡れちゃう」


なんて言って カメラを大事そうに懐に隠して車へと戻って行き、天候の回復を待つ事無く 何処かへ去っていったものだ。


そんな連中を眺めていて この時期に雪が降るのは当たり前、にもかかわらず防寒防滴対策も考慮せずに そんな場所に撮りに来る事、雪が降ってる中での離着陸というシチュエーションの撮影に挑戦しようとしない安易さに 時には「何しに来たんだ?」と疑問を通り越して 不愉快にすら思ったものだ。


ところが...だ 2008年1月24日に生コンポイントで出合った一人の人物は そんな私ですら「コイツ、やるなぁ...」と感心した方で それから今日に至るまで、その人以上に私を唸らせた人物に千歳の滑走路脇で未だに出合った事は無い それがTakashi Hoshizawaさんだったんだ。


実は、19エンドのフェンス際という撮影ポイントで脚立から一人バックドロップ状態で落ちた時 その落ちた体勢のまま、

「もし、打ち所が悪くて 俺、このまま死んだら...

 明日か明後日か 晴れた日に撮影に誰かがここに来て発見されて...

 でも、俺は一人バックドロップ状態で凍ってんだろうな 薄笑いの死に顔で

 マヌケだなぁ... そりゃ、マヌケすぎるぞ」


なんて妄想に襲われたりして 自分の行動に疑問を感じていたのだが、生コンポイントで出合った人物を見ていたら そんな妄想を浮かべた自分を恥じた。


よく、北海道の真冬にまともに来た事も無いのに


「北海道の冬って寒いんでしょ」


と、軽々しく口にする他都府県人が多いけど この時のTakashi Hoshizawaさんの様な方が


「いやぁ、寒かったぁ 北海道って」


と、言われる分には全く腹など立たず むしろ、


「いや、アナタは北海道人以上に 存分に寒さを味わった方ですよ」


と、私はフォローする。


だって、


新千歳空港 ~白銀のエアポート~


こんな光景を撮影出来る時が どれだけ寒いのか、少なくとも私と私の愛機であるカメラは実感しているからね。^^


まぁ、今だからあらためて正直に言えるんだけど...


私は自分の事を棚に上げて


「よくもまぁ、この天候の中 (撮影を)頑張る人がいたもんだ」


本当に、その時思った。


でもね、後でTakashi Hoshizawaさんだと判るその人は 一心不乱に、カメラや三脚をこまめにチェックしながら 端からは全く寒さなど感じさせず、ともすれば愉しそうに撮影に夢中になっていた。


そんな姿を 時々、盗み見て きっと、私も一人で吹雪の中撮影している時って 端から同じ様に嬉々としてファインダー越しに離着陸する機体を追っかけながらシャッターをきってる風に見えるんだろうなぁ...と なんか、鏡に映した自分の姿をもそこに垣間見たのだ。


で、戦い済んで日が暮れて ほぼ同じタイミングで帰り支度となった頃合いに話してみると それがTakashi Hoshizawaさんだと判り、成る程なぁ ここまで気合い入れて撮った映像だけに かのクォリティなんだなと心底納得した。


で、今回 入手したDVDを観ていて感じた事は


このDVDがあれば 真冬の千歳の民間側滑走路をわざわざ撮影に必要は殆ど無くなった。^^


今では幻とも言える 19エンドの迫力も、まぁ、欲を言えば実際に目の当たりするのとは微妙に違ってしまうのではあるけれど、少なくとも 私は思い出す事が出来る。


それに滑走路やターミナルの除雪光景など マニア泣かせな光景も網羅されており、わざわざ早起きして、しかも寒い思いをして見に行く必要性が薄れた。


強いて言えば、なかなか千歳では見る事が出来ないレアな外来機などが飛来する... それを撮るぐらいが残った楽しみと言えようか。^^




最後に...


Takashi Hoshizawaさんと私が たまたま行き会った2008年1月24日にTakashi Hoshizawaさんが撮影した映像であろうと思うシーンをDVDの映像内にいくつか見つけた。


そのひとつとして


新千歳空港 ~白銀のエアポート~

画像をクリックして大きな画像で見てね。^^


新千歳空港 ~白銀のエアポート~

画像をクリックして大きな画像で見てね。^^


上の⑦⑧は一連のシーンのワンカットであり、キャプはTakashi Hoshizawaさんの映像から、それと似たタイミングで撮した私の写真を2組掲示しておく。


着陸してきたANAのジャンボが手前の滑走路の除雪車と擦れ違い、その後 向こう側のタクシーウェイを離陸の為に移動する別のANAのジャンボと擦れ違う...


同じ機体を同じ様に 似た様な場所で私が撮っていた事の証明がコレで出来ると思う。


と、同時に 証明が出来ればこそ私は このDVDを私が死ぬまで宝物とし、


「こんな凄い映像を撮った人と 俺はその日、二人きりで生コンポイントで撮影したんだぞ」


と、やはり死ぬまで自慢が出来る。


この光栄と喜びが 私にとってどれほどの名誉であり、価値となっているかがお判り頂けるだろうか?^^


もうね、ほんと嬉しくて仕方が無いんだ。(ToT)


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