2009年6月13日

DHC-8 Q300


先日、丘珠(おかだま)空港で撮った写真からピックアップしてみる。




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5機のDHC-8-Q300に独特の花柄塗装を施した機体が丘珠空港を中心にした道内航空路線に活躍してきたが、一機ずつANAカラーに塗り直される事になり「お花の飛行機存続キャンペーン」を呼びかける方もおられたが…


現在は、お花の飛行機どころか A-netが丘珠空港から撤退という方向で動き出している。


飛行機マニアとしては存続して欲しいが 一人の経営者、一人の道産子という立場で言わせて貰えば A-net(親会社のANAも含めて)の撤退方針は 正直言って理解出来る。


例えば、丘珠空港の滑走路は1500mクラスが一本の飛行場 元々は1400mだったが、その長さで離着陸が出来たYS-11の老朽化に伴い 新機種の導入が検討された際にプロペラ機の滑走路としては平均的な2000mクラスの滑走路へと延長する計画が持ち上がったが、地域住民(というより、革新系諸団体など)の反対により100mだけの延長にとどまった事。


それと、最大のネックはILSが無い事。

ILSとは指向性電波を用いて 着陸しようとする航空機に滑走路への進入コースを指示する装置。


上記を判りやすく言えば 悪天候時に安全に着陸する為には 充分以上の距離の長さの滑走路と 計器飛行による誘導の両方が必要なのだが、丘珠空港は そのどちらも要件を充分には満たしておらず もっと、簡単に言えば 特に冬場、天気がちょっと悪くなっただけで欠航になる…という事。


札幌市などは 空港維持の為に空港周辺の土地を買収して環境対策を施してきた…と言うが、飛行機は飛んでナンボ 飛ばなきゃ騒音も関係ないのだ。


まぁ、他にもいろんな問題はあるのだが 最も重要な事は 実際、この移転問題は今回 急に話が出たわけでは無く、2006年に話が生じた際には全日空側が「年度内の移転は見送る」と譲歩した経緯がある。


にも関わらず、

今回の丘珠問題はあまりにも唐突な発表で、関係議員や自治体への説明もなく、民間企業とはいえ公共交通機関としての社会的責任が問われるものです

なんて仰る議員センセの様に 殆どが無関心で無勉強であり、2006年以降に 移転の白紙撤回を申し入れた自治体などは その後、移転撤回への働きかけや対策を施してきたのか? という部分について傍目ではあるが、私には全日空側が考えを変えるに至る様な行動は何も為された様には思えず、ゆえに全日空側が企業として 今度こそ撤退(正確には丘珠路線を千歳に移転)しようとするのはやむを得ないとさえ思う。

[map:丘珠空港]

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「お花の飛行機」と呼ばれた つばき、コスモス、ひまわり、すずらん、はまなすの5機のうち 現時点で花柄のままなのは すずらんとはまなすの2機だけとなった。


A-netが移転するか否かに関わらず、DHC-8 Q300の製造終了に伴い近い未来 機種変換が為される可能性が高いので いずれにせよ、今のうちに撮っておかないとね。^^




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着陸してスポットへと向かう はまなすを撮影していたら、私に気づいたパイロットが手を振ってくれた。


たった、それだけの事なのだが 50過ぎのオッサンは一瞬で子供に戻り、ブンブンとパイロットに手を振り返し 写真を撮った帰り道はニコニコと御機嫌だった。


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