2008年4月 8日

2008年春の旅(とある事情編 プロローグ)


今回の「2008年春の旅」において生じた「とある事情」について語っておこうと思う。



尚、冒頭に辺り これから述べる内容は


   この物語はフィクションです。

   実在する個人・団体・企業等とは一切、関係がございません。


と、断っておくので どうか、そのおつもりで^^;




今回の旅は そもそも、私(ブタネコ)の発起である。


私は 昨年の「2007年秋の旅」において 最終的には鹿児島の「知覧」と「鹿屋」を訪ねる事が目標だったのだが、最初に立ち寄った「松崎」で「セカチュー症候群」が悪化した事と、松山空港ライター事件と後に呼ばれるトラブルにより 鹿児島行きを中止し、千葉の「百瀬駅」「夢島」探訪へとルートを変えた。


その旅は それはそれで充分に満足な結果だったと思っているが、どうしても鹿児島に行けなかった事が心残りになったわけで… でも、同行していた二代目開業医が


「”知覧”や”鹿屋”は どうせ行くなら桜の季節じゃねぇか?」


と、言った一言に「そうだなぁ…」と大いに頷いた。


そして、以前にも述べたが 夕張の映画祭で会った本州方面からやってきたヲタ2匹が


「今年も 松崎の桜を見に行こうと思ってるんです。」


と、言った一言に


「松崎の桜かぁ… 俺も見たいなぁ…」


と、強く刺激された事。


ゆえに、主治医である二代目開業医に


「なぁ? 桜見物に松崎経由で鹿児島に行かないか?」


と、相談したところ


「お? 良いねぇ…

 その時期なら1週間ぐらい出張出来るんだ 俺」


と、快諾を貰い 慣例により、バイト学生以来の仲間達に声をかけたところ「気の弱い弁護士」と「一級建築士の資格を持つ詐欺師」も参加する事になり これまた慣例に従って「春の旅行の幹事さん決定麻雀大会」が催され そこで大敗を喫した「二代目開業医」が 全員からの最低限の希望をふまえて 航空券等、切符の確保や宿の手配をする幹事の役目に就任した。


とはいえ、それなりの病院の院長にふんぞり返っている二代目開業医が ちまちまと自分で旅行の手配をするわけが無い。


出入りの医療器具メーカーや薬品会社の営業に


「ちょっと用事があって 一週間程、国内を旅して回ろうと思うんだ…」


と、呟けば


「院長先生、でしたら その御旅行の切符や宿の手配は 私どもが…」


と、接待攻勢が始まるわけで 二代目開業医は小生意気に指示という名のワガママを言うだけで済む。


で、プレゼンテーションに勝った某製薬会社の手配による段取りに従い 我々、4名は旅に出発した。


で、1日目は昼過ぎに東京に着き 久しぶりに4人で一緒に私の会社に行き、城代家老である専務など幹部と年度代わりの会議と称して遊ぶ。


ちなみに、バイト学生以来の友人達は基本的に私の会社の大株主であり、公務員である教授を除いて 全員が非常勤の役員でもある。


同じ様に、二代目開業医の病院の医療法人の理事や 建築士の設計会社の役員も全員が担当している。


これは バイト学生達が喫茶「職安」の常連さん達の会社や仕事を引き継いだ時からの 我々の持ち回りだからだ。


翌日、4人揃って昼前の踊り子で東京を発ち、伊豆へと向かった私達だが 私だけが そのまま蓮台寺まで移動で 他の3人は途中にある某有名ゴルフ場の予約が取れたからと言って途中下車 その後の私は


  ● 「2008年春の旅(松崎編 その1)

  ● 「2008年春の旅(松崎編 その2)

  ● 「2008年春の旅(松崎編 その3)


という記事に書いた通りだ。


さて、夜半に東京に戻った私は 他の3人とホテルで合流し、部屋に入って松崎で撮影した写真データの整理や カメラやノートパソコンの充電を行い、ついでにブログのチェックをして とっとと寝た。




翌朝、6時55分東京発なんて飛行機に乗り 鹿児島に着いたのが朝の8時半過ぎ


鹿児島での行動は レンタカーを2台借りて 1台は私と二代目開業医が「知覧」と「鹿屋」を周り、鹿児島で一泊 もう1台は弁護士と建築士が使用して その車で大分の湯布院に移動し その日は湯布院に宿泊で、翌日それぞれが松山に移動して合流する段取りになっていた。


なので、某製薬会社からの指示に従い 空港の総合カウンターで某レンタカー会社に到着の連絡をして貰い、我々はカウンターの女の子に言われた通り 空港前の「送迎車専用駐車スペース」とやらのすぐ傍の灰皿が置いてあるところでタバコを吸いながら 送迎車が来るのを待ったのだが…


そこでレンタカーを利用する客が多いらしく 次々と、ドアに派手に@@レンタカーとペインティングされたマイクロバスが送迎に現れ 次々と客を乗せて走り去っていくのだが、10分過ぎ、15分が過ぎても 我々の迎えが来ない。^^;


空港の総合カウンターの女の子の話では


「早ければ5分、かかっても10分あれば迎えが来ますよ」


という話だったのだが…


こういう時、本来は「気の弱い」弁護士が やたら短気で強気になる。

(彼は傍に 私や二代目がいると俄然強気の性格にパワーアップする傾向がある。^^;)


弁護士は携帯でレンタカー会社に電話をかけると


「ねぇ、どうなっちゃってるの?

 送迎車が来るのを かなり待ってるんだけど、いつ来るの?

 このままだと 凍死しちゃうよ」


と、文句を言う。


本人は冗句のつもりだったらしが、場所が北海道ならともかく ポカポカ陽気の春の鹿児島で凍死は無い。^^;


しかも、その冗句がスベッたらしく それから15分以上過ぎても 他の送迎車は入れ替わり立ち替わりなのに 肝心の私達が待っているレンタカー会社の送迎車だけが来ない。^^;


すると、今度は建築士が


「おい、待ってるのもつまんねぇから こっちから行こうぜ」


と、言い出し すぐ傍のタクシー乗り場へと歩き出したので 我々も後に続いたのだが…


乗り込んだタクシーの運転手さんに


「¥¥レンタカーの営業所まで」


と、建築士が言うと タクシーの運転手さんは苦笑いしながら 窓の外を指さして


「それなら あそこだけど」


指さした方向を見ると 距離にして2~3百m先に そのレンタカー会社の営業所が見える。


さすがに我々がワガママなオッサンであっても 歩いて5分もかからない距離をタクシーでってのは良識に欠ける。^^;


ゆえに、テクテクと歩いて その営業所に行ってみると…


中堅クラスの従業員が 見るからに作り笑顔を浮かべ、


「何度もお迎えにあがったんですが…」


見ると、その会社の送迎車は なんの変哲も無いワゴン車で おまけにそのワゴン車には¥¥レンタカーとか送迎車といった表記が全く無い 普通のワゴン車で、しかも 我々は その車が送迎スペースに数回現れては 他の客を乗せて走り去るのを確かに見ている。


「お客様は2名様と伺っていたものですから…」


中堅従業員は 必死に作り笑顔で いろんな弁解をするが、間違い無く なんらかの連絡ミスがあったのであろう、その作り笑顔が我々4人の不快指数を上げていく。


「お車は2台御利用なんですよね?

 御希望の条件通り 既に御用意が整っております…」


中堅従業員は(とっとと借りて、とっとと 何処へでも出かけて頂戴)と言わんばかりに 我々を車の置いてある事務所の裏手へと誘導する。


が、その用意されたと言う2台の車を見て 我々4人は固まった。^^;


1台は 誰が見ても「セルシオ」「シーマ」級の高級車(都合により車種は伏せます。^^;)


で、もう1台は 誰が見ても「ヴィッツ」「マーチ」級の1300ccクラス


「あれ? どっち(鹿児島組と湯布院組)が どっち(高級車or普通車)を使うんだ?」


と、呆然と呟く建築士(誰も それを笑えない^^;)


すると、背後から中堅従業員が


「あのぅ…

 セルシオ級を1台と 車種は何でも良いからカーナビの性能が一番良い車を一台と

 御指定を頂きましたので…」


確かに、札幌で私は二代目に


「車種は何でも良いから タバコが吸えて、良いナビを積んでる奴にしてくれ」


と、言い 湯布院組の弁護士が


「俺、ふだんベンツに乗ってるからさ ベンツ借りといてよ」


と、言っていたのは記憶にある。


それに対して二代目が


「レンタカーでベンツって 何、成金みてぇな事を言ってんだよ

 とりあえず、セルシオ級を2台 手配させたから満足して乗れ!!」


と、言い返したのを目の前で見て聞いている。


すると…


「この小さい車が 高機能ナビ搭載車?」


と、私が聞く前に 二代目開業医が


「おい、ニィチャン

 たしかに”良いナビを積んでる奴にしてくれ”とは言ったけど

 チョロQを頼んだ覚えは無いぞ?


 大体よお、車を同時に2台借りる奴が セルシオ級とチョロQ級って借り方するか?

 オマエ、その辺オカシイとは思わなかったのか?」


と、問い詰めると 中堅従業員は


「ウチのお客様は 殆どが”安くて手軽な…”と希望されるので

 逆にセルシオ級を御用意するのに 今回は熊本の営業所から回送したんです」


等と 違う言い訳をする始末。^^;


このまま放っておくと二代目がブチ切れるのは時間の問題と察し


「おい、時間がもったい無いし まぁ、良いじゃねぇかよ」


そこは大人な私が取りなして 二代目をなだめ、


「参ったなぁ… 俺、普段 ベンツのフルAMGを乗り回してるからさ

 せめて、左ハンドルで革シートにしてくれないと フィットしないんだよなぁ…」


と、小生意気な事を言ってる弁護士の尻を思い切り蹴飛ばし、痛がる弁護士に


「ほら オマエの尻の形と感覚を変えてやったから

 気にしないで その(セルシオ級)車に乗って出発しろや!」


と、優しく弁護士を諭してやり 出発する事にした。




                           (とある事情編 その2)に続く

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