2006年4月29日

自衛隊のイベントが面白い


今回は ちょっと、ある意味マニアックな話...^^;

「海上自衛隊ページェント」のホームビデオを編集しました。(約9分)

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【管理人注記】

この動画は 視聴期間が終了となりました。

御意見・御要望・御感想は 御気軽にコメントに寄せて下さい。^^


この動画は1991年7月14日に 北海道の石狩湾で行われた海上自衛隊のページェントを映したホームビデオの抜粋です。


画像を見ればお判りの通り、綺麗に晴れ上がり、波も穏やかで体験航海には最高の天気の中で 海上自衛隊の艦艇に乗っけてもらい 数時間のクルージングを楽しませて頂いたわけだが...


この時は天気に恵まれただけでは無く、通常の体験航海だと 多くても2・3隻の参加艦艇で行われるのだけど、この時は いろんな艦種(護衛艦8隻、潜水艦1隻、魚雷艇2艇、輸送艦1隻、掃海艇)が参加し、ヘリ(HSS-2B)5機やP-3Cまで飛来する まさに「お祭り騒ぎ」でありました。


海上自衛隊に馴染みの無い方には まぁ、こんな催しもあるんだ...と御理解頂けると幸い。


マニアな方には わざわざ説明するまでも無いのだけど、現実には こういうイベントがある事を全く知らない国民の方が圧倒的に多いので 補足させて頂くと... この動画に映っている艦艇の殆どは 今、現在 現役艦は数隻のみ、ほとんどが廃艦となったものばかりです。

(ゆえに、マニアにはレア画像かと^^;)



さて、常に...というわけでは無いのだが、海上自衛隊の艦艇が母港となっている横須賀、呉、佐世保、舞鶴、大湊以外の港に寄港する際に「体験航海」と称して 一般人を乗せて2・3時間のクルージングを催してくれる事がある。


これは、自衛隊という組織が積極的なPR活動をしにくい組織である事もあって なかなか、一般人には浸透しておらず、自衛隊関係者が友人・知人・親戚縁者にいないと なかなか知るものでは無いし、興味があっても どうやって調べればいいかも判らない。


実は、日本全国、いたるところに「地方連絡部(略して"地連(ちれん)")」という自衛隊の下部組織があり、


  ● 『自衛隊地方連絡部のご案内


例えば、試しに上のサイトにアクセスして 自分の住んでいる地域の最寄りの地連のサイトにアクセスし 場合によっては電話して聞いてみると良い。


航空自衛隊の飛行場のある基地や 陸上自衛隊のヘリ隊が配置されている駐屯地では ほぼ毎年一回「基地祭」とか「航空祭」というのが催されるのは その時に、街の上空を航空機が飛び交うので御存じの方も多いが、陸上自衛隊の「駐屯地」でも「駐屯地祭」とか「開隊~周年記念」と称して 駐屯地内を一般開放し、訓練展示や 戦車やヘリの体験搭乗というイベントもやっている。


しかも、規模の大きい駐屯地では 祭りの規模も大きく、模擬戦闘とか空砲実射とか 戦争が起きなければ見れないシーンも拝めるのだ^^


 例)『札幌地連管内のイベント案内


こういう言い方は 現職自衛官諸氏には非情に失礼ではあるが、「暇を持て余しているが、行楽地に出かける金銭的余裕が無い」とか、「これといって 面白そうな行楽地・施設が無い」「ありきたりな遊園地やテーマ・パークには飽きた」とか言う人は 自衛隊のイベントって基本的にタダだから^^; どんどん利用すると良い。


結構面白いんだ コレが^^ 例えば、札幌近郊で近々実施されるイベントを挙げると...


例)航空自衛隊の場合


「千歳基地航空祭」

・日 程:平成18年 8月5日(土)

・場 所:航空自衛隊千歳基地(千歳市平和無番地)

・内 容:ブルーインパルス曲技飛行 F-15機動飛行
     米空軍F-16アクロバット
     各種航空機(陸、海、空、海保、米軍機)地上展示
     戦闘機、救難機、政府専用機などの展示飛行 装備品地上展示
     各種イベント(スタンプラリー、音楽演奏など)
     ※都合により変更される場合があります。

・臨時シャトルバス運行(有料:JR千歳駅~千歳基地)

・当日、会場は大変混み合います。お車での来場は避け、
 お越しの際は、公共交通機関をご利用ください。


例)海上自衛隊の場合


洋上展示訓練マリン・フェスタ「いしかり」

・日 程:18年7月29日(土)及び 30日(日) 

・場 所: 小樽港及び石狩湾新港

・艦艇名: 未定 

・内 容:一般公開(艦内見学)及び体験航海


例)陸上自衛隊の場合


「第7師団・東千歳駐屯地創立記念行事」

・日 程:平成18年 5月28日(土)

・場 所:東千歳駐屯地(千歳市)

・内 容:駐屯地開放 記念式典、パレード、模擬戦、美術展
      戦車試乗、装備品展示等




イベントの内容によっては


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こんな場面や


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こんな場面を目の当たりにする事が出来る。


映画のサラウンド等が いかに発達したとは言っても、実際のヘリのローター音や 戦車の主砲の腹に響くような音を味わってみるのも一興だ。


で、軍事話には興味の無い方に 特にお奨めしたいのは自衛隊の組織下にある、各種音楽隊の演奏会である。


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特に、陸上自衛隊の中央音楽隊をはじめとする 各総監部の音楽隊や海上自衛隊の総監部所属の音楽隊の演奏は へたな交響楽団なんかよりも、レベルは上(実際に音大出の隊員が多い)だし、音楽隊の性格上 堅苦しいクラシックでは無く、マーチ系の選曲が多くて達者なのは言うまでも無い。


しかも、この音楽隊が演奏する「君が代」は 国内最高と断言する。


なので、「威風堂々」「星条旗よ永遠に」「軍艦マーチ」... という曲や「スター・ウォーズのテーマ」等、映画のサントラあたりの演奏は すこぶる良い。


ちなみに、過去、私が聞いたもので 心の底から感動したのはゲーム音楽の「ドラゴン・クエストのオープニング曲」である。


なんかね、勇壮な音楽に包まれて旅に出ようと思ったよ^^;


尚、上記の様なイベントの中には 事前に予約・申し込みの必要なものもあるので、上記地連に確認すれば良い。



一応、動画と、その中の艦艇についても補足しておくと...


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護衛艦「ゆうぐも」(動画内には 同型艦が他に2隻映っている)


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護衛艦「いしかり」

(動画内には準同型艦「ゆうばり」も映っている)


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輸送艦「ねむろ」


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護衛艦「ひえい」


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たかつき型護衛艦「きくづき」

(動画に映っている艦は艦番不明のため上の画はイメージです)


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HSS-2B型 対潜哨戒ヘリ


さて... ホームビデオで手ぶれ満載画像のため 判り難いと思うけど...


この動画の 注目点は


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この潜水艦の 潜舵の上に立つ海上自衛官3人


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魚雷艇の艇尾に並んで立つ海上自衛官4人


世界の海軍で共通の「登舷礼式」と言い、艦が擦れ違う時、もしくは入出港する時に 擦れ違う相手の艦や、入出港する港に対して敬意を示す儀式なのだが... 潜水艦の潜舵の上とか 高速で走る魚雷艇の艇尾で この様にビッと微動だにせず立っている大変さを想像するがいい


こんな姿を見せられると 私は、ここに立っている海上自衛官達の海軍魂というか、海の男の心意気に感動せずにはいられない。(ToT)


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上の画は やはり、この日のページェントに参加した掃海艇なのだが...


奇しくも、この動画を撮影した1991年とは ペルシャ湾に掃海部隊を派遣した年でもある。


で、この上の画の掃海艇と同形の艦が数隻、派遣部隊に加わっている。


で、何が言いたいか...と言うと 海上自衛隊の艦艇とはいえ、このクラスの船は掃海という主任務もあって 磁気機雷に反応しない為に木製もしくは強化プラスチック製で もともと小型であり、単艦だけ見ると判りにくいが 下手なマグロ漁船よりも小さいのである。


そんな船に 赤道を南下させ、インド洋を抜けて、はるばるペルシャ湾まで行かせた... それを想像してみると良い。


大型の豪華客船の旅では無い。


任務の重さもさる事ながら、昔ながらのアドベンチャーみたいな真似をこなした乗員達には 心の底から敬意を表し、心情を察したいとと思うばかりだ。


そして、最期に...


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HSS-2BとP-3Cのパイロット 特にヘリのパイロットの技量と心意気も称えたい。


見て判る通り、低空を飛び抜けていく様は 本当に圧巻だったのだ。


しかも、海中に吊り下げ型のソナーを下ろし 海面上10数mの高さに ビタッと微動だにしないホバリング(空中停止)しているヘリの その10数m上を飛び抜けていくP-3C(対潜哨戒機)


それなりの速度で進む護衛艦の後方から 海面、数mの高さを通り過ぎていくヘリ...
 

こういうシーンはね 映画やドラマで見るよりも 生の迫力は全然違う。


自衛隊風に言えば「練度・技量の高さも極めて良好、かつ、その意気や良し!!」なのである。^^


それを、タダで楽しませてくれるのが 自衛隊のイベントなのだ...という事を言いたかったんだ。^^



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