2012年8月12日

神隠し真珠郎


2005年に放送された「金田一耕助シリーズ 神隠し真珠郎 呪いに消えた一族」が先日BSで再放送されていたのを録画したので見た。



神隠し真珠郎

横溝正史の小説の中で このドラマの原作とされている「真珠郎」はオカルト系の傑作なんだけど、実は「真珠郎」は金田一耕助シリーズではない


しかしながら、原作の物語展開を考えると 映像制作者が金田一耕助を登場させたくなるのは理解が出来なくはない。


神隠し真珠郎

神隠し真珠郎

神隠し真珠郎

神隠し真珠郎

神隠し真珠郎


家系図、洞窟… 風味は金田一耕助シリーズと言えなくも無いからね


でもね、このドラマはクソだ


神隠し真珠郎


真珠郎という人物の雰囲気などキャラ設定の都合の良いところばかりを利用しただけで、「真珠郎」という原作本の中身を全く度外視した いかにも映像制作者が犯す愚劣な代物にしか過ぎない


78年版のドラマシリーズの中で「真珠郎」に金田一耕助を登場させた創りのものがあるが、それは原作の面白さをそれなりに映像に引き出しており評価出来るものだったと記憶している。


聞くところによると、その78年版「真珠郎」は近々BSで再放送されるというので再見するのが楽しみだ。


が、古谷一行の金田一耕助シリーズは1977年と78年に制作された連続シリーズの後に 1983年以降、年に1・2本の割合で2時間ドラマ形式のものが制作され この「神隠し真珠郎」は その35本目であり、古谷一行シリーズとしては今のところこれを最後にその後の制作・放送されていないわけだが このドラマの出来を見る限り、むしろこれを最後に横溝原作には手を出さないで欲しいと思う程の為体だもんね。

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