2015年12月21日

花燃ゆ


2015年大河ドラマ「花燃ゆ」について語っておく。





花燃ゆ


花燃ゆ

「井上真央」


花燃ゆ

「原田泰造」


花燃ゆ

「小島藤子」


花燃ゆ

「宅間孝行」


花燃ゆ

「黒島結菜」


花燃ゆ

「津田寬治」


花燃ゆ

「江口のりこ」


花燃ゆ

「田中麗奈」


花燃ゆ

「尾上寛之」




いろいろと賛否両論あるようだけど 私としてはこれが時代背景とかテレビドラマにありがちな実在の人物・団体等とは一切関係ありません的なドラマだと思えば そこそこ楽しめるドラマだったとは思う。


しかしながら、これを大河ドラマとして評するならば「クソ」の一言に尽きる。


まず、「井上真央」ヒャッホイとしては このドラマの主人公である「杉文 → 久坂文 → 久坂美和 → 楫取美和」なる人物は わざわざ井上真央が演じずとも、それなりに演技力のある女優であれば誰が演じても大差なかったんじゃないのか?と感じている。


と言うのも、この主人公のモデルとなった女性は 歴史的に知る人ぞ知るという人物なのかもしれないが、舞台となった長州や群馬とは殆ど縁の無い例えば私の様な道産子にはどんな人なのか知る由も無いわけで 例えば、「淀君」とか「北の政所」の様にいろんな歴史小説に描かれてきた人物であれば それらの本を通して何らかのイメージがあるけれども、この主人公に関してはそういうのが一切無い。


へそ曲がりの穿った見方をすれば この人物を主人公に据える事で兄である吉田松陰や夫だった久坂玄瑞など 幕末から維新後にかけての長州藩を描くのにはちょうど良い的な存在として大河ドラマを描きやすく 人物像はそれほど知られていないところを利用して井上真央が演ずるならば「花より男子」の「牧野つくし」をアテ書きしちゃえばいんじゃね? ...な匂いがプンプンする。


その証拠かどうかは判らないが、この「花燃ゆ」は全体を大きく3つのパートに分けて見る事が出来、名目上は井上真央が演じた女性が主人公のようでいながら 最初が「吉田松陰」、そして「久坂玄瑞」と「高杉晋作」、それに「楫取素彦」が主人公のパートという風に


なんかね、それぞれを演じた伊勢谷友介、東出昌大、高良健吾、大沢たかお達のそれぞれの女性ファンを当て込んで数字を確保しよう...みたいな姑息な計算の匂いまで漂うんだけど、今回の制作者達は肝心な事を忘れている。


それは、これは大河ドラマだという事。


要するに、歴史上の人物や出来事にスポットを当てて じっくりとドラマとして構成する為に1年間を通してほぼ全50話という長尺で描くもの...と 私は期待しているのだが、どうやらそうでは無かったらしいから 私には期待外れのクソになっちゃったんだな


これはあくまでも私の個人感なのだが、このドラマが製作されるという話を耳目にした時に もしかしたら幕末から維新後にかけての長州人がどうだったのかを ようやく垣間見れるかなと期待していたのだ。


怒られるのを覚悟で正直に言えば、「吉田松陰」「久坂玄瑞」「高杉晋作」「桂小五郎」等々 いろんな歴史小説に登場しているから名前ぐらいは私でも知っているけれど、どうも私には薩摩藩系の人々に比べ 小物感、姑息な人物みたいなイメージが定着していて そういう人々が明治政府初頭に何故要職に就けたのか腑に落ちない点が多すぎる


もちろん、それは長州と縁の薄い生活を私が過ごしてきた事も大きな原因であろうし、私がこれまでに読んできた数多の歴史小説が長州蔑視な記述が多く偏っていたものが多かったのかもしれない


であるが故に、「なるほど、桂小五郎という人は それなりに立派な人物だったんだな」って感じで 久坂玄瑞や高杉晋作、そして吉田松陰に関しても納得してみたいと願っていたんだけど この「花燃ゆ」ではどの人物も描き方が薄く、モヤモヤ感ばかりで期待外れだった。


コメント(5)

大河ドラマを1話も見なかったのは久し振りのことです。
なのでこの番組に対して意見する資格はございません。
が、ブタネコさんはじめ、周りの感想を漏れ聞く限り、「まあ、時間を無駄にせずに済んだかな」と勝手に納得しております。
来年の「真田丸」には期待してます。
真田太平記は大河・原作ともに大好物です。
当時の主役が草刈正雄だったことも感慨深く、ブタネコさんから「クソ」とよばれないようなドラマに仕上がっていることを切に願ってます。

こんばんは。
私は以前、このドラマが始まってすぐに、甚だ勝手な意見とお願いをブタネコさんにしたことがありました。
なので、最終回まで見て、もしかしたら、ブタネコさんのクソ判定レベルがひどければ、3年後くらいに「そういえば」と言う状況になるかな?とうっすらと考えていたので、早い段階でご意見が聞けて良かったです、私の為ではないでしょうが、御礼申し上げます。
そして、少なくても、あまたのただの批判と違い、ちゃんと見てくれて、その中で理にかなったご意見を聞けて本当に嬉しいです。私も真央さんヒャッホイとして、ブタネコさんの仰るような内容だったならば、救われたのにと思っております。
某局には真面目な内容にしてくださいと始まる前にメールしたこともありましたが、かないませんでした・・
ブタネコさんの「クソ」の表現には何段階かあると勝手に感じていて、文章からは吐き捨てるクソ感がなかったのが、救いです(笑)

もう少し、使う側も役者の固定観念で使うのはやめて欲しいし、様々な役で出演させる事が出来ない事務所に疑問を感じています。


★ たれくま さん


>真田太平記


実は新田次郎の「武田信玄」と「武田勝頼」を読んだ時に「真田幸隆」と「真田昌幸」にシビレまして 池波正太郎の「真田太平記」を愛読するに至った経緯がありまして 私も来年の大河には大いに期待しているのですが、最近の三谷幸喜脚本には少々疑問を感じているので それだけが心配です。


★ 祐 さん


御連絡するのを忘れてました ごめんなさい。^^;


>文章からは吐き捨てるクソ感がなかったのが、救いです(笑)


たしかに私の「クソ」表現には段階がいくつかあり、これは吐き捨てるほどの出来では無かったとも感じております。^^;


でも、クソはクソです。


あくまでも個人感なのですが、私はタレントがドラマや映画に出演する場合に 役柄がアテ書きされるのは「アリ」だと思っておりますが、その場合、絶対条件として原作の無いオリジナル脚本であるならば です。


それに対して俳優は 脚本や演出もさることながら、原作のあるものであれば 演じようとする人物の原作における人物描写を演じる事こそが役者の義務だと思っております。


ゆえに、何かのドラマや番組でハマったからといって 別のドラマや映画でもそのキャラをアテ書きの様に演じるのであれば それは役者の仕事でも無ければいち視聴者として評価する値は無いとも考えており、今回の「花燃ゆ」の主人公の人物像は「つくし」にしか見えずアホかと感じましたので 思ったままを述べた次第です。


仮に「井上真央」が女優であるならば もっと違った人物像を演じて見せて欲しいし、それが出来る人だと信じてもいるだけに ハマった役柄ばかりを求め続ける制作者達や それで良しと事務所が考えているのであればアホですね


忘れてたんですね(笑)いいです、気が向いたらとお願いしていたので、想定内でしたから大丈夫です、ありがとうございます^^

最初から制作サイドはイケメン大河とかいってましたからね・・どうして彼女を使う人たちは、あのドラマをイメージして作るんだろうと思います。

八日目や白ゆきでを見ていて、この路線でと思うと、また引き戻される・・
私も彼女はもっと色々演じる事が出来る人だと思っています、なので、今回、少女から大人の女性へと成長はしていたと感じているし、最後の方は随分と演じ方が違ったように思いました。

同じ監督の主役をやってる、大女優さんもいますが、私はそれなりの年齢になる分、どんな小さな役でも、いい監督さんや力のある俳優さんの脇でいい演技をしていく彼女を見ていたいです。

堺さんや堤さんと共演できたらいいのにな~と、ずーっと思ってるんですけどね(笑)
彼等と共演で来た女優さんを見ていると、心底思います。

★ 祐 さん

>脇でいい演技をしていく彼女を見ていたいです。

もの凄く同感です

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