2015年12月29日

赤めだか


12月28日に放送されたSPドラマ「赤めだか」を見た。





赤めだか


あくまでも個人感だが、私は立川談志という人が嫌いだった。


もちろんそれは直接御本人と面識があって...という訳では無く、TVやラジオや雑誌で立川談志本人が語るのを見聞きした事での判断であって であるがゆえに、実際の人となりをちゃんと見知っての判断では無い。


ただ、私は立川談志の落語はもの凄く面白いと感じていたし 実際に何度も寄席に出かけた事もある。


つまり、立川談志の落語は金を払って見せて貰うだけの価値を大いに認めていたけど、落語以外の語り、特に彼が一時期国会議員だった事も含めて 彼が語る政治感といったものには全く同感できないことの方が多く 率直に言って


「余計な事を語らず 落語だけをやってくれ」


と反感を抱いてもいた。


だって、折角落語を味わいたくて出かけたのに 延々と政治や他の誰かの話ばかりで肝心な落語を聞けなかった事が一度ならずあったからね。




さて...、


たまたまなのだが、このドラマの原作となった「赤めだか」という本を 私は4・5年前に読んだのだが、その時に感じたのは「立川談春」という落語家の噺をそれまでに私は聞いた事が無く、一度聞いてみたいなぁ...という事だったのだが、それも今に至るまですっかり忘れて 未だに一度も聞いていない。


赤めだか

「寺島進」


赤めだか

「清野菜名」


赤めだか

「ビートたけし」


なかなか練られたキャスティングで面白かったが、特筆すべきなのは


赤めだか

「新井浩文」だった。


わりと最近見た映画やドラマにおいて 彼は風変わりなボクサーや腹にイチモツ持った会社員、それに何を考えているのか判らない不気味なヤクザなどをそれぞれ好演していたが、このドラマでは生真面目な男をまた好演しており 演技の幅にただならぬモノを見せつけられた。


それと...


しつこいようだが、あくまでも個人感で他人が見たらたぶんどうでもいい様なワンカットなのだが


赤めだか


終盤にあった上のワンカットが私を思いっきり刺激した。


これって、立川談志を演ずるたけしが三本締めをしようとする姿なのだが、まず感じた事は背中に漂う貫禄みたいなモノ


それと、私が少し写真撮影を囓っているので それ風の事を言えば 背景の観客達のボケ具合と被写体であるたけしのシャッキリ感がとても絶妙で 俺、こんな写真が撮りてぇ...と ついつい網膜に焼き付いたんだな


もちろん、私が撮りたいのは自衛隊の飛行機や戦闘車両や艦艇なのだが ただその物だけを撮るのでは無く 背景との絡み方にもっと拘ってみたいな...と。


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