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2015年01月03日

● 雑感(1月3日)


昨年末の事。




クリスマスを過ぎて世間は年末気分に突入した頃、私は私の主治医であり、入院している病院の院長でもある『二代目開業医』と呼んでいる中学以来の悪友から


「あと数日で亡くなりそうな患者さんが二人居るんだ

 知っての通り、オマエ(私)の病室の向かいの病室はアレなんで

 なんだったら、正月明けまで自宅に帰ってくれないか」


と、やんわりと帰宅命令を受けた。


まぁ、あまり他言すべき話では無いのかもしれないが それなりの規模の病院には 「ヘヴンズゲート」とか「エンゼルミート」なんて隠語で呼ばれる病室があり、私が入院している病院では 私の病室と廊下を挟んだ向かい側にある病室が その部屋。


要するに、癌の末期で いよいよ危篤になってしまった患者さん専用という意味で「天国の入り口」とか「天使との待ち合わせ場所」なんて隠語で呼ばれるわけだ。


まぁ、そういう存在に関して色々と御意見もあるだろうけど ひとつには臨終を看取ろうとする患者の家族のケアという意味と 他の患者に対して”入院患者の臨終”が与える精神的負担などを考えると こういう対処も必要不可欠という事でもある。


以前、私がプレイステーションでオンラインゲームに熱中していた頃 真夜中にスカイプのヘッドセットで他のプレイヤーに対して


「チクショウ! あの野郎、次に会ったらぶっ殺してやる」


と、吠えていた時に 廊下の向かいの病室では 今まさに旅立とうとしている患者に家族達が


「お父さん 死なないで!」


「パパ 頑張って」


と声をかける今際の際の状況が起き それぞれの病室があるフロアの担当の看護師達が そんなシュールな状況に


「なんだかなぁ…」


と、滅入る事態が発生した為 それ以降は総師長か院長が私に対して


「数日、自宅療養してくれる?」


と、要請する様になり、私は黙ってそれに従うというシステムが生じたわけだ。


が、まぁ、そんな事はともかくとして…


唐突な話で恐縮だが 私は子供が嫌いである。


特に、3歳ぐらいから小学校低学年ぐらいまでの幼児が嫌いなのである。


何故、嫌いなのかその最大の理由は 私は幼児に対する対処の仕方に自信が無いからだ。


例えば、私はお世辞を言うのが嫌いである。


ゆえに、子供相手に


「あぁ、上手だねぇ」


とか、


「偉いねぇ」


なんて、いわゆる「褒めて伸ばす」の拡大延長みたいな対処の仕方が私には出来ないんだな


しかも、へそ曲がりで偏屈ときてるから 仮に幼児の描いた絵を見て


「描写に今ひとつ説得力が欠ける」


なんて事を平気で言ってしまい その場の空気を悪化させた事は枚挙にいとまが無い。


で、それは私自身の二人の孫娘に対してもそうであり、いや、孫だからこそ それ以上に周囲から見ればより辛くあたっているそうで 二人の孫娘の親、そう私にとっては二人の娘達は気が気じゃ無い


二人の孫娘達が まだ言葉もロクに話せず、よちよち歩きの間はさすがにそういったトラブルにまでは至らずに居たが、ちょこまかと歩き回り よくありがちな「~って何?」とか「一緒に遊んで」とか「本を読んで」なんて話しかける様になると 当然、それは私にとって鬱陶しく 私にとっては期限が悪化し、ともすれば私の病状に良くないと判断されるに至るのも当然の事


ゆえに、私は出来るだけ孫達とは顔を合わせない様に心がけているわけで その結果、自宅で過ごす時間が減った


で、それとは別に 昨年の春以降、我が家においてはウチの嫁の御意向で自宅内の大がかりなリフォームが段階的に実施された事もあって 私は風呂に入りに帰宅する以外では自宅で過ごさずにいたのだが…




年末の院長からの依頼で 久しぶりに自宅に帰宅したところ、予定されていたリフォームの全ては終了しており、その作業のひとつの結果として 私の書斎と倉庫と家族から呼ばれている私専用の作業部屋(オンラインゲームに興じたり、本やDVDを保管している部屋)のドアに鍵がつけられた…というか、鍵付きのドアにドアごと交換されていた。


それは、好奇心旺盛な孫娘達が私の留守中に 私の部屋に侵入し、器物を壊したりイタズラをする恐れが高まった事に対して 私よりもウチの嫁が


「アナタ(ブタネコ)の部屋で あの子達が遭難して怪我でもされたら困るじゃない?」


という事で行われた処置であり、私もそれに合意はしていた。


でも、交換されたドアを見て 私は不可解だった。


だって、私はドアのノブが鍵付きの物に交換されるだけぐらいに考えていたのに 結果は「ドアの扉」そのもの全体が交換されていたからだ。


嫁はそんな私に一本の真新しい鍵を差し出し


「書斎と倉庫のドアの鍵はわざわざ同じ鍵で開け閉め出来る様にしておいたの 便利でしょ?

 あ、それとスペア鍵は大家の私が持っているけど、鍵は無くさないでね」


「大家の」という発言がチクッと私に刺さり、


「バカヤロウ、リフォームの費用は俺の稼ぎを使ったんだろ? 

 にも関わらず、オマエ(嫁)が”大家”ってどういう事だコノヤロウ?」


と、心の中で叫んだが もちろんそれを声に出しては言えない私。


「まぁ、それはいいけどさ…

 ノブだけかと思ってたんだけど ドアごとってのは大がかりすぎないか?」


と私が精一杯の不満を込めて問うと


「大工さんに相談したら ドアって統一規格のパーツ物だからドアごと替えちゃった方が

 手間も費用もそんなに変わらないって言われたのよ ダメだった?」


と、嫁


「いや、それは判らなくも無いんだけどさ なんか、このドア 変じゃないか?」


「え? 何が」


「始めに見た時に なんか違和感だったんだけど、そのドア 変な物がついてるんだけど…」


「変な物?」


「そう、ほら、ドアの真ん中、ちょうど目の高さぐらいにあるポチッとした…」


「あぁ、のぞき穴ね 便利でしょ?

 夜、部屋の中の明かりがついているか否かで アナタがいるかどうかが判るもの。

 それに、中にいるアナタだって誰か来たら ドアを開けなくても中から覗けば判るでしょ?」


「…って、その「のぞき穴」もわざわざつけたのか?」


「それは わざわざなんて付けないわよ 最初からついていたのよ」


落ち着いて考えてみれば、もう既に交換されてしまっているドアの文句を言ったって 今更どうなる物でも無い。


ましてや、ウチの嫁相手にこんな会話を続けていたら 何かをキッカケにプチッと嫁が切れてしまい それが私にとって最悪の状況になりかねない。


ひとまず私は さも満足げに頷き、書斎に入ったのだが…


部屋に入って そのドアをよくよくと眺めたら、ドアの内側には どう見てもドアーチェーンのガイドレールとおぼしき金具が備わっている


「あぁ、これって ビジネスホテルとかのドアのパーツじゃん」


成る程、そういう手を使ったのか…と、私は気づいた。


ただ、折角ガイドレールがあるのに そこにはめる為の塊のついたチェーンは付けられていない それが、なんか私には画竜点睛を欠く様に思えて落ち着かない。


なので、その後 買い物ついでに出かけた私はホームセンターに行ってみると 案の定、それ用の塊付きチェーンがパーツとして売られており そばにはホテルなどでドアノブに下げる「Don't Disturb(起こさないで下さい)」カードもあったのでそれらを買って帰り、早速 電動ドライバーを駆使してチェーンを設置し、ドアの廊下側のノブに「Don't Disturb(起こさないで下さい)」カードを下げておいたところ…


「ナンなのよコレ?」


と、もの凄い勢いでドアを開ける嫁 


と、その勢いに負けて”ガギッ”と激しく鈍い音を立てて根元のねじ穴ごと引き抜かれたドアチェーン


そんなドアチェーンを少しの間、さらに「何コレ?」と見つめる嫁


そして、


「どこか行って帰ってきたと思ったら わざわざこんな物を買ってきて、しかも取り付けましたわけ?

 そんな暇があるのなら、年末なんだから煤払いとか大掃除でもしてくれる?!

 しかも、「Don't Disturb(起こさないで下さい)」カードってどういう事?

 ここはアナタにとってホテルで 私はそのホテルの掃除係扱いって事?」


と、怒る嫁


「だって、そのドア まさにホテルのドア用のパーツだろ?

 だったら、それ風にインテリアをコーディネートした方が…」


それに対し


「アナタ、馬鹿でしょ? このドア、よく御覧遊ばせ

 このドアって、内開きなのよ? しかも、開く側は壁だから チェーンを張っても隙間から

 外なんか見れないでしょうよ?

 ドアを付ける時に、大工さんが試して これじゃ意味無いねって事で敢えてつけなかったのよ


 ホント、アナタ 馬鹿でしょ?」


返す言葉が無かった。


と、同時に 内開きに気づかずチェーンをわざわざ付けた自分の情けなさに凹んだ。


そんな私と嫁のそばにいつの間にか孫娘が二人とも来ていて


「おジィちゃん 馬鹿なんだって」


「お爺ちゃんの バカ」


「バカバカバカバカ」


「アハハハハハッ」


と、キャッキャッとはしゃぎはじめ それがいちいち私の気に障ったので つい私は


「うるせぇ! あっちに行け!」


と、怒鳴ってしまい 孫娘達は「フェ~ン」と大声で泣きだし、それぞれが居間の母親達の方へと逃げる様に走って行った。


そんな状況を呆れた様にウチの嫁が


「アナタはただの馬鹿だけじゃなくて、鬼ね、鬼馬鹿ね」


そう言われて、私はこのクソブログのタイトルを「オニバカのトラウマ」に改名しようかと真剣に考えるほど凹まされたのだった。


それが、昨年末の出来事だ。


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

年末の顛末記…
ブタネコ(オニネコ?)ワールドは甘美な世界ですね
我が家では物静かな、ともすれば何か御不幸でも?
といった年末でした…
私も普段から子供にはいいか悪いか別にして怖い存在だそうで
何か怒らせるともの凄くなるんじゃないかと思われています
年始回りの時も子供等は緊張しているのがこちらからでもわかるほどでした^^;
内情は嫁に言われると凹む弱いおっさんなのに…
息子が大きくなったのでその実情を知ったのか
態度が横柄になったので
大魔神の如く強く指導してからは大人しくなりました
やはり、大人は怖い存在…そしておちゃめな部分がないとね
そう思います
今年もまだまだと身体をいたわりつつ
よろしくお願いします

平成の27年問題…
私も自戒を込めております
賀状をあやうく数十枚ダメにするところでした


snow431 拝

★ snow431 さん

あけましておめでとうございます。

>内情は嫁に言われると凹む弱いおっさんなのに…

御心中お察し申し上げます。

今年もどうかよろしくお付き合いの程を心よりお願い申し上げます。


【※注意!!】

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