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2014年12月17日

● やっぱ、この時期は『クリスマスイブ』を聴かないと


気のせいか、私にとってこの冬は寒そうだ。




神様なんてクソ食らえと思っている。


だから、「バレンタイン」とか「クリスマス」なんて神事もクソ食らえだと思っており、最近では「ハロウィン」まで日本の風習に組み込まれそうな雰囲気にクソ食らえだとも思っている。


ゆえに、クリスマスがらみのファンタジーって 私は本当は好きじゃ無い。


かつて、JR東海の「クリスマス・エクスプレス」のCMで山下達郎の「クリスマスイブ」が12月の中頃からTVで盛んに流れ それを契機にクリスマス気分に突入する時期が合った。


その時代を過ごした者ならば 今でもそれは後遺症の様に残っているんじゃなかろうか? 少なくとも私はそうだ。


先述した様に「クリスマス」はクソ食らえだと思っている私ではあっても JR東海のCMのシリーズは大好きで傑作だと思っている。


離れて暮らす恋人が久しぶりに再会する… 出演した女優たちの仕草が微笑ましく、惹き込まれたからだ。


私は個人的に遠距離恋愛をした事は無いが、互いが大学卒業して間もなく結婚し、数年の社会人生活を東京で過ごしていたが 私の嫁は妊娠が判明するとほぼ同時に会社を辞め、郷里である札幌の実家で出産するんだと言い、私の両親や嫁の両親もそれを全面的に支持した事から その時の私は東京に置いてけぼりの単身赴任状態で… 


その年のクリスマスイブ 私は会社規定の年末年始の休暇に 今なら確実に労基法で過剰労働を問われるぐらいに貯まりきっていた有給や代休を加味させて貰った長期休暇を札幌の実家で過ごす為に羽田から飛行機に乗って千歳空港にいた。


同じ様に羽田から移動してきた乗客達の殆どはクリスマスから年末年始にかけて北海道で過ごそうとしているツアー客が半分以上 年末の帰省客らしい乗客もちらほらとは見かけたが、それのピークには数日早く目立つほどでは無かった。


到着ゲートの手前、手荷物のコンベアが動きだし 預けられた乗客達の様々な手荷物なが乗っかって流れてくるのを他の乗客と一緒に眺めながら 私は私の手荷物が流れてくるのを待っていた


で、しばらく待っているとコンベアの上に真っ白で巨大なシロクマと色違いの真っ黒のクマのぬいぐるみが2頭ドンと並んで座って流れてくるのが見えた。


それは人間の幼児よりもはるかに大きなクマ それが2頭だ。


1頭は既に嫁のお腹の中にいる我が子の為に もう1頭は、なぜか最近妊娠が判明した私の妹のお腹の子の為に私が東京で買った物だ


一度はそれらを小包で送ろうかとも考えたのだが、お土産の様なプレゼントを荷物として別に送るのはなんか納得出来ず、通常であれば手荷物として持ち歩くバックを宅配便で送り 大きさの割に重量は然程でもないぬいぐるみを左右の脇にひとつづつ挟んで持ち運ぶ事を私は選択したのだ


だから、コンベアの前に自分の荷物を待ち並んでいる密集を


「ごめんね」


と掻き分けて 2頭の熊をそれぞれの脇に挟んで到着ゲートの出口へと向かう私を 周囲の乗客や係員が奇異な表情で見つめているのをものともせずに 出口の係員に手荷物の半券を渡して千切って貰いゲートの外に出た。


思いの外、混雑したロビー歩き 千歳空港のターミナルから国鉄南千歳駅へと通じる連絡通路に差し掛かると それまでの暖房で暖められた空気から ほとんど外気温と同じ通路内の温度に一瞬で冷やされ


「あぁ、俺は北海道に帰ってきた」


という実感に包まれたんだよね…


その後、熊を2頭脇に挟んで帰宅した私を 嫁や妹は最初は爆笑 やがて感心しながら


「恥ずかしくなかったの? そんな格好で空港や駅を歩き回って…」


と。


自分で言うのもナンだが、私は子供の頃から変に度胸だけは据わっていたとは自覚している


が、さすがに学生の頃の私は 巨大なぬいぐるみを抱えて飛行機や汽車に乗るのは気恥ずかしくて出来なかっただろう


でもね、その時は全く何の意識も無く東京から札幌まで抱えて移動して見せ 嫁や妹から指摘されて初めて


「俺、すげぇ」


と、自分に感動した。


そんな私に嫁の父親が


「我が子んためなら 周囲の目なんぞ気にせんようになる、

 そいが子供の親になる気構えっちもんたい キサンも胆だけは座ったっちゃねぇ」


たしか、そんな事を言ってくれたんだ。


それから10数年後、1年間の2/3を単身東京を根城に本州以西での仕事で過ごしていた私が 娘達が修学旅行で東京に寄り、ホテルで自由行動になるのを迎えに行った時の私はシチュエーションは似て非だけど 柱の陰に隠れる牧瀬里穂の様にハフハフしてたんだよな…


なんか、とりとめのない文章になってしまったが まぁ、そういう事で



お駄賃

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