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2014年12月22日

● 軍師官兵衛 最終回


大河ドラマ「軍師官兵衛」を最終回まで見通した。




軍師官兵衛


あくまでも個人感だが、父親の仕事の関係で本州や九州で過ごした経験はあるものの、それは物心がつく前で 物心がついてからの私は東北及び北海道で高校卒業までを過ごしたから、特に中高生の頃に戦国時代の歴史小説にはハマった際に「関ヶ原」とか「備中高松」とか そういった古戦場の場所ってどんなところか?と夢見たものだ。


が、そんな私ですら読み親しんだ戦国物の歴史小説って信長、秀吉、家康関連が大半だから西は備中高松で東は関東圏が 殆どのエリア。


信玄や謙信、それに伊達政宗あたりが絡んでも宮城県以南から北陸ぐらいまで


最近は手広く各地の武将が主人公の歴史小説が増えたけれども 私の中高生時には九州を舞台にした戦国歴史物は数少なく、大雑把な捉え方しか出来なかったんだな。


で、そんな数少ない九州物にあって 黒田如水の晩年のエピソードを記したものだけは別格だった。


だから、今回の大河ドラマ「軍師官兵衛」は 個人的に期待するところがあったのだが…




私はこれまでこのクソブログの中で 邦画の戦争物に関して、何故か日本の映画制作者達は兵士の姿や戦場を描く事よりも 残された妻とか婚約者とか女ばかりを描きたがる傾向が強い事を「アホか」と罵ってきた。


で、同じ様に戦国歴史物のTVドラマにも似て非なるワンパターンな「アホ」が存在しており、それは 主人公である武将に


「戦の無い太平の世を作るんだ」


と、宣言するかの如き台詞を吐かせた物は その殆どがクソドラマで終わる… というもの。


あくまでも私の主観で言うが、例えば 信長は「天下布武」と唱え 早い時点で天下制覇を目指しており、いろんな作家が信長像を描いているけれど 信長にまつわるいろんなエピソードを考えると「平和を目指していた」とするには後付けの結果論でしか無く、単に他国を従えて王になりたかっただけとしか思えず、秀吉の場合は その後を追っただけで、朝鮮出兵を考えると「戦の無い世」とは縁遠い


家康に関しては後に江戸時代へと続く世の中を興した事から「戦の無い太平の世を作るんだ」という台詞は理解が出来るが、謙信や信玄は互いに自国と隣国での争いに終始した感があるし、他の武将達は「戦の無い世」とはさらに縁遠い


でね、逆に私は人間の性格として「戦が大好き」という武将が一人や二人いても不思議じゃ無く、暴れたくて仕方が無かった者や 自らが戦場に立つのもさることながら謀略が面白くてハマっていた武将だっていたはずだとも思うのね


ところが、殆どの武将がTVドラマの主人公になると何かのタイミングで


「俺は、きっと戦の無い世の中を作るんだ」


…って叫ぶわけで それを見た瞬間に私は「あ、このドラマもクソだ」と醒めてしまうんだ。


で、この「軍師官兵衛」だが 第何話だったか忘れたが、秀吉との会話の中で


「戦の無い世を作りましょう」


なんて台詞が出ちゃったんだな


だから、私はひきました。


だって、これまでに私が歴史小説などの蓄積でイメージしてきた黒田如水は 最も、「戦の無い世を作りましょう」と言う人物像とはかけ離れていたからね


例えば、関ヶ原の戦いが行われていた時に黒田如水は九州を平定しようとしていたわけで そうする事で西軍の士気を下げ 東軍の家康有利を導く為の掩護行為だった…と言えばそれまでだけど、実際には あわよくば天下を取ろうと志した動きだったと見る向きも多く その行動を「戦の無い世を作りたい」人の行動なのか?と


「軍師官兵衛」では 関ヶ原戦後、家康との面談で家康の志を知って身を引いた様に描かれていたけど なんか私にはその流れに無理を感じ違和感を抱いた。


つまり、「積極的に乱世を終わらそうとした」のではなく、「既に天下の趨勢が決していたのを確認して諦めた」という考えの方が強かったんじゃないの?と。


ゆえに、大河ドラマの戦国物として 維新前後の歴史物よりははるかに面白かったが、内容は陳腐で賞賛すべき出来では無かった… それが私の総論的感想だ。




軍師官兵衛

「南沢奈央」が「光」役を演じてくれれば最終回までもっと楽しかったのに


軍師官兵衛

「田中幸太朗」が出演していた事に気づいていない人が多かったのは残念だ


軍師官兵衛

「吹越満」は やっぱこういう役柄にキャスティングされるんだね


軍師官兵衛

「陣内孝則」は一癖も二癖もある人物をやらせれば本当に良い味を出す


軍師官兵衛

「田中圭」の石田三成は なかなか面白かった。


軍師官兵衛

「塚本高史」の後藤又兵衛もなかなか興味深かったが、如水の没後 どのように長政と諍いになり、出奔したのかを描いてくれなかったのは残念


軍師官兵衛

鶴太郎の演技というか役柄設定は ある意味、飛び道具的な挑戦だったけど私は個人的に素晴らしかったと感じている。


それに対して


・江口洋介-織田信長

 怖さが全く感じられず、頑固な進藤先生のまんま


・中谷美紀-光

 笑ってるのか怒ってるのか相変わらず判らない


・もこみち-母里太兵衛

 どっちが槍か見分けがつかなかった


・石野真子-マグダレナ

 孝蔵主かと思い込んで見ていたが、孝蔵主がキリシタンなわけねぇし…と疑問を抱き、
 調べてみたらマクダレナだと判り「わざわざ盛り込む必要無いじゃん」と呆れる


・春風亭小朝-明智光秀

 最も問い詰めたかったミスキャスト


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