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2014年10月18日

● 出版禁止


先日、「王様のブランチ」というTV番組で紹介されているのを見ていて つい購入し読んでみた。




「王様のブランチ」という番組の書評コーナーは数あるそれ系のTV番組の中で 私が毎週チェックしているひとつ


そこで、先日


出版禁止


「出版禁止」 著:長江俊和 刊:新潮社


という書籍の特集を目にした。


その中で私が気を惹かれる最大の要因になったのは


出版禁止

出版禁止

出版禁止


この本を実際に読んだという本仮屋ユイカが


「私はこの本を友人には薦めません」


という言葉を番組内で言ったから。


まぁ、彼女の意図としては この本はとても怖い本なので その恐怖を友人には味あわせたくない…という理由だと番組内で言っていたけれど TV番組内で「薦めません」と言うのはとても希であり、奇異な事と思いつつ ひねくれた解釈としては新鮮な誘い水とも受け取れるので それに乗っかってみようかと思ったのと…


例えば、


出版禁止


「日本全国のミステリ愛好家へ。秘密をすべて解ける者、求む!」


…なんて帯の挑戦的な文言は かつての探偵小説の名作が大団円を前にして わざわざ


「読者への挑戦状」


なんてタイトルの一頁を設けて これから探偵が全ての謎を解き明かすから、その前に読者諸兄は自分で推理してみろ… と構成したのを思い起こさせられそそられたという気持ちでもあった。


で、読んでみた。


出版禁止

出版禁止

出版禁止

出版禁止

出版禁止


文章は読みやすく、本仮屋ユイカが「怖い」と感じた意味は判ったが 私としてはそれほど怖い本とは感じなかった。


で、


出版禁止

出版禁止


作者の仕掛けも全部見抜いたとは言わないが、御丁寧と皮肉りたくなるぐらいに仕掛けが陳腐過ぎて少なくともある程度の段階で状況や結末を楽に予想出来、それが故に「怖い」とは感じられなかったんだな。


ゆえに、私もこの本を他人に買って読めと薦める気は全く無い。


その理由は この本の値段が1800円(税別)と 一般的に同程度の装丁の本より高めの値段設定なのに対し 中身(ストーリー)はその値段に見合うとは思えない陳腐さである事


これがせいぜい600円程度の文庫本であれば まぁ、そんなものかとも思えるので 強いて読むのならば文庫化されてからでも充分だろ…という意味だ。













【※注意】以下の記述には激しくネタバレが含まれています。













もしかしたら、私の読解力不足が大きな原因かもしれないが…


この本のストーリー展開には 大きな欠陥がひとつある様に私には思えてならない。


それは、ルポライター・若橋呉成と新藤七緒が恋仲?・同棲?に至るプロセスに全く説得力を感じられなかった事だ。


例えば、新藤七緒に若橋を籠絡しようとする動機はなんとなく理解出来るのだが、若橋の方に新藤への恋愛感情が芽生える要素や意味には全く理解出来ない。


ひっくり返して考えてみると 仮に「『カミュの刺客』なるルポが何故出版禁止になった理由」が先に決まっていて そこへ結びつける理由付けとして描かれたのだとすれば展開描写が安易すぎる。


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