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2014年09月16日

● おやじの背中


ドラマ「おやじの背中」 全10話を一気に見た。




おやじの背中


2014年7~9月期の 毎週日曜日夜9時から「おやじの背中」と題して 10人の脚本家による一話完結形式のオリジナルドラマが放送された。


ヒットした漫画や小説を原作に 結果的には原作の良さを台無しにしたクソドラマを多く見受ける今日にあって この試みは画期的だと個人的には高く評価したい。


本来であれば このクソブログでは各話毎に感想記事(と言っても最近の殆どは手抜き記事だが)を掲示するのだけれど、この良い機会を利用してあくまでも個人的に 10人の脚本家の比較に利用させて頂こうと思い、ずっとオンタイムでは見ずに録画を溜めておき、最終話放送後に一気に見てあくまでもブタネコ的個人感で評価させて頂こうと考えた次第。


ゆえに、以下に記す内容は しつこいようだけどブタネコの私見なんで悪しからず。




おやじの背中

第1話「圭さんと瞳子さん」 脚本:「岡田惠和」


おやじの背中

「岡田恵和」の脚本って当たり外れのギャップが大きく、当たりの場合は秀作なんだけど それは確率的に「時々」なんだな

で、この「圭さんと瞳子さん」はブタネコ的には いつも通りの「ハズレ」で「田村正和」と「松たか子」というキャスティングの時点で 根強いファンには安心の一本となるのであろうけど、私的には「見る価値の無いクソドラマ」と気持ちよく唾棄する。




おやじの背中

第2話「ウエディング・マッチ」 脚本:「坂元裕二」


おやじの背中

「坂元裕二」の脚本も当たり外れのギャップが大きく、当たりの確率も「時々」


特に気をつけなければならないのは彼のシリアス物は「お涙頂戴」の仕掛けがあざとく感じる事が多い事。


で、この作品でもその「あざとさ」は見事に発揮されておりウンザリした。


が、

おやじの背中

おやじの背中

おやじの背中

「山本美月」の使い方にはそれなりの評価をしたい。




おやじの背中

第3話「なごり雪」 脚本:「倉本聰」


私にとってのバイブル的ドラマを二本と 心に残る秀作ドラマを数本書き上げたかつての巨匠も老いたな… と、残念な出来。


おやじの背中


おやじの背中


ラストの「広瀬すず」の演技が見事で騙されがちだけど、これじゃ「お爺ちゃんの背中」であって「おやじの背中」ではなく、他の作品に対して無礼としか言えない。


おやじの背中

「木村多江」

おやじの背中

「大杉漣」




おやじの背中

第4話「母の秘密」 脚本「鎌田敏夫」


おやじの背中

鎌田敏夫も老いたなぁ… と感じた。


ラストで中村勘九郎が演じる息子が号泣するんだけど、それまでの流れはそんなに号泣出来る話では無く アホかとしらけた。




おやじの背中

第5話「ドブコ」 脚本「木皿泉」


おやじの背中

さすが木皿泉だと感服した。


遠藤憲一のオヤジと堀北真希の娘がととても味があり、娘を持つ父親の一人として私は感銘を受けた。


おやじの背中

おやじの背中

おやじの背中


おやじの背中

「谷村美月」




おやじの背中

第6話「父の再婚、娘の離婚」 脚本「橋部敦子」


おやじの背中


橋部敦子の脚本は地味めが多いんだけど、同時に隠れた秀作も少なく無い。


おやじの背中

おやじの背中

おやじの背中


今回のこの作品では「尾野真千子」と「國村隼」という親子設定が 尾野真千子のデビュー作「萌の朱雀」を彷彿とさせヒャッホイ心を大いに刺激された。




おやじの背中

第7話「よろしくな。息子」 脚本:「山田太一」


おやじの背中


いかにも「山田太一」の脚本という感じのドラマで可も無く不可も無く かつての山田作品は心に残るものが多かったが、昨今の作品同様 近い将来、見た事も内容もきれいに忘れてしまうだろう




おやじの背中

第8話「駄菓子」 脚本:「池端俊策」


おやじの背中


これまたいかにも池端俊策らしい出来のドラマだが、所詮それまで


大泉洋の演技は悪くなかったが、人物設定に疑問が拭えず感情移入出来なかった。


おやじの背中

「塚本高史」




おやじの背中

第9話「父さん、母になる!?」 脚本:「井上由美子」


おやじの背中


井上由美子のドラマって その時々でプロデューサーの希望に沿った脚本を無難に仕上げるひとなんじゃないかと私は勝手に決めつける。


と、同時に そのドラマが視聴者に何かを考えさせたり、心に残ったり、琴線をかき鳴らす事も殆ど無い。


このドラマもいかにもありそうな設定を無難にしあげているけれども、見終わった時に「で?」と突っ込みたくなるのも同様に。




おやじの背中

第10話「北別府さん、どうぞ」 脚本:「三谷幸喜」


おやじの背中


このドラマは当初、「市村正親」が演ずるところ急病により「小林隆」が代役に起用されたそうな


で、あくまでもブタネコ的個人感で率直に言うが「市村正親」には大変申し訳ないが「小林隆」が親父を演じた事が結果的に良かったと感じている。

その理由としては 私は「市村正親」は「役所広司」や「吉田鋼太郎」と同様、演技に熱を帯びるとドラマや映画の芝居ではなくなり、一人舞台役者になってしまうという大きな欠点を抱えており、それがコメディであれば「大げさ」に シリアスであれば「自己陶酔」で周囲の芝居と協調性が無くなってしまうからだ。


おやじの背中


このドラマの中の親父は「小林隆」が演じた様に 静かに胸に秘めたものを笑顔で隠すところに渋みが増すわけで そこに舞台演劇は必要無い。


おやじの背中


おやじの背中

おやじの背中

おやじの背中

おやじの背中

おやじの背中

「木南晴夏」


おやじの背中

「小栗旬」


おやじの背中

「森岡龍」




さて、個人感的総評だが…


心に残った作品は


  ・第 5話「ドブコ」       木皿泉

  ・第 6話「父の再婚、娘の離婚」 橋部敦子

  ・第10話「北別府さん、どうぞ」 三谷幸喜


上記三本


そのうち、第6話に関して 私は泣くまでには至らなかった。


第5話と第6話は「泣けた」という部分では同率だが、「おやじの背中」という表題を重く考えると 作品として「親父の背中」をより重く描いていたのは第10話「北別府さん、どうぞ」だと私は感じている。(というか、「吉田羊」の台詞と演技のぶんの差)


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コメント

初めまして。
ブログを読ませてもらっている者です。
視聴率的には良くなかったらしいですが、
個人的には好きなドラマでした。
6話、10話は特に好きです。
1話完結のものも良いですね。

ブタネコ様
NFieldです.
わたくしの中でこの2年ぐらい,吉田羊の地位が徐々に上がってきてます.
先日,といっても2ヶ月ぐらい前に,私の周りのブタネコファンの飲み仲間と,ブタネコさんもきっとそうに違いないといった話で勝手に納得していました.さっそくサイト内検索をかけたところ,生き物の羊や食べ物の羊は出てくるものの,吉田羊はでてこず,ちょっと残念になっていました.しかしついに,言及がありちょっと悦に入っています(実はわたくしこのドラマ見られなかったのですが…).

★ aurora さん

こちらこそはじめまして コメントありがとうございました。

数字なんかどうでもいいんです 見た者それぞれの評価こそ重要なんですから


★ NField さん

ドラマに出演して間もない頃からしばらくの間は役柄が固定化されていた感があり、正直言って注目していませんでしたが、ここ最近、いろんな役柄を演じて見せてくれるようになり、私は基本的にこの人はコメディエンヌとしてポテンシャルの高い人なんだろうと そういう役柄を見れるのを楽しみしております。


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