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2014年07月27日

● オスプレイ 考


ふと、感じたままを記しておく。




冒頭にてお断りしておくと…


このクソブログを古くから御愛読頂けている方々には今更断る必要が無いぐらいに 私は一般的より右寄り思想の持ち主である。


そして、飛行機マニアであり、軍事オタクでもある。


ゆえに、それらがそもそもイケナイと言われれば以下に記すことは根本から意味が無いように感じられるかもしれない。


ただ、今回 札幌航空ページェントに普天間からオスプレイが飛来した経緯を眺めていて 右寄り思想とか軍事オタを出来るだけ抜きにして中立的に解釈しようと考えてみても どうにも理解出来ない事が多々あった。


オスプレイ

オスプレイ

オスプレイ

オスプレイ


上の画像は北海道のローカル局(フジテレビ系)である北海道文化放送の7月7日の夕方の放送から捕ったもの


実を言うと個人的にはこのニュースよりも前にオスプレイが航空ページェントに参加するかもしれないという話は耳にしていたのだが その時点ではまだ決定事項では無く噂のレベルにしか過ぎなかったのだが、それがいつの間にかにほぼ決定事項として扱われ であるがゆえに反対派の団体がパッと見、キチンとした抗議文書をまとめているのに驚いた。


が、そんな事はどうでもいい。


この問題とされた「航空ページェント」だが、『北海道航空協会のHP』を参照頂ければ判るとおり

【主催】

 北海道航空協会 公益社団法人北海道スカイスポーツ協会


【後援】

 国土交通省 一般財団法人日本航空協会


【協力】

 陸上自衛隊北部方面隊、陸上自衛隊丘珠駐屯地
 海上自衛隊、航空自衛隊

 海上保安庁第1海上保安本部 千歳航空基地
 海上保安庁第1海上保安本部 函館航空基地

 北海道開発局、北海道警察

 北海道新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、中日新聞社

 NHK札幌放送局、北海道放送(HBC)、札幌テレビ放送(STV)
 北海道テレビ放送(HTB)、テレビ北海道(TVh) 、北海道文化放送(UHB)
 
 全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、北海道エアシステム(HAC)
 AIR DO、朝日航洋、北海道航空


という構成になっているんだけど…


で、最初の疑問だが、ここに「北海道」と「札幌市」という自治体の名前が入って無い事を私は不思議に思うんだけど如何であろう?


風の噂によると本番当時に丘珠駐屯地に入場した観客は約5万人だという事だが、それはあくまでも駐屯地に入場した数であって 駐屯地外、丘珠空港周辺で見物した観客の数を含めると個人的概算だが倍の10万弱ぐらいはいたんじゃなかろうか? 


であれば、これって「観光資源」と捉える事は出来ないの?…って事。


あくまでも個人感で言わせてもらえば、諸外国では 年に一度、もしくは数年に一度の割合で大規模な航空ショーを開催する空港があり、航空機メーカーはそれを売り込みの場として 一般人は純粋に航空ショーを楽しもうと外国人観光客が大勢つめかける

(イギリスのファンボロー、パリ、モスクワ 等々…)


そういった航空ショーが 一つぐらい日本のどこかにあっても良いんじゃないの?


私の知る限り「北海道」や「札幌市」は観光産業を重視しているはずなんだけどね。


しかしながら、現在の北海道知事や札幌市長って 特に「丘珠空港」の在り方に関して無関心なのか問題が生じる度に口では御立派なことを言うが 端から見れば放置同然なんだな


中途半端な空港施設、何の計画性も無く周辺の宅地化を黙認し、騒音対策が…とか言ってるアホさ加減


A-netの撤退やHACの経営不振など これまでに、そして現在進行形で生じている問題にロクな反省も努力も見られない道政や市政の為体には呆れるばかりで そんなアホのところに市民団体が抗議書を渡しに行く…という事の無意味さをも もう少し考えた方がいいんじゃねぇの? と。


次に、


オスプレイ

オスプレイ


19日にオスプレイが丘珠空港に飛来するまでの間、道内の新聞やTV各局は 客観的に見て、


「危険で騒音が酷いオスプレイが来るぞぉ」


極論すれば そんな言い方で報じていた。


でもね、もう一度上述したリストを見直して欲しい


【協力】

 北海道新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、中日新聞社

 NHK札幌放送局、北海道放送(HBC)、札幌テレビ放送(STV)
 北海道テレビ放送(HTB)、テレビ北海道(TVh) 、北海道文化放送(UHB)
 


マスコミ各社は問題の航空ページェントの協力者に名を連ねているし そもそも、主催の北海道航空協会にも その殆どが加盟しているんだよね。


これってさ、見方を変えると「自分達で呼んでおいて批判する」 まさに「マッチポンプ」じゃん。


よくもまぁ、こんなんで中立公正な立場を気取れたもんだな とも。 


でね、オスプレイに関する大きな批判のひとつは「安全性」


ところがね、オスプレイの事故の大半は 開発段階における事故、言い方を変えれば開発段階におけるテストフライト中における事故で それを批判の対象に含めたり、「危険」というレッテルを貼る根拠にするのは私は違うと思うんだ。


飛行機に限らず、どんな製品も開発段階、試作段階においては思いがけない不具合や 見逃されていた設計ミスや強度不良などがあるわけで それを確かめる為に飛行機であればテストフライトを重ね その最中の事故っては関係して死傷した方々には申し訳ないけれども、流行の言葉を用いれば想定内であって、事故原因を究明する事で改良点を見つけ安全性を増すわけだよね? そんな過程の事まで批判の計算に入れてしまうと 新製品の開発なんて何も出来なくなるだろう


で、オスプレイの場合に限って言えば 米軍が部隊配備して以後、実戦の最中に墜落事故が数件あるが それにしたって戦場という特殊なシチュエーションで 特殊部隊を搭乗させレーダーをかいくぐる為に低空や谷間を飛行したり、短時間に部隊展開させようとする最中だったり…


単に事故率だけで検証すると危険な機体はMV-22オスプレイよりCH53の方がはるかに高く開発段階を除き、部隊配備以降の事故率ではMV-22オスプレイって低い方の部類なんだよね


近年の航空機における事例で言えば 量産化され、路線運行開始された後に問題が発覚したB-787の方が事故率というより、危険率は高かったと考えるべきなんじゃないの?


にも関わらず、オスプレイの危険率ばかりを問題視する反対派やメディアの報じ方には疑問が膨らむばかりなんだな


で、オスプレイに関する大きな批判のもうひとつが「騒音」


オスプレイ

オスプレイ


熱心に機械を使って測定された方もおられるようだが、上の画のニュースの最後にアナウンサーが語ったのは


「心配されていたオスプレイの騒音ですが、プロペラの旅客機(HACのサーブ340)とほぼ同等だったようです」


でね、最も重要な事は ページェントの前日や翌日にオスプレイの離着陸を目の当たりにするまで 実物を目にし、音を耳にした者は私を含めて会場周辺には殆どおらず、反対派の人達にも どれだけ以前に目の当たりにした事がある人がいたのだろう?


にも関わらず、見てもいないのに見てきたように「騒音が酷い」って騒いでいたのは誰?


で、今回 実際に目の当たりにした私の感想は 丘珠空港で日常的に離着陸する航空機の音に比べ極めて低い部類だった。


ちなみに私の友人は オスプレイが丘珠に飛来した直後、某TV局による


「オスプレイって事故率が高く危険な機体や騒音が問題視されていますが どう思われますか?」


と、記者から質問され


「オマエの局が取材に飛ばしているヘリの方がはるかに五月蠅ぇよ」


と、応じたが それが映像に乗った機会は今のところ無い。




それとね、今回の顛末の中で もうひとつ疑問に感じたことを挙げておくと


オスプレイ

オスプレイ

オスプレイ


上の画は 三つの道内ニュースからそれぞれ一枚ずつ捕ったもの


わざわざ取材ヘリを飛ばして空撮、しかも住宅地の上を飛行している様に見える画、そしてまるで普天間を思わせたかったのか住宅地の中から撮った画…


あえて一つだけ言わせて貰うと 丘珠と普天間では決定的に違う事実が二つある。


一つは、丘珠はもともと札幌の中心部からはるかに離れたタマネギ畑が殆どの土地だった場所で 今のように住宅地が広がったのは札幌オリンピックよりも後で そこに住む住人は既にそこに丘珠空港があり、当時はYS-11が飛び交っていたのを知った上で住んだ人達だという事。


つまり、キツイ言い方かもしれないが 丘珠空港の存在を知った上で住み着いた者が騒音だ危険だと騒ぐのはお門違いだと札幌の住人の一人である私には感じられてならない…という事。


それと二つ目は 普天間は基本的に米軍のみが使用している飛行場であって、丘珠は自衛隊だけではなく、民間や警察、防災、消防 それにTV局や新聞社が委託した機体が離着陸している飛行場だという事。


つまり、丘珠空港の騒音や離着陸の危険性という問題にはTV局や新聞社が委託した機体の離着陸も含まれている事を自覚して関係するTV局や新聞社はモノを言え…と 私は強調しておきたい。


実際、丘珠空港の脇で一日眺めていれば簡単に判るけど TV局や新聞社のヘリの音が一番五月蠅いんだよ




で、最後に


画像

画像


上の写真は 7月19日、オスプレイが飛来した日に丘珠空港南東に隣接する緑地の駐車場で反対派の車両が駐車線を無視し、歩道どころか緑地にまで乗り上げて熱心に反対活動をされていたところを私の知人が撮影したもの


活動が如何に崇高か、正しいのかは本人達ではなく、周囲の人々や その後の歴史が決めるモノだと私は思うと同時に 仮にどんなに正しく崇高でも マナーを守ろうとしないアホを私は軽蔑するだけで話を聞いてやろうとは思わん。

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コメント

「オマエの局が取材に飛ばしているヘリの方がはるかに五月蠅ぇよ」
を地でいく場面に最近遭遇しまして。。。
1月ほど前、東京お台場上空にヘリが次々乱舞。5機の取材ヘリが視界に収まるほどの近距離でホバリング。何かと思えば首都高で車両火災だったとか。
んなものの取材のために撒き散らす騒音も論外ながら、あんな近距離にヘリを飛ばし合って事故でもあったらどうするのかと。

ブタネコさん、こんにちは^^

こちらも岩国基地にオスプレイが飛来しましたが、あまり反対集会等の報道はなかったです。
もしかしたら、現場は凄いことになっていたのかもしれませんが、あまり極端に報道されなかったなあ。

岩国市はどちらかというと積極的に受け入れているように感じます。
今度、市内に米軍基地関係者の居住地も建設される予定で、もちろん反対している市民団体はありますが、あまり大きく報道されません。

個人的にオスプレイはとても魅力的な飛行機だと思います。
災害時に出動したらすごい働きをしそうだねと父と話しました。
そうしたら、国内の世論もひっくり返るかもねと・・・少々不謹慎かもしれませんが。

はじめまして♪

同じ航空ファンとして、以前より時折拝見させて頂いておりました。
また、ブタネコさんが普段フィールドとされておられる千歳等にもたまに足を運んでおりましたし、今回の丘珠もMV22到着~離札まで追いましたので、これまでどこかでブタネコさんと至近距離にて遭遇していたものと思います^^

そんなこんなでこの件について、興味深く拝見させて頂きつつ、自身の感覚で幾つか・・。

先ず冒頭の部分について。
「周辺含め10万弱・・」というのは盛り過ぎとは思いますが(笑)、場外を鑑みるとプラスα含まれるというのはあるでしょうし、かねてからのページェントの歴史経緯観ても、3~5万人ほどの動員を図る催しは、北海道という特性考えてもそう多くないわけで、
その点で指摘される「観光資源」の件に関しては私も以前から感じておりました。
実機内容等詳細まで含めると実現性は不透明なものの、主旨として「空の日」、それに纏わる幅広い啓蒙という観点、民間主催という背景を考えれば、もう少し華やいだイベントとして根本的な内容や企画力、体制諸々手を加えることで一大イベントに化ける可能性は充分含んでいるはずだと思っています。

また、かつて一旦歴史に幕を閉じた辺りを考えても資金面等の現実もあるでしょうから、スポンサード展開や僅かでも入場料徴収を施しイベントの永続性を図る方向性に
舵を切るというのも一考の余地ありかと思いますし、仰るように道や札幌市も何らかの形で関与し、夏の目玉イベントの一つに位置づける工夫はあって然るべしと思いますね。

一方、主旨の大半のオスプレイについて。
これについてはブタネコさんと少々見解を異としています。

順を追って、マスコミ各社の協力とマッチポンプ云々・・
実際の位置づけや経緯が定かではありませんが、大抵のイベントとして「協力名義」はある種“名ばかり”なことが多く、ページェントの特性観ても、所有の取材機展示に関連する部分であったり、催しを報じてもらう広報的意味合いも含めてのことでしょうから、その広報的部分にあたり、協力の側にあるという理由が基で一方の視点や方向性のみで報じることは報道体制としてアンバランスともなりますし、こうしたことは何事においてもかねてより見受けられて来たわけですので、ここに固執する必要性や意味というのはそれほど大きくはないと思っています。

関連する「安全性」の部分。
仰る内容は、ここまで日本における「オスプレイ導入」問題の中、あちこちで見受けられる論争の中で用いられている、「事故率」や「危険率」云々のくだりにあるものと思われますが・・
航空工学や産業全体の中での正統的理論として、仰るように運用の中で一つ一つバグや不具合等を潰しつつ、習熟度を上げながら安全性を高める、という点においては同意する所です。
ただ、オプスプレイに関しては物が「軍用」であるという点において、挙げられる787の諸問題らと比較して異なる点があるという背景が、懸念や疑念を生んでしまう要因の中核であるとみています。

つまり、民間運用の旅客機におけるフェールセーフの内容、インシデントやアクシデントに対する対応や体制と軍用のそれとは、透明性を主体にした安全性確保における態勢について、「軍主導」であることや政治的背景等の要素がアンバランスさを生み、理想的な安全環境の基で運用されるとは言い難いものが潜在的にあるということだと。おまけに所持が「米軍」である・・というのが、日本国内において余計に難しくさせている要素であることは、残念ながら否定しようのない事実かと思われます。
この辺は過去の幾つかの事例等を眺めても、一般庶民や世間を一定程度満足させるには至らず、結局最後は「軍事機密」という大きな障害、特有の「鉄壁な牙城」という形で有耶無耶になる部分もあるという点で、懸念や疑念が消えていかないということは、航空ファンの立ち位置にあるなしにかかわらず認識せねばならないことだと思っています。

それら諸々考えますと、ブタネコさんと同じ航空マニアの端くれではありますが、
時期的な問題や運用実績と内容等までを鑑みた上で、思わぬ(余計な)波紋を生じさせる結果となったという点において、個人的に今回のオスプレイの展示は正直なところ時期尚早であり、主催側の前のめりな面は否めなかったと思っています。(ここには政治的背景も絡んでのことというのは考えられるかとも思いますが)
いえ、あくまで航空マニアという立ち位置だけで言うなれば、どうであれ航空技術の粋を北の地で観られる・・という部分で有益だったとは思っている部分があります。
が、反面ではある種特有の“ローカル色”も滲んだ全国的にも珍しい、このページェントをこの先も永劫的に継続を望めばこそ、元来からある近隣住民の理解度の問題含め、極力懸念や疑念らを取り除くという努力や思慮を見せ、穏便に終えることをどこまで深く考えたかについて、いささか引っ掛かるものがあるのが正直なところです。

というのも好きな人は勿論、苦々しく感じる層にも全ては無理にしても、一定程度の理解がなければイベントは広く受け入れられないわけで、
好きな層の正当論理だけでゴリ押しし、黙らせるような恰好で対峙するというのは好ましくないだろうということだからです。
事故なく無事に、楽しく盛況に終わってこそ次に繋がるわけですから。

その点ではぶっちゃけ、オスプレイによるデモフライトを行っても特段の懸念が出ないぐらい、世間に対する信頼度が上がってからでも遅くない・・むしろそれを個人的には期待してるんですけどね^^;

と、かなり乱文長文になりましたこと、お詫び申し上げます。
また今後共、航空ファンとしてもブタネコさんの更なるご活躍とご健勝をお祈りしております。。


★ ネコまんま さん

なんなんでしょうね、マスコミの「俺は正しい」という思い上がり感は


★ slan さん

札幌では 岩国や横田の状況がどうだったのかを報じるものを殆ど目にしておりません

と言うよりも、ページェント翌日を最後に それ以降、オスプレイに関して報じたモノを見ておりません

★ エリンギ さん

レスを記しておりましたら長くなってしまいましたので 別記事として掲示させて頂きます。


【※注意!!】

この記事は『ブタネコのトラウマ』の倉庫に保管されている記事なのでコメントの投稿は出来ません。 2015年2月10日以降 このクソブログは『ブタネコのトラウマ・リニューアル版』に移転しましたので新規記事更新及び、過去記事へのコメントの受付もそちらで行っておりますので お手数ですが、そちらへの移動をお願い申し上げます。