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2014年01月15日

● 雑感(1月15日)


たまたまなのだが、先日 入院患者の高校生達と話していた時に感じた事を記しておく。




なんでそんな話になったのかはどうでも良い事なのでおいとくが…


唐突に失礼だが、私が中高生の頃 学生達が普通に会話する言葉の中に


「ヘッペ」


という単語があった。


当時を知る道産子の方ならば 見ただけで「ポッ」と顔を赤らめた方も少なくなかろう


「ヘッペ」とはSEXを指す単語だからね。


今風に言えば


「あ~、ヤリてぇ」


という表現を


「あ~、ヘッペしてぇ」


という風に 当時の札幌の小僧共は言っていたのだ。


でね、たまたまかどうかは定かでは無いが 私の入院仲間の高校生達(女子も含む)に聞いてみたところ この「ヘッペ」という単語を皆口をそろえて「知らない」と言う。


で、私が高校生の頃の記憶を手繰りながら 他の言葉も聞いてみた。


たとえば「トン車」


これは「タクシー」を指す言葉で


「なぁ、今日の帰りワリケツでトン車にしねぇか?」

(ねぇ、今日の帰りは乗り合いでタクシーに乗ろうよ)


って感じで使っていた。


他に挙げれば


 ・「ケッツにくる」(頭にくる、腹が立つ)


 ・「アッツィな」(同上)


 ・「モヤ」(煙草)「モヤをひく」(タバコを吸う)


 ・「テッカリ」(マッチ)


等々…


何故、当時の私の周囲の高校生達がそんな言い方をしていたのかは定かでは無いが、たぶん昔ながらに札幌に住んでいる私と同世代のオッサン達には今でも普通に通じる言葉(確認済み)ではあるけれど いつからかは不明だが、今現在、私自身もそういう言い方はしていない




さて、私が同じ様に東京で大学生してた頃 大学で知り合った他府県出身の友人達から私がよく言われたのは


「オマエ、全然 言葉が訛ってないな」


とか


「キミの会話は綺麗な標準語だね」


って事。


それは私が自衛官の息子で幼少から小学校までの間に何度となく父親の転勤で日本国中を渡り歩いた為、転勤先に以前の地の訛りを持ち込むと 今風に言えば簡単にバカにされたり虐めの対象となりやすかった事から自然とバイリンガル化が身についたんだ…というのも大きな理由ではあるが、元々、札幌という街の特殊性も大きな理由だと思われる。


しかしながら、北海道にも北海道独特の訛りがある。


たとえば、ドラマ「北の国から」で田中邦衛や岩城滉一が台詞で喋る言葉を思い出して頂ければなんとなく御理解頂けるであろうか


ただ、一応注釈しておくが「北の国から」で田中邦衛や岩城滉一が台詞で喋る言葉は それなりに北海道弁を表しているとは思うけど 元々の道産子からすれば細部に違和感が沢山ある


が、いちいちそれに関して文句を言うつもりがこの記事の趣旨では無い。


つまり、言いたい事は 北海道ってところは明治維新以降、日本全国から入植した開拓使らの寄せ集めであって その当時はいろんなお国言葉が混在した結果、ちょっと北海道風にアレンジされた標準語で会話するのが今日につながったんだという説があり、私はその説を尊重しているのだが、ただそれは北海道の内陸部に限った事


海に面し、漁業が盛んな沿岸部はかなりの部分に津軽や下北などの言葉に影響を受けている為、内陸部とは似て非なるものだった。


そう、「…だった」と過去形を持ち出したのは 昨今はTVなどの影響もあって北海道に限らず全国的にお国訛りが薄まっている傾向があるからだ。


その上で 札幌という街の特殊性に言及すると…、


1972年とは札幌オリンピックが開催された年なのだが、いろんな意味で札幌という街を考える時に ちょうど札幌オリンピックが開催された前後の時期というのが一つの境と考えられる。


たとえば、人口にのみ絞ってみると とある資料によれば札幌の人口って」、


  1965年 約75万5千人

  1970年 約100万人

  1975年 約124万人


(ちなみに現在、約194万人)


という推移 つまり、1965年から1975年までの10年間に約50万人増えたわけで 新生児として産まれ増えた数もそれなりにはあるけれど、大半は外部(主に道外)からの移住者なわけで、要するに札幌オリンピック前後をひとつの境として、それより前から住んでいたか否かで極端な言い方をすれば人種が違うという事。


あ、誤解の無い様に付記しておくが 人種差別とか偉い偉くないとかそういう比較をするつもりで言ってるわけでは無いからね 単に私が言いたい事は これだけ短期間に人間の数が増えれば風土の環境なんて呆気なく変わるって事。


つまり、元々北海道の内陸部として標準語に近い言葉が用いられていたところに さらに道外からの移入者が増えれば標準語の率が上がる


しかも、こと道内に限定で言えば「札幌は百万都市の大都会だぜ」みたいな見栄も手伝って東京にばかり目を向ける傾向が強くなったのも大きな要因


かつての札幌はソ連時代のロシアにおいて何かヘマをした人物を


「シベリア送りにする」


と、左遷を称した様に 東京を中心とした大手企業内で


「キミ、来月から札幌支社に転勤してくれ」


と命じられるのは 殆どの場合が左遷を意味し、文字通り札幌は島流しの場所扱いだった


不思議な事に、今札幌で


「札幌ってさ 昔は日本国内の島流しの場だったんだよ」


と言うと


「何言ってんですか、食べ物は美味しいしこんな住み易いところ無いじゃないですか」


とか


「自分の故郷を馬鹿にするのは如何なモノかと思いますよ」


と、真っ向から否定し食ってかかってくる若者が少なくないのだが、そんな意識が定着したのはバブル前からバブル絶頂期あたりに産み出されたもので 企業戦士とか称して出世争い必須なんて時代の意識から、生活や家庭重視へと意識がシフトした事の結果だと私は言い切る


でね、私はそんな札幌を卑下したくて上述したわけでは無い。


そう、札幌オリンピックより以前からこの地に住まう多くは 元々が出世だなんだにそれほど興味が無く 気に入って住み着いていた者が多かったんだ…って事


ゆえに、ドラマや映画や小説で 北海道(特に札幌)が流刑地扱いされるのを正直言って 心のどこかで不愉快でもあったんだが、まぁ、それも今回の主旨では無いのでさておいて…


先日 入院患者の高校生達と話していて ふと、私は


「コイツら 全然、訛ってないなぁ」


と、妙に印象強く感じたのだ。


いや、もしかしたら私というオッサンが一緒だったから敬語的な意味合いも含めてそうなのかと疑ってはみたけども 彼ら同士の会話にもそういった訛り的なモノが全然無かったんだよね


だからなのかもしれないが、かつては「綺麗な標準語で喋る」と言われた私だが、今現在の私はと言えば 無意識な会話だと


「だから、俺は基本的に道産子だって言ってんべ?

 そりゃ、ガキの頃はいろんなところに住んでたやんか

 ほじゃけ、バイリンガルっち言っても何の文句も言われとう無いっちゃ」


…みたいに 気づけば自分の会話言葉が 道外の訛りも含めてグチャグチャに混じってる事に気づく事が日常茶飯事なんだな


つまり、入院患者の高校生達と話していて 所々、訛って喋ってんの俺だけじゃん…って感じなわけだ。


で、その事を主治医であり学生の時からの悪友である二代目開業に愚痴っぽく話したところ


「誰だったっけなぁ…

 喫茶『職安』の常連さんの誰かが言ってたんだけどよ

 人間って歳をとると 一番、影響を受けて育った土地の訛り言葉に戻るんだってよ

 若い頃は綺麗な標準語でビジネスマンだった人が 定年退職してしばらくすると

 子供の頃を過ごした出身地の田舎訛りの喋り方になっちゃってる人が多いってな


 まぁ、アレだ オマエの言葉が訛りだしたって事は それだけオマエが爺ぃだって事だべや

 ざまぁみれ」


と言われ コイツ(二代目開業医)にだけは言われたくねぇ… と、久しぶりにケツにきた次第だ。


ちなみに、北海道の若者は「ざまぁみろ」と言うが 何故か昔から北海道のオッサン以上の年代者は「ざまぁみれ」って言うんだよ


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コメント

大阪では「ざまぁみさらせ、ボケナス(一言多い)」ですかね^^;

しかし最近の大阪人って電話のもしもしを「まいど」や
ありがとうを「おおきに」なんて言うのだろうか?
それとテレビ等で字幕が出る、日本でも難解な方言に入るここ薩摩でも
50歳以下の人々は標準語に近い鹿児島弁ですね~。
そういうのをこちらでは「唐芋(からいも・・・さつま芋)標準語」といいますよ。

年々地方の方言が薄れてきてますね~実感します。
テレビが普及した悪弊害ですね。

追伸:私も年々親父に似てきてるのを実感しておりますw

★ Wen さん

私は自分の親父よりも師匠達に似てきた いや、似ようとしてる自覚ばかりです


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