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2014年01月07日

● 壬生義士伝 再見


古くからコメントを頂戴している「ハウプマン」さんとの間で宿題になっていた2002年放送のドラマ版「壬生義士伝」をようやく再見した。




不思議な事に このドラマ版「壬生義士伝」はほぼオンタイムで見ていたのだが、何故かが、このクソブログに感想記事を記していなかった。


それがいかなる理由でそうなったのかは私自身にも判らないのだが、一度記事にするタイミングを逃すと なかなか次のチャンスに恵まれず、見たのに掲示していないドラマや映画はまだいくつかあるんだな


ま、それはともかく…


壬生義士伝


久しぶりに再見し やっぱ、私はこういうストーリーに弱い事もあって涙ぐむほど面白かったのだが、10年ぶりという事もあってか、見終えた時に 最初に見た時と内容がちょっと違った様にも感じた。


それは、おそらく原作とか 映画版での記憶がこんがらがってしまった結果なんだろうと思い 勢いで原作本を再読し、


壬生義士伝


2003年に公開された映画版も再見したところ…


やはり、私の頭の中でそれぞれの相違点がこんがらがっていた様だ。


なので、今回はドラマ版と映画版を併せて感想を述べようと思う。


まず、根本的な部分だが 単純にドラマ版と映画版を比較して「~の方が面白い」みたいな比較は野暮だと思っているが、あらためて続けざまに双方を視聴してしまうと ついつい比較論めいた感想になる事をお許し頂きたい。


で、私の個人感としては 主役を演じた


壬生義士伝


ドラマ版の「渡辺謙」と


壬生義士伝


映画版の「中井貴一」は どちらも熱演だったと思う。


が、印象として どんなに方言を巧みに操っていても「中井貴一」には都会的なヤサ男臭が漂うのに対して「渡辺謙」は野性味というか無骨さという点で吉村という役を演じるという意味では一枚上の感がある。


が、演出・役柄・構成と映像全体の仕上げを総合的に見た時、「渡辺謙」の吉村はちょっと脂っこさみたいなものが異質に感じる時もあり 結論的に言えば決して悪い意味では無くどっちもどっちみたいなイーブンなんだな


ドラマの内容的には ドラマ版の方が尺が長い(DVD4枚)ぶん内容的には肉が厚いが、部分的に冗長に感じるところがあるのと 映画版と比べて脇の役者の質が少し見劣る


ひとつの例としては


壬生義士伝


ドラマ版の「高島礼子」と


壬生義士伝


映画版の「夏川結衣」


「高島礼子」が綺麗な人なのは否定しないが、「夏川結衣」が演じた妻の方が 吉村が身体を張って守ろうとした恋女房感に溢れている…というのがあるが、


例外的な点を挙げれば、吉村の幼馴染みである大野を演じた


壬生義士伝


ドラマ版の「内藤剛志」と


壬生義士伝


映画版の「三宅裕司」では「内藤剛志」の方が藩の高位としては重厚感が全く違い 立場上救いたくとも救えない葛藤にその違いの滲み方が全く違う


だが、それはキャスティングの例外的な部分であって 


壬生義士伝


総じて「堺雅人」の「沖田総司」など映画版の方がハマり具合が上だと私は感じた。


で、内容的な部分に関しては…


映画版とドラマ版の大きな違いは 斉藤一(ドラマ版では竹中直人、映画版では佐藤浩市)の扱いと ドラマ版のラストは吉村の次男の回想なのに対して、映画版は吉村の長女と大野の長男が夫婦となり医者となったエピソード


私の個人感を言えば 映画版のラストの方が大いに泣けて好きなのだが、それはひとえに


壬生義士伝


佐助を演じた「山田辰夫」の好演に 悉く泣かされたからからなのだが、今回、映画、ドラマ、原作それぞれを再見して確認した事に 原作のラストの描き方に則しているのはドラマ版の方で 私が感動した映画版はオリジナルに近いという事。


それが判った時、私としてはドラマ版も面白く上質な映像だとは思うけど、映画版をより以上に高く評価したいと思う。


その理由としては 私がこのクソブログにおいて既に掲示した数多の邦画の感想記事を御一読下さった方々なら御存じの事と思うが 小説などを原作に用いて映像化した邦画が悉くクソ映画になってしまう多くの原因は


「おまえ、ちゃんと原作本を読み込み、本当に面白いと感じたのか?」


と、制作関係者を問い詰めたくなる様な改悪変更を平気で盛り込む事である。


たしかに映像の尺という制約を考えれば 原作内のエピソードのいくつかをカットし 設定上の繋がりを整合させるために台詞や舞台を変えるのは仕方が無いと思うが、それは原作の面白さを尊重していなければ原作や原作ファンに対して無礼だろ? そういう怒りが沸くものばかり


しかしながら、そこを逆に巧く構成した作品に対しては 私はそれを改悪と批難した事など一度も無い


そういう意味で私は映画版の方を評価したいんだ 何回見ても山田辰夫に泣かされたからね。


お駄賃

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