« 35歳の高校生 第1回 | TOPページへ | 本田翼 ビオレ CM »

2013年04月14日

● リーガル・ハイ SP


SPドラマ「リーガル・ハイ SP」を観た。




リーガル・ハイ SP


リーガル・ハイ SP

リーガル・ハイ SP

リーガル・ハイ SP

リーガル・ハイ SP

リーガル・ハイ SP

リーガル・ハイ SP

リーガル・ハイ SP

リーガル・ハイ SP


「堺雅人」


リーガル・ハイ SP

リーガル・ハイ SP

リーガル・ハイ SP

リーガル・ハイ SP

リーガル・ハイ SP

リーガル・ハイ SP

リーガル・ハイ SP


「新垣結衣」




やっぱ、このドラマは最高だ。


リーガル・ハイ SP

人という字は人と人とがお互い支え合って出来ているわけではありません

一人の人間が両足を踏ん張って大地に立っている姿の象形文字です

人は一人で生まれ、一人で生きていき、一人で死んでいきます

中学時代の友人や人間関係はこの先の人生で殆ど役には立ちません

それどころかくだらない友情と地元愛で縛り付け自由な人生を阻害する腐った鎖でしかありません

あえて言いましょう、このクラスはクソです

腐ったミカンだけのミカン箱です この部屋にいるだけで吐きそうだ


この台詞って今の教師達が少なからず心のバイブルにしているという金八先生に対する反論に私には聞こえ、胸がすく思いで一杯になった

たぶん、間違いなく中高生時代に教師達から「腐ったミカン」扱いされた私としては教師達がどういう判断で「腐ったミカン」か否かを区分けするのかに 当時の私はいつも腹を立てていたんだよな

が、これは単にドラマ上としては

リーガル・ハイ SP

「鈴木先生」とか「黒の女教師」とか いわゆる他の教師物ドラマに対するオマージュにすぎないのかもしれないけどね


で、この後に続くシーン


リーガル・ハイ SP

遠慮無くこの場で聞けと仰ったので御言葉に甘えます

アオヤマシュン、タカギケント、ササオカコウスケ、カナモリシン、どうやって屋上からコグレカズヒコを落とした?

普段から彼にどんな虐めをしていた?


私達は学校を訴えたが、君達は訴えなかった、、、これは私達の温情だ

したがって君達は処罰される事も無ければ賠償金を支払う事も無い

だから遠慮無く本当の事を言いなさい


ただし、嘘をついたり隠し事をするようなら今からでも君達を被告にして全力で叩くぞ

君達だけじゃない、お父さんは今まで通り会社に行けるだろうか? 

お母さんは御近所付き合い出来るだろうか? 他の連中も同じだ


この場面と台詞は見る人によっては脅迫とか恫喝に映るんだろうけど、これもまた私にはある種の胸のすくシーンに映る

それは、子供ながらにもそれぞれに意識的か無意識なのかは別にしていろんな計算を働かせるもので「人間関係=目立たないようにする」みたいな考えが 時にいろんな弊害になっている事への啓蒙に映ったからだ


リーガル・ハイ SP

「藤井先生ステキじゃないですか?」

「ステキすぎて反吐が出るね」

「彼女の何処が気に入らないんですか」

「あのわざとらしい笑顔とミュージカルスターのような喋り方だよ」

「彼女の作り出す生温い空気によってあのクラスは完全におとぎの国と化している」

「おとぎの国?」

「偽ジュリーアンドリュースの偽善的な笑顔によって全員が洗脳されているという事だ」

「洗脳なんて大げさです」

「よく考えろ、こんな事態になっているのに誰一人虐めの事を気にしている様子が無い

 全員が明るい笑顔で歌を歌っている おかしいとは思わないか?」

「だから、アタシも悩み始めているんです 本当に虐めがあったのかどうか」


榮倉奈々の笑顔の演技が下手くそな事が逆に幸いした…とまでは言わずにおくが、ここまでのシーンと流れの中で 榮倉奈々が演じた藤井先生の言動にとても違和感を覚えさせられていたのは事実で それを


「ステキすぎて反吐が出るね」


と、切り捨てる古美門にウンウンと激しく頷く

微笑ましくスルーするのがたぶん普通の大人の振る舞いの中にあって古美門みたいな見方はひねくれた見方なのかもしれないが 私にとって古美門の見方の方こそ普通だから共感するばかり


ゆえに、後の場面で


リーガル・ハイ SP

リーガル・ハイ SP

リーガル・ハイ SP

ようやくその薄気味悪い笑顔が消えましたね


という構成は うぅむと唸る他無いんだな。


ただ、この構成は連続シリーズの第1話で波瑠が見せたものと構成的には同じなんだけど 残念ながら波瑠が見せた表情の凍らせ方が見事すぎたせいで 今回のはイマイチ


また、


リーガル・ハイ SP

「そうは言ってません、本当は何が起きていたのか真実を追究して明らかにしたいんです」

「真実なんてどうでもいい 虐めはあった、そしてそれを学校側は認識していた そういうことにするのが我々の仕事だ」

「それでは虐めの根絶につながりません」


リーガル・ハイ SP

「根絶? 君はなんだ、この世から虐めを根絶しようとしてるのか?」

「そうですよ、この裁判はそのための第一歩にするんです」

「衝撃的だ、おとぎの国で魔法使いと闘っていたまえドロシー君」


「それでは虐めの根絶につながりません」


黛を朝ドラと評す所以の正義感だが、


「虐めはあった、そしてそれを学校側は認識していた そういうことにするのが我々の仕事だ」


そう、この裁判の依頼人の弁護士への依頼は 上述した内容なのであって如何に弁護士が社会正義に燃えた人物であろうと 虐めを根絶してくれとは頼んでいない… それが現実なのだ


で、堺雅人熱演の長台詞シーンだが


リーガル・ハイ SP

以前、共同代理人の黛先生がこんな事を言っていたのを思い出します


この社会から虐めを無くしたい この裁判をその第一歩にするのだ

私は嘲笑いました 不可能だと思ったからです

勅使河原先生はカズヒコ君に虐めに立ち向かうべきだったと仰いました

はたして立ち向かえる相手なのでしょうか?

そもそも虐めの正体とはなんでしょう?

リーガル・ハイ SP

加害者生徒、教師、学校 いえ、そのどれもが本質ではありません 正体はもっと恐ろしい物です

それは教室だけで無く、職員室にも、会社にも、家庭にも この国のあらゆる処に存在します

我々は常に周りの顔色を伺い、流れに乗る事を強いられる

多数派は常に正義であり、異を唱える者は排除される 虐めの正体とは空気です

リーガル・ハイ SP

特に右から左、左から右へと全員で移動するこの国では空気という魔物の持つ力は実に強大です

この敵の前では法ですら無力かもしれません すべてを飲み込み巨大化する恐ろしい怪物 立ち向かうどころか逃げる事さえ困難な相手です


あるいは藤井先生 いや、加害者であるアオヤマ君達でさえこの怪物に飲み込まれた犠牲者なのでしょう

リーガル・ハイ SP

しかし今回私は奇跡を見ました

飲み込まれていた者達が怪物の腹を食い裂き敢然と立ち上がったのです

カズヒコ君、藤井先生、そして2年C組34名の生徒達 どれ程の勇気がどれ程の覚悟が必要だった事でしょう


しかし彼等は確かに目覚め、自分たちの意志で空気を打ち破った 私は彼等の姿に希望を見、そして自らを恥じました

リーガル・ハイ SP

世界は常に前に進んでいるんだと気づかされたのです

敢えて申し上げます、この世界から虐めをなくす事は出来ます

リーガル・ハイ SP

この裁判をその第一歩にしましょう


「この裁判をその第一歩にしましょう」という台詞に もし貴方が感動を覚えたのであれば 私はそんな貴方を鼻で笑い飛ばしたい

依頼人の依頼する判決を取り付ける為には 小馬鹿にした黛の台詞ですら用い、さらに黛以上の感動を呼んでしまう古美門の強かさこそ讃えるべきなんだ


で、本来であれば


リーガル・ハイ SP


裁判に勝ったところでエンディング…でも そこそこ面白かったドラマとして高く評価されるだろうけど、


リーガル・ハイ SP

「これからも親子二人で慎ましく暮らしていきます」

と、言いながら シャネルのバッグを持ち、高層マンションに引っ越す依頼人


リーガル・ハイ SP

「最後にもう一度合唱をしたいんです、先生指揮をして下さい」と生徒達から渡された指揮棒で


リーガル・ハイ SP

リーガル・ハイ SP

花壇の枝を叩き切り、


リーガル・ハイ SP

「次の学校の生徒に使おう」と生徒達を無視して歩去って行く藤井先生


そして圧巻は


リーガル・ハイ SP


本当は「飛び降りてみせる」と自分から言い出したという告白


これって、裁判の判決は事実無根であったという事


コメディ仕立てのドラマだから ドンデン返しのオチとして大いに笑えるところだし、たぶん多くの視聴者はそう捉えるだろう


でもね、現実の裁判にもこういうケースが沢山あり 笑えない程悪質なんだな


実際に、民事事件で全く被害の無い原告が 本来は言われも無く原告にされてしまった相手から賠償金を勝ち取ったり、逆に 故意的に多数に被害を与えておきながら、裁判で無実となった者を数え切れない程私は知っている


だが、では、学校や教育委員会や生徒達に否は無かったのか?…と考えたら


「どうせ、これドラマでしょ?」


と、真剣に考えない人や


「大なり小なり、学校や教育委員会や生徒達もやましい事があったから こうなったんじゃね?」


…みたいな捉え方で見終えている人が大多数なんじゃなかろうか? ってところにこのドラマの本当に奥深く恐ろしいところがあり、見事にそれを描いていると私は思う


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

 この記事への御駄賃がわりに下のバナ-のいずれかを クリックして頂けると嬉しいです。^^
 (全部、クリックしてくれると もの凄く嬉しいのは事実です。^^)

ブログランキング・にほんブログ村へ Blog Ranking 人気映画・TVBLOG blogram投票ボタン BlogPeople「自分のこと」部門にクリック BlogPeople「テレビ」部門にクリック BlogPeople「映画」部門にクリック

『リーガル・ハイ』関連の記事

コメント

何でしょうね、このドラマの時だけ局が変わるのかと思うほどです。

「人」という字に関するセリフも古美門の方が遥に説得力がありました。

「学校というのは生徒のためにあるのではなく先生のためにある」というのも、皮肉を通り越して本当なのかもしれませんね。


まあ、ただホント榮倉奈々は何時になっても演技が上手にならないですねぇ(今回は広末もイマイチだったかな)。


ドラマの内容はフジらしくない秀逸なものですが、評判が良いもの(視聴率?)はSP、続編をやるっていうのは実にフジらしいです。続編の後は映画も、ってなるんだろうな、「古美門最後のナントカ・・・」って感じで。

ネタ切れにならなきゃ良いけどなぁ。せっかくの良いドラマなのに。こんな心配を文字通り笑い飛ばしてくれれば良いのですが。

★ うごるあ さん

広末は「鍵泥棒のメソッド」をそのまま持ってきた感が強いですね。^^;


もう3回見てしまいました(〃 ̄ω ̄〃ゞ

ギャグシーン多すぎたような気もするけど(っ 〃'ω')っ 堺さんは古美門演じるの本当に楽しそうだなぁ。。

うっかりさんは水戸黄門流れるまで全然気づかなかった。
てる子先生いるし、眼鏡にループタイの先生い るし、 河辺もいるし(っ〃'ω')っ
和彦くんは健次郎っぽいし(^.^)

今回初見はリーガルっぽくないな〜。と思うシ ーンもあったけどすっかり古沢さんに騙されてしまった(★ >U<★)

見終わったらやっぱりリーガル・ハイはリーガル・ハイでした(〃^∇ ^)o_彡☆

どんでん返しのどんでん返しがくるのはわかってるんだけどなぁ。
やっぱり脚本に隙がなく巧すぎる⌒(o^▽^o)ノ゚

古沢さんと内田けんじは本当にすごい!!

古美門先生の作戦はどこから始まったんだろう 。。

古美門先生の謝る姿はあまり見たくなかったですけど。。

何故か2回目の方が面白く感じてしまったヾ( ゜∪゜ ★)ノ゛

初見でリーガルのテンポがちょっと崩れてる? って思ってしまったけど見直して見るとこれで良かったんだなぁ。と思いました。

榮倉ナナは思ったより溶け込めていて安心しました。
ガッキーは本当に上手くなったなぁ。。

私の反省点は予告を見すぎたことかなぁ。。

本編でのインパクトが薄れてしまった(´;д;`)

色々考えながら見る癖がついてしまったけど初見は素直に騙された方が思いっきり楽しめますね♪

大多数の意見が正義とされ、少数派は排除される。って今の日本人にありがちだし、古沢さんが疑問符していたこととすごく重なりますよね 。。

本当に深く深く考えさせられるドラマだ(・・;)))

うん。色々と言いたいことありすぎて全くまとまらない(人;´Д`)

TV放送では15分カットということなので、ディレクターズカット版ではもっと完成度の高いモノになってるのかなぁ(っ〃'ω')っ

コメンタリーもついてるしめちゃくちゃ嬉しいですヾ(* ≧∀≦)ノ゙★♪
できるなら古沢さんと堺さんでしてほしいです(^人^)

DVD出るまで徹底解剖します(^.^)

とにかく2期が楽しみでたまりません(ノ-^0^) ノキャーキャ ー♪

セリフのレベルが段違いというが別次元ですね。
そしてそれに振り回されず、使いこなす堺さん。
A倉(棒)、広末(棒)が出演してても成り立つ演出には脱帽です(笑

里見さんと堺さんがしっかりしてれば、ガッキーは。。。どうでもいいや(笑

続編はネタ切れのみが心配ですがそれよりも期待が上回ってます。

早く秋にならないかなぁ。


★ みるくてぃ さん

>TV放送では15分カットということなので、ディレクターズカット版ではもっと完成度の高いモノになってるのかなぁ


ほう、そりゃ楽しみですね。^^


★ やじ さん

>続編はネタ切れのみが心配ですがそれよりも期待が上回ってます。
>早く秋にならないかなぁ。

同感です。^^

ブタネコさん、こんにちは^^

今回もすごかったです。
依頼人がなぜあの女優なんだろうと最初から思っていて、シャネルのカバンを観た瞬間にうわっと飛びあがりそうでした^^;

表に反して裏返して、また表にして裏にして・・・いやはや、最後の方は笑いつつ背筋がぞぞっと凍りつきました。

秋が楽しみです^^

★ slan さん

ようやく雪が解けたところなので まだしばらくは秋になって欲しくはありませんが 楽しみです。


【※注意!!】

この記事は『ブタネコのトラウマ』の倉庫に保管されている記事なのでコメントの投稿は出来ません。 2015年2月10日以降 このクソブログは『ブタネコのトラウマ・リニューアル版』に移転しましたので新規記事更新及び、過去記事へのコメントの受付もそちらで行っておりますので お手数ですが、そちらへの移動をお願い申し上げます。