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2013年04月11日

● 仮面舞踏会(小野寺版)


1986年に土曜ワイド劇場で放送されたドラマ「仮面舞踏会」がBS系で再放送されたので録画して見た。




仮面舞踏会


私の勝手な解釈だが、横溝正史による金田一耕助シリーズにおいて この「仮面舞踏会」はいろんな意味で異色の作だと感じている


私の朧気な記憶を頼りに述べると まず、


金田一シリーズとしては著名な「獄門島」や「犬神家の一族」など名作・傑作と呼ばれる作品の時代設定は その殆どが戦後間もない時期から昭和20年代が多い中にあって、舞台設定が昭和35年頃で長編物の名作は この「仮面舞踏会」と「白と黒」ぐらい


ちなみに、その後になるのが昭和40年代半ばが設定の「悪霊島」と「病院坂の首縊りの家」だが、それはさておき…


もうひとつの特徴として 横溝正史の著作には既に短編として発表していたり、連載途中で持病が悪化して中断・休載した作品を 昭和40年代以降に長編に改作したものが数点見られ この「仮面舞踏会」もそのひとつ


ちなみに この「仮面舞踏会」においては短編と その後に発表されたこの長編とは似て非なる物、つまり別物として扱うべきと思う。


また、この「仮面舞踏会」が角川文庫から発刊された際 巻頭に


「-江戸川乱歩に捧ぐ-」


と記されているのは 横溝正史が1960年代初頭に体調を崩して この「仮面舞踏会」の連載が中断し、療養の間に後に、社会派と呼ばれる推理小説に人気がシフトした事もあって 10数年後、角川文庫による大ブームで再び脚光を浴びた横溝正史が「仮面舞踏会」を書き上げて発刊する際に その雌伏の期間に亡くなった江戸川乱歩への想いとして記したものだと私は勝手に解釈している。


仮面舞踏会


ゆえに、ひとつの見方で言えば 昭和40年代末頃からの角川文庫による大ブームが無ければ この「仮面舞踏会」や「迷路荘の惨劇」 その後の「悪霊島」「病院坂の首縊りの家」は作を見なかったかもしれず、つまり、この「仮面舞踏会」は横溝正史復活の一作だったとも言えるんじゃなかろうかと


そう、それだけの面白さがあるんだな この本には


で、今回見たドラマの感想だが…


仮面舞踏会

仮面舞踏会

仮面舞踏会


いかにも1986年代といったキャスティングと言ってしまえばそれまでだが、小野寺昭の金田一耕助というのは 当時としては私はあまり気に入らなかったんだけど、今あらためて見ると そんなに悪くもなかったなと


ちなみに、小野寺昭:金田一耕助は土曜ワイド劇場で


 ・ 真珠郎(1983年)

 ・ 仮面舞踏会(1986年)

 ・ 三つ首塔(1988年)

 ・ 夜歩く女(原題:夜歩く)(1990年)


と、4本製作されてたのね 今回調べるまで知らなかった。^^;


あ、それと…


仮面舞踏会


上の画中央奥の若い刑事役を演じているのが、


あまちゃん


「北見敏之」だった。


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