« スミレ16歳!! | TOPページへ | ゴーイング マイ ホーム 第1話 »

2012年10月10日

● ツナグ(劇場版)


映画「ツナグ」を観てきた。




【※注意!!】 この記事文中にはネタバレが含まれています。


まず、先に「ツナグ」の原作を読んだ感想に関しては


   ● 「ツナグ」を読んだ感想(前編)


   ● 「ツナグ」を読んだ感想(後編)


   ● 「ツナグ」を読んだ感想(ネタバレ含む)


…という風にこのクソブログに掲示し その中でも記しているように、映像化された映画に私は少なからず期待していた反面、「樹木希林」の出演、監督が平川である事、「大野いと」と「橋本愛」がどれだけ演じきれるか? …という3点に懸念を抱いていた。


で、映画を見た感想だが…


まず、主人公である孫の「松坂桃李」はなかなか好演だったし、祖母の「樹木希林」も悪くなく、原作における『長男の心得』にあたる部分の母親を「八千草薫」で息子を「遠藤憲一」というキャスティングは とてもハマっていて遠藤憲一には存分に泣かせてもらった。


次に『待ち人の心得』に関しては「佐藤隆太」が思いの外良かったが、それ以上に「桐谷美鈴」が想像以上に良かった。


「桐谷美鈴」が可愛いと感じたのは これが二度目だ。


原作の『アイドルの心得』にあたる部分を映画化に際してバッサリとカットした事も理解出来るし、繋ぎ方も悪くないと思う。


…と記してくると 総体的に良かったと言うべきなんだろうね。


問題は最も肝心な『親友の心得』なんだよね…


嵐役の「橋本愛」に関して言えば この子は相変わらず、見る作品が変わる度に別の女の子に見えるところは大したもんだと思うし、年齢的には桁外れの「怖さ」を表現する力もある。


けれども、微妙に原作を読んでいて抱いた嵐のイメージと時々ズレている感じを私は受けたのだ。


それは多分に監督の演出というか、原作の解釈でのズレとも思えるから そんなのを「橋本愛」の責任と批判するつもりも無く、「嵐」に関しては演出の問題だ


が、それ以上に残念だったのは「大野いと」の「御園」


まぁ、私が必要以上に期待し過ぎた面は確かに否めないのだが 劇中劇で嵐を蹴落としてヒロイン役を射止める御園…って事もあって棒っぷりが際立ってしまってる


特に、ストーリー中にあるいくつかの要になるポイントでの演技が全て残念な結果になってしまっているのは 他の部分が殆ど及第点以上の出来なだけに総体的な評価に大きな減点であると言わざるを得ない。


ネタバレで申し訳ないが、そのポイントとは 「…には かなわない」という台詞、「嵐」が「歩美」のコートを「御園」が生前に言っていた言葉のまま褒めていた事を知った時の仕草と台詞、「嵐」との面会を終えて「伝言を聞いてくれる?」の台詞廻しと表情(特に別れ際の表情) ザックリと大きく挙げられるのはその3ヶ所なんだけど、それぞれの部分で演技的に相当努力をしてるんだろうな…とは判るし思うんだけど、3ヶ所とも合格点はあげられない。


あと、もうひとつ重要な点としては 御園が事故に遭う現場の設定や描き方、これは根本的に演出の問題なんだな


考えてみるがいい、「蛇口を閉め忘れて流れ出した水で濡れた路面が凍ると危険な坂道」だからこそ嵐の殺意が芽生えたのであり、御園が死んだ後 延々と嵐が「私が殺した」と思い詰める要因となる


ところが、映画の中でのその坂道や流れ出す水の様子には 正直言って、私はそれほどの危険度を感じられなかったから「大野いと」が演じた御園の「ここ危ない」みたいな意味の台詞の下手さ加減と相俟って残念感が増して見えたんだな


   ● 大野いと 考


…という記事内で記したように 私は「大野いと」の「御園」に期待していただけにガッカリだったんだ。


が、あらためて総論的な感想をまとめると 仮に百点満点の採点を行った場合、私の評価は いろんな残念はあるけれど85点だから、文句ばかり言いがちな私の評価としてはけっして低くは無い。


ゆえに、もし、それらの残念が無ければ100点どころか120点以上の出来になったはずだと ついつい考えてしまって残念でならないんだな


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

 この記事への御駄賃がわりに下のバナ-のいずれかを クリックして頂けると嬉しいです。^^
 (全部、クリックしてくれると もの凄く嬉しいのは事実です。^^)

ブログランキング・にほんブログ村へ Blog Ranking 人気映画・TVBLOG blogram投票ボタン BlogPeople「自分のこと」部門にクリック BlogPeople「テレビ」部門にクリック BlogPeople「映画」部門にクリック

『橋本愛』関連の記事

コメント

そうでした。劇中劇は確かに役を奪い取るには程遠い演技でした。

でも、作品全体は一応合格点を付けられる出来でよかったです。

貴重な鑑賞機会が無駄にならなかったのがなによりです(笑)

★ 虎馬 さん

うん、面白かったですよ 大野いとは期待外れだったけど


まず、この原作を記事にて紹介して下さったブタネコさん、並びに虎馬さんに感謝いたします。

本当に素晴らしい原作でした。ファンタジー物(現実では起こりえない事)をあまり受け付けない私でも、とてもハマりました。


で、映画ですが・・


「長男の心得」は原作もとても良かったですが映画も負けずに良かったです。

遠藤憲一が八千草薫と対面した瞬間に泣いてしまいました。

「待ち人の心得」も同様です。

このエピソードは堪らないですね。切なすぎますね。

私だったら人生に対して前向きにはなれても一生他の女性を愛せない気がする・・

原作での土屋の親友も私は好きだったのでそこが薄かったのは残念ですが、まあ2時間の映画の中では仕方ないのかな。


で、肝心の「親友の心得」は・・・

やはり最初の御園が蛇口を閉めるシーンですよね。あれが取って付けたようないかにも説明くさい演出になってしまっているのが残念。

あと嵐が歩美にコートの話をした、という話を御園が聞いてから「…伝言があるの」のセリフを言うまでの間が無さ過ぎました。ここが一番肝心なところなのに。

それと嵐の心情をナレーションで補い過ぎだと思いました。橋本愛の表情の演技だけで表現してほしかったんだけど、それを求めるのはまだ酷なのかな。

>85点

確かにこの「親友の心得」を上手く描けていたら、他の2エピソードは良かっただけに120点は行けていたかもしれませんね。いや、「親友の心得」も泣いたんですけどね、他の2エピソードにはもっと泣かされたんで。

★ うごるあ さん

お、御覧になりましたか^^

で、そういう感想になりましたか…

ほんと、残念というか勿体ないというか そんな感じです。


「ツナグ」やっと見ました。
一人で見に行って良かった。
「待ち人の心得」がとても良くて、「キラリ」と松坂桃李には存分に泣かされました。
客席はほとんど女性だったので、いい年のおっさんが「う・・・」と泣いているのは
とても恥ずかしかったです。
そして、肝心な「親友の心得」ですが、橋本愛はとても熱演だったのですが、
心を打ったのは、「土谷さん」を捜すツナグが嵐に問いかけた返事だけでした。
できれば、御園も嵐もほかの配役で見たかったかな?
でも、とても時間が短く感じられ、「見て良かった。」というのが感想です。

★ TON117 さん

御園は残念でした、嵐は なかなか頑張ってるのは判るんだけど、なんか引っ掛かるのも頷けます。^^

【※注意!!】

この記事は『ブタネコのトラウマ』の倉庫に保管されている記事なのでコメントの投稿は出来ません。 2015年2月10日以降 このクソブログは『ブタネコのトラウマ・リニューアル版』に移転しましたので新規記事更新及び、過去記事へのコメントの受付もそちらで行っておりますので お手数ですが、そちらへの移動をお願い申し上げます。