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2012年07月08日

● リーガル・ハイ 第8話 再考


今回は第8話の録画を再見し再考してみた。




リーガル・ハイ


リーガル・ハイ

第8話の本筋は親権




リーガル・ハイ

「成功する子役なんて二通りだろう 大人の金儲けの為に鞭打たれる哀れなあやつり人形か、

 大人の顔色を見て手玉に取るませたクソガキか… 彼女はいったいどっちだろうね?」

「どちらでもないと思います」

「数年後にはチンピラタレントとできちゃった結婚するか、年寄りの愛人になっていることだろう」


昨今のTVドラマに子役に頼り切りの制作姿勢が多い中で この台詞を言っちゃうところに感動した。




リーガル・ハイ

リーガル・ハイ

「それに私思うんです、親子の問題を解決するのは法ではなく、親と子の絆であるはずだと…」

「親と子の絆ねぇ…」


この回に限らず、黛の考え方や言動は一般的に正しいとされる姿であるがゆえに、「タテマエ」にも等しい時がある

だからこそ、それと対照的な古美門の考え方や言動には本音と現実がある。

特に上のシーンにおいては この先に登場する「絆」という言葉の用い方の布石にもなっているんだな




リーガル・ハイ

リーガル・ハイ

「気にすることはない、九九はあやふやでも出演料と源泉徴収の計算は出来る」

「それが不健全だと言うんです!」


まさに現実。




リーガル・ハイ

リーガル・ハイ

「サンタクロースをいくつまで信じていた?」

「え?」

「夜中に不法侵入してきて荷物を置いていく老人のことだよ」

「私は今も信じてます」

「何だって!?」

「今もサンタクロースはいると思ってます」

「君の愚かさはいつも予想の上をいくね~」

「ホントにいます!」

「もういい。朝ドラの家庭はくだらないな 服部さんはいかがです?」

「アハハ私の少年時代には、サンタクロースというシステムがございませんでした」

「それは失礼」


「サンタクロースというシステム」 言い得て妙。


この回に挿入されている古美門の子供時代の回想って 子供の頃から古美門がひねくれた奴だった事ばかりが確認出来る印象が強いけど、ふと、私が思うのは


「古美門の家にはサンタが来てなかったんじゃないのか?」って事


まぁ、相変わらずの私の勝手な憶測だが、中村敦夫が演じた父親が「サンタさんがプレゼントを置いていきましたよ」なんて言いそうに無い…というのが、その憶測の前提なんだけど 本当は古美門少年も他の友達の家庭の様にサンタがプレゼントをくれるのを待っていたけど、自分の父親がそういうタイプの人では無い事も知っていたから「サンタなんかいない」と自分自身に対する「自分にサンタが来ない」根拠としていたのではないか?

さらに言えば、

「4年生にもなって本気で信じてるとは驚きだ。

 あんなものはおもちゃメーカーの策略に脅されたバカな大人たちの自己満足イベントにすぎないんだよ」


古美門少年がクラスメイトに言った この言葉って、なんか古美門父が古美門少年に「ウチにサンタが来ない理由」として述べた事の様にすら私には思えてならない


だから、


リーガル・ハイ

「いないのに、サンタクロースはいないのに…」


と、涙する古美門少年に「本音」と「タテマエ」を使い分ける大人の矛盾に対する反感を抱いた私自身の学生時代の思い出を投影して つい貰い泣きをする


そして、




リーガル・ハイ

リーガル・ハイ

「私は信じたことない、私はサンタなんて一度も信じたことない」

「必ず勝とう」

自分の子供の頃と同じような事を言うメイに 古美門は本気で協力し応援しようと考えたのではなかろうか?


と、同時に


リーガル・ハイ

リーガル・ハイ

「12歳の子が母親と断絶しようとしている…

 内心どれほどの苦悩を抱え、血を吐く思いをしているか君に判るか?

 二度と薄っぺらい言葉を吐くな!」


この目をした時の古美門って真剣な時なんだな 言葉の重みが全然違う。




さて…


リーガル・ハイ


「お母さんには、、、私のことを忘れて、、、自分の人生を歩んでほしいんです。

 でもいつかまた、、、一緒に暮らしたい。

 私のお母さんは、、、宇宙に一人だけだから」


「吉田里琴」が演ずるメイのこのシーンは実に感動的だったから見過ごされがちなんだけど…


リーガル・ハイ

「子役はさ、賞味期限の短い消耗品だよ やるだけやったらはい、次の人生!

 視聴者の皆さん、今までありがとうございました。

 メイはとっても楽しかったです!」


子役にこの台詞を言わせるこのドラマの脚本って深いなぁ…


でも、それ以上に深いのは


リーガル・ハイ

「いつかまた一緒に暮らしたい、私のお母さんは宇宙に一人だけだから…

 どこかで聞いた記憶があるんだがね。」

「え?」

「パパの恋人第3話の、名セリフですよね、ドラマではお母さんではなく、パパ。

 宇宙ではなく、世界でしたけど。」

「君は根っからの女優だよ、必ずカムバックするさ シェークスピアの国で思う存分学んでくるといい」


「パパの恋人」とは 話中に登場した


リーガル・ハイ


…の事だろう。


でも、その台詞を覚えていたって事は 古美門はもしかしてドラマ好きで以前にこれをちゃんと見ていたのか、さもなくば 今回の裁判にあたって資料としてちゃんと目を通していたのか いずれにせよ、依頼人の信頼に全力で応える姿の一つとしてさらっと描いているところに制作陣の配慮が感じられるわけで


でも、その配慮と遊び心を最も強く感じたのは


リーガル・ハイ

リーガル・ハイ


壁に貼られた「BONITA」のポスター


なんとなくこれが私には「NIKITA」のオマージュのように見えつつ


「ボニータ? どこかで聞いた様な…」


…と 古美門の様に指摘したくなった。


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