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2012年04月01日

● 武士道シックスティーン 再考


ちょいと理由があって、2011年公開の映画「武士道シックスティーン」のDVDを再見した。




こんなクソブログでもけっこう見に来て下さる方はおられるわけだが、見に来て下さる方が多ければ多いなりに寄せられるコメントもそれなりの数になる。


…と、述べると、「嘘つけ、公開されているコメントって一日当たり一件も無いじゃん」と殆どの方は思うだろう。


実は 何故か、寄せられるコメントの半分強は「非公開希望」である事。


そして、それ以外の大半は どこぞの掲示板の風習みたいな「長文失礼」というのが駄目だと思い込んでいるのか ほんの数行のコメントに無理矢理詰め込んでいるつもりで、こちらとしては何を言いたいのか判らない文章ばかりで わざわざこちらが意味を想像して応える義理も無いと判断せざるを得ないものばかり、当方は「長文お断り」なんてブログ開設当初から一度も主張した事は無く、気にせずに長文でいいから 多少なりとも判りやすく記してくれればレスのしようもあるんだけどね。


が、そんな事はどうでもいい。


今まで寄せられている有意義な「非公開コメント」の中に 私がこのクソブログの中に掲示した記事で記した「成海璃子が出演した映画」の評価についての御意見ってのが案外多く、特に多いのが「武士道シックスティーン」に関する御意見なんだな。


  参考記事『武士道シックスティーン


で、機会があれば再見しようと思いつつ今日まで過ぎたわけだが 先日、「ストロベリーナイト」の放送終了を機に原作を読み漁った際に、「武士道シックスティーン」も「ストロベリーナイト」と同じ 誉田哲也が原作者である事に初めて気づき、まずは「武士道シックスティーン」のDVDを再見し、その後「武士道シックスティーン」の原作本と その続編「武士道セブンティーン」、続々編となる「武士道エイティーン」をも取り寄せ一気読みしてみて 私の中でひとつの意見がまとまったので記しておこうと思った次第だ。




…というわけで、以下本文。


しばらくぶりにDVDを再見してみてみると 以前に見た時にはさほど感じなかった事がいくつか疑問となった。


武士道シックスティーン


厳密に言えば、「武士道シリーズ」には二人の主人公がいる


武士道シックスティーン


その一人である「磯山香織」を「成海璃子」が演じたのは正解だったと思うのだが、タイミングが良くなかったんだな


と言うのは、成海璃子の場合、2010年のほぼ同じ時期に この「武士道シックスティーン」の他に「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」という映画の主人公も務めており、剣道と書道の違いはあれど、キャラクター的にはよく似た人物という印象が強い。(ちなみに、山下リオも両方の映画に出てる)


で、「成海璃子」はその前にも2007年に「神童」、「あしたの私のつくり方」、「きみにしか聞こえない」という風に ほぼ同じ時期に三本の映画に主演し、「きみにしか聞こえない」は名作、「あしたの私のつくり方」は微妙、「神童」は殆どクソというのが私の感想だった


が、今にして思えば2007年の3本と 2010年の2本 それらを総合して私が抱いた感想は「成海璃子」の演技力は 彼女の同年代の女優達と比べて抜きん出ている事は間違いないが、問題はそれら5本の監督のマヌケ度の違いが それぞれの映画に対する私の感想の違いなんだ…と、あらためて確信した。


というわけで…


武士道シックスティーン


「武士道シックスティーン」だが、あらためて再見し いくつかの点に疑問を感じながら原作を読んでみて「この映画はクソ」だと私は再判定する事にした。


で、何故「クソ」判定なのかを説明する前に述べておきたい事は この「武士道シックスティーン」には続編「武士道セブンティーン」、続々編となる「武士道エイティーン」という2冊の書が有り、それぞれ独立した本ではあるけれど全3冊のシリーズ物であり、映画「武士道シックスティーン」の制作段階では既にこの全3冊は公表されており 当然、その存在をこの映画の制作者達は知っている筈である…という事を確認しておきたい もしくは、前提として以下に私見を語る。


と言うのは、この全3冊を実際に読んでみて 私が一番「面白い」というか、感銘を受けたのは3冊目の「武士道エイティーン」で、もちろんその3冊目が面白い本だと感じた大きな要因は その前の「武士道シックスティーン」と「武士道セブンティーン」から続くストーリーがあるからなのだが、重要な点は タイトルにもある「武士道」という部分にこそ この本の最も面白い点だという事だ。


つまり、映画「武士道シックスティーン」のストーリーの根本には「武士道精神」があり、成海璃子が演じた主人公:磯山香織というのは ただ、気の強い男勝りな女の子という設定では無く、今時珍しいぐらいに古風とさえ言える武士道精神を叩き込まれた剣士であり それが、当初は今時の女の子風で武士道精神とは全く縁が無かった子と交わる事で互いに切磋琢磨する…って感じなのが原作の設定なのだが、あらためてDVDを再見したこの映画には それっぽい台詞はあるんだけど、それ以上に二人の女の子の友情物語にばかりに力点が置かれ 肝心な背骨がズレちゃってるのだ。


そして、シリーズの2作目、そして3作目へと繋がる重要なキーのいくつか(特に、「武士道」を描く上で重要な)を削っているのを知り、根本的にこの映画の制作者達は原作を理解出来ていない事が明白


ゆえに、「この映画はクソ」と私は評価する。


…という風に記すと「作品単体で面白かったから良いじゃん」という御意見を頂戴しそうなので あえて先に断っておくと、私はこの映画がオリジナル脚本のドラマなのだったら文句は言わないし、「原作を忠実になぞれ」とまで要求するつもりは無い


でもね、「この原作を映画化したい」と制作者達が決意する理由の大部分は「この原作を読んだら とても面白かったので映画化したい」という理由じゃ無きゃ嘘でしょ? 映画にする意味なんか無いでしょ? と、問い詰めたいのである。


だからこそ、忠実になぞる必要まで要求しないが「原作の面白い根幹」を無視した作りはデタラメ以外の何物でも無く そんな映画を褒めちゃ駄目なんだよ。


で、最後に別の事を少々…


今回気付いて原作を読むまで「武士道シックスティーン」の作者と「ストロベリーナイト」の作者が同じ誉田哲也だと夢にも思わなかったのだが、実際に読んでみて 私は「姫川玲子シリーズ」よりも「武士道…」三部作の方が面白い本だと感じている。


武士道シックスティーン

武士道シックスティーン

武士道シックスティーン


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