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2012年03月18日

● 南極大陸


2011年10~12月期に放送されたドラマ「南極大陸」の録画を見た。




南極大陸


このドラマについてはオンタイム時に


南極大陸

「綾瀬はるか」


南極大陸

「堺雅人」


南極大陸

「寺島進」


南極大陸

「木村多江」


…といった個人的にお気に入り俳優達が出演しているにも関わらず記事を掲示しなかった。


その理由については 古くからこのクソブログを御覧下さっている方々ならばご想像の通りで プロデューサーの中にどうしようもないクズの名前を見つけたからである。


が、その辺の事情をご存じない方々、特に「堺雅人」のファンと名乗られる方々から「何故、記事を記さないのか?」という問い合わせが多く それはいまだに続いている。


なので、それらに個別に対応するのもいい加減嫌になったので この記事を記す次第だ。




というわけで、本論に入る。


このドラマは「TBS開局60周年記念」と銘打ち 昨今の予算削減による番組制作費がしょっぱいドラマ作りが目立つ中で それなりに金をかけたんだろうなぁ…って事は第1話を見ていて感じた。


でもね、TBSというか 最近のTBSのドラマのプロデューサー達は大きな勘違いをしているのも如実に感じた。


それは、勝手な憶測推論だが「何故、”南極大陸”が”開局60周年記念ドラマ”なのか?」という点に考えを巡らした時「予算をかけた”泣けるドラマ”」こそが「素晴らしいドラマ」だと勘違いしてるんじゃないか?と。


それと、TBSに限った事ではないが 私はこのところ「歴史改竄ドラマ」の多さに辟易している部分がある。


例えば、何故か山崎豊子の原作をドラマ化して「話題の大作」とか銘打つ事が多いけれども、山崎豊子の著作の多くは「実話を基に」と称して某銀行の合併話や日航の組合問題や通産省の官僚を主人公に 実際にあったノンフィクションに山崎独自のフィクションを多量に盛り込み その結果、あたかもそれが事実だったかの様に視聴者の受け止める史実を改竄するのが得意なところ それは、かつて私が司馬遼太郎の著作が面白いのは認めるが、司馬の描いた戦国時代があたかも事実であるかの様に受け止める事の危険性を感じたのと同じである。


が、単純に比較論で片付けるつもりは無いけれど 司馬の場合はその著作の多くが戦国時代や江戸時代の初頭だから まだ、実害は少ないが 山崎の場合はその題材の多くが戦後の つまり、現在もそのモデルになった組織や人物が現存するケースが多く 良い意味でも悪い意味でも その実在者のイメージを改竄するケースは司馬とは比べようもなくタチが悪すぎる。


にも関わらず、特にTBSにおいて そんな山崎作品を素晴らしい作品とありがたがって大作扱いとして制作するのはどういう意図なんだろうね?


で、この「南極大陸」は山崎原作では無いが ドラマの作りは山崎作品の映像化の手法となんら変わりが無くそのままなのは 第1話を見た時点でいくつもの部分が鼻についたから


例えば…


堺雅人が演じた氷室という人物は史実にモデルとなる人物がいない そう架空のキャラクターである。


が、「南極大陸」というドラマを御覧の方ならば判ると思うが 氷室はこのドラマの中でいくつかの重要なキーパーソンとなっている。


「堺雅人」ヒャッホイにとっては むしろそういう位置づけに喜びを感じるかもしれないが 私はこういう作りが嫌いなんだ。


なぜならば、架空のキャラがキーパーソンという時点で あたかも「これが本当の真実」ってキャッチコピーはデタラメである事が明白でしょ?


フィクションドラマと堂々と銘打ってるのであれば何も文句は言わないが、さもノンフィクションであると謳う放送局やプロデューサーは デタラメを真実と謳って何がしたいのかね? 甚だ不快である。


結局は、キムタクが演じる主人公が南極に残してきてしまった犬達に思いを馳せ苦悩し、犬達が次々と死んでいくのを「可哀相」と貰い泣きする事で「予算をかけた”泣けるドラマ”」として成立する… そんな計算か?と。


でもね、もしそういう計算だったとしたら「アホか」と私は唾棄したい。


南極大陸


「タロー」と「ジロー」にはもう一匹「サブロー」という兄弟がいた。


史実では「サブロー」も南極犬として訓練を受けていたが その訓練中に死亡している。


しかしながら、このドラマでは「サブロー」は何故か餓死


穿った見方をすれば、そうする事で「タロジロの生い立ちに もうひとつ肉付けを」というくだらない計算が働いたのだろう


南極大陸

南極大陸

南極大陸

南極大陸


そんな計算に則ってか 南極に残された犬達が次々といろんな死に方をしていくが、このドラマで描かれた犬達の死に方ってのは 史実において実際に死体が発見され、例えば鎖に繋がれたままの餓死と判明しているものを除くと その殆どが創作でしか無い。


つまり、これは言い方を変えると「お涙頂戴の演出」でしか無いという事だ。


このように述べると「ドラマと史実は別物と受け止めて…」と言う人もよくおられるが、いい加減歳を取って小賢しくモノを考えられる人はそれでいいが、例えば 子供がこれを見たらどう思う? 素直な人がこれをそのまま史実と受け止めたら?


そういうデタラメを私は不愉快に感じるから あえて指摘しておきたいだけなんだ。


そして、その上で そんなデタラメドラマを「開局60周年」と銘打つTBSを いかにもなTV局だと感じ入る次第だ。


お駄賃

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コメント

 記事読みました。 自分は映画 「南極物語」見たことがないんですが、まさか 堺さん演じる氷室が架空キャラだとは思わなかったです(^^)  思い返せば 氷室は要所要所 キャラが違う おいしいキャラだとは思ってたし、 倉持を補佐する為にいる人物だとも思ってましたが。。 
 60周年記念ドラマといいつつ 内容はキムタクと愉快な仲間達+ 悲劇の犬物語に終始していたので。 そういう演出も十分ありえますね。。

★ ayuraku さん

ある意味、TBSの記念番組らしい作りとも言えます


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