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2012年03月04日

● 火の魚 再見


傑作ドラマ「火の魚」の再放送を観た。




火の魚


私が最初にこの「火の魚」を観た時の感想は『火の魚』として既に掲示してあるので御参照願うとして…


昨今、朝ドラのヒロインに起用され知名度もさらに上がると同時に 嘘か真か真偽の程は定かではないが、そのヒロインの座を降ろされたとか否とか 一部では騒がれているらしいが、いかなる事情であろうとも 私は「尾野真千子」という女優さんが大好きであり、大好きになったキッカケの一つが この「火の魚」での彼女の演技に思いっきり持って行かれたからだ。


このドラマにはいろんな面に個人的に思い入れる場面があり、それらにビンビンと琴線を掻きむしられたものだが、昨年 名優「原田芳雄」の訃報に接し新たに思い入れが増え 再見の機会を考えていたが ハイビジョンで再放送というのは心待ちにしていただけに大変ありがたく感じている。


火の魚

火の魚


女性だけに関わらず、男でも「拝読いたします」「僭越ながら」「お言葉を返すようですが」 近年、こんな言葉を自然に口に出来る若者に出会う事は殆ど無い。


ゆえに、たとえそれがドラマの台詞だからと言って このドラマの中の尾野真千子のように自然に言える女優がどれだけいるだろう?


私は「新垣結衣」や「相武紗季」も大好きだが 残念ながら彼女たちにはまだ無理だろうと思うし、昨今は大物女優扱いされはじめた「上野樹里」や「長澤まさみ」あたりでも知性さの面で無理 しいて知的という部分で「井上真央」ならどうかな?って感じだろうか


まぁ、あくまでも私の個人感で述べるところだから 真剣に受け止めて頂く必要は無いのだが、この「火の魚」というドラマの折見という女性には そんな言葉遣いもさることながら 昨今では絶滅危惧と言っていい程の女性としての「知性」と「おくゆかしさ」を感じ それを見事なまでに感じさせてくれた「尾野真千子」を私はひたすら讃えるばかりなのだ。


ただね、私が今回再放送を観るにあたって 最も注目していたのは


火の魚


上の画のシーンである。


この場面で原田芳雄が演じた村田という男の台詞は


「俺はオマエの病気の事となると本当によく知ってるんだ」


癌が再発して入院している折見に そう言うシーン。


昨年、原田芳雄の訃報と共にいろんな話を耳目にしたが その中に原田芳雄が2008年に大腸癌で実は入院しており、その時に余命宣告を受けていた…という話を聞いた時、「あれ?」と思って調べたのだが この「火の魚」の制作は2009年 そう、原田芳雄は本当にその病気の事をよく知っていた…という事実に気付いた時 このシーンを思い出し、いろんな意味で感動し泣けた。


だから、俳優・原田芳雄の凄さに その時、この「火の魚」を再見する事が出来ずに今まで至ってしまっていたのだ。


ゆえに、私にとってはそれまで この「火の魚」は「尾野真千子」の代表作と言って良い傑作という風に思ってきたけれど その時から、それ以上にこの「火の魚」は私にとっての原田芳雄の代表作あり、魂の込められた「遺作」だと感じている。


だからこそ、


火の魚


「折見、おまえが持って生まれ そしておまえなりに守り通すであろうその命の長さに、俺が何の文句をつけられよう。」


火の魚


「心配するな、俺とて後に続くのにそんなに時間はかからんさ…

 だが、それでももし叶うなら 今生何処かでまた会おう… な」


火の魚


「タバコ吸いてぇ~」


このラストシーンは 最初に見た時以上に胸に響いた。


この「火の魚」を見て泣けない奴は 二度とこのクソブログを覗きに来なくて結構だ。


火の魚


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コメント

カーネーションと同じ脚本家ということもあって放送されたんでしょうけど

(って事はNHKもこれで最終回ってみなしてんじゃねーのか、と言いたくなりますが、ま、良いでしょう)

カーネーションで尾野真千子を知った人がこれ観たら、あまりの正反対ぶりにびっくりするでしょうね。

ただ、なんかカーネーションでの関西弁があまりにも「しっくりきている」「似合っている」のを、イコール演技が上手いと勘違いされている気がしないでもないので、これ観て尾野真千子の「静」の演技も観て欲しいですね。

むしろカーネーションで観た尾野真千子の「動」「明」の演技の方がめずらしい。後は「恋する日曜日」ぐらいでしょうか。


>この「火の魚」を見て泣けない奴は 二度とこのクソブログを覗きに来なくて結構だ。

久しぶりに聞いた気がしますね、このセリフ。

作品に対するブタネコさんの最上級の褒め言葉だと思っています。

★ うごるあ さん

仰る通り、カーネーションでにわかに注目を集めた事は 知名度という点ではプラスでしょうけど
評価という面では大いに誤解されがちで 以後、彼女に求められる役柄の幅が偏らない事を祈るばかりです

今回再見してみて さりげない涙や笑顔は やっぱ絶品です

「探偵はBARにいる」のあの役は 尾野真千子もアリだなぁと思いました。


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