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2010年12月09日

● 孤高のメス


2010年に公開された映画「孤高のメス」のDVDを入手したので観た。




孤高のメス


正直言って 映画が始まって間もない場面で


孤高のメス


上の二人が揃って画面に現れた時、私は「うわっ、クソ映画か…」と思った。


これはあくまでも私の個人感であり、上の二人のファンと名乗る方からなんと言われようとも変えるつもりは無い。


しかしながら、この映画のDVDを見終えた時の私は この二人が出演しているなんて事は どうでも良い事だと思っていたのが事実で、記事を記す為にDVDを見直した時


「あ、そういえばこいつら出演してたんだっけ」


と、思い出すまで忘れていた。(余の出演シーンの一部は除く)




主な「個人的お気に入り」の出演者は


孤高のメス

「堤真一」


孤高のメス

「中越典子」


孤高のメス

「夏川結衣」


孤高のメス

「松重豊」


「堤真一」は やっぱり良い役者だなぁ…とあらためて思った。


コメディもこなすし、知的な役もそつがないし、悪役も巧い 何より私が彼を気に入っている最大の理由は「軍服」が似合う事。


まぁ、ブタネコ的な勝手な決めつけではあるけれど 男優の場合、軍人役とか自衛官とか海上保安官とか そういった制服を着る役を演じ 特に軍服姿が似合ってこそ役者だと思うケースが多いからなのだ。




さて…


脳死肝移植をテーマに 臓器移植が実際に行われた昔の当時の背景や状況を垣間見るには この映画の描き方はとても秀逸だと思う。


一般的な邦画であれば 売名と野心に凝り固まった医師と、純粋に臓器移植で患者を治す事だけ考える堅物な医者の対比…とか、大学病院がメンツにこだわり総合病院に対し嫌がらせを行う…とか そんな描き方に熱心になりすぎるあまり本来のテーマが薄くなっているにも関わらず「現代医療の問題点を突く」なんて さも社会性を訴えるような宣伝を繰り返しゲンナリするものだが、この映画の場合単純に


「…という顛末なんですけど アナタはこの医師や病院を否定しますか(できますか)?」


と、問いかけたに過ぎず それこそ見た人の判断に委ねる正しいカタチだと思う。


この「孤高のメス」を見終えて 私はこの映画を私の主治医である「二代目開業医」という男にこそ この映画を見せて感想を聞いてみたい思った。


で、見させて彼が述べた感想は


「う~ん、俺なら手術の最中に”都はるみ”は聴かないな… 俺なら、”安全地帯”だね

 だって、玉木浩二と俺 歌声のキーが同じなんだぜ」


彼の後頭部を張り倒し


「いや、真面目に感想を聞いているのだが…」


と、問い直したところ


「俺なら、移植が必要な患者さんは専門医のいる大学病院を紹介するね

 だって、俺は その辺の医学部の外科の教授なんか比べられない程の回数の手術をこなしているし

 腕だって負ける覚えは無いけどね

 でもね、俺は名声より金が欲しいタイプだからね

 金のある奴から治療費をボッたくって 治療費の高額な一般市民の負担を軽くしてやる…

 足して2で割りゃ平均点 それがいいのさ。


 金を持ってる奴は”治って当たり前”ぐらいにしか思っていないけど

 一般市民は”先生の陰です”って 一生感謝してくれるんだぜ?」


等とほざくので 再び彼の後頭部を張り倒して


「オマエなら 堤真一が演じた医者をどう思う?」


と、問い直したところ


「ウチの病院にきてくれる…っていうなら 直ぐに雇うよ

 ウチは大学病院に恩はうっても借りなんか無いし、学閥関係無いし、腕の良い医者がいればいるほど

 ウチみたいな病院は経営的に楽になる。」


…だそうだ。


そして、さらに二代目開業医は私に こう言った。


「で、俺 この映画見ていて思ったんだけどよ…

 この映画の”中越典子”が演じた娘と そのオヤジ(柄本明)って

 オマエとオマエんとこの娘達みたいだな?

 いや、どうしてロクでもないオヤジのトコに こんな良い娘が…って思ったら 泣けたぞ」


こんな奴が主治医だから 私の病は治らないんだな… 心の底からそう確信した


孤高のメス

孤高のメス





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コメント

 今頃になって、ようやくDVDで観ました。もちろん、夏川結衣を観たかったから
ですけど(笑)。

 地味ながら、良い映画でしたね。患者のことしか頭にない純朴な天才外科医と、
彼のテクニックに心酔し、いつのまにか彼自身に引かれていくオペ看の「最後ま
で交錯しない恋心」。ドラマチックな展開にならず、天才外科医の医療が多くの人
々の人生に影響を与えたことを静かに淡々と描いたところがリアルで、秀逸と思い
ました。

 

★ ハウプマン さん

良い映画だと私も思いました

でも、入院患者が見てはいけない映画だとも思いました。^^;


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