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2010年12月28日

● 3-4x10月


1990年に公開された映画「3-4x10月」を見たので語ろうと思う。




3-4x10月


まぁ、北野映画を私が語る時に毎回述べる事は


「映画を小難しく語りたがる連中にとっては 北野映画はオイシイ題材」


…って事。


特に、この映画「3-4x10月」はBGMは無いし 役者達の台詞は極端に少ないし、映像の構成自体が抽象的なところがあるし、「その男、凶暴につき」が北野武の監督第一作ではあるが それは元々、深作欣二が監督する予定で制作の準備が進んでいたが諸般の事情によりビートたけしに監督のお鉢が譲られたのは有名な話で それがいろんな意味で評価が高く実際に面白かっただけに、数の上では2作目にあたるこの「3-4x10月」に注目が集まったが興行収入的には失敗だったらしいのだが、それが余計に小難しく語りたい人達には 小難しく褒め甲斐があるんだな


が、まぁ、そんな事は私にとって どうでもいい。


私にとって映画を評価する場合に重要な事は まず、上映時間を最初から最後まで飽きずに楽しめたか?って事。


どんなに良い役者が出演していて、原作の評判が良くて 大物と呼ばれる監督やスタッフが制作に関わったとしても 見ている途中で席を立って喫煙室に行ってタバコが吸いてぇ…と思う時間が生じたら中だるみを感じたバロメーターなんだ。


ストーリーが無くても、出鱈目な構成でも 上映をいろんな意味で楽しめればまずは合格だと思っている。


というわけで、その見地から言えば この「3-4x10月」は合格 しかしながら、小難しく褒めるほどの出来とも思っておらず、ゆえに今日まで感想記事は掲示せずにいたのだが…


かつて、私は北野映画を指して「キャスティングの妙」を絶賛したが もうひとつ付け加えると ほぼ無名に近い役者を起用し、それがひとつのステップとしてその役者が その後伸びた事例の多さを挙げる。


例えば、この「3-4x10月」で言うと…


3-4x10月


ヤクザの親分役に抜擢された上のキャプ画の人物は「豊川悦治」(右の男、間違っても左の男ではない)


映画「12人の優しい日本人」で知名度が上がる前の年の殆ど無名時代の出演


それと…


3-4x10月


上のキャプ画の中央に座るバブル臭の漂う化粧の女 彼女は後に「時効警察」など三木聡の映画で個性的な役柄を演じる「ふせえり」の無名時代の出演なんだな


北野映画の初期の作品って このように「え? この人?」と 今ではそれなりの知名度で人気もある俳優の無名時代の出演を発見する事が出来る。


これって、裏返せば 北野映画のキャスティングの「役者を見る目」の高さを如実に証明しているとも言えると私は思うのだ。


でね、破格の制作費でオールスターキャスト…みたいな メディアが「巨匠」とか呼ぶ監督作品を私が鼻白む理由の一つが 役者を育てる、役者を見抜く目を発揮せぬ監督を私は何故「巨匠」と祭り上げるのか不思議でならないからだ。


3-4x10月

3-4x10月

「石田ゆり子」


3-4x10月

「小沢仁志」


3-4x10月


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