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2010年10月07日

● パレード


2010年公開の映画「パレード」のDVDを見た。




パレード


このクソブログを ある程度、長い事を訪れてくださっている方々なら薄々御承知の通り、行定勲の映画に関して 私は初期の頃の作品は魅力的に感じているが映画版「世界の中心で、愛をさけぶ」の後以降の彼の作品には駄作が多いと不満を述べてきた。


しかしながら、数ヶ月前に「女たちは二度遊ぶ」を見て 少し、初期の頃に戻ったのかなぁ…と感じたので この「パレード」に関して個人的に楽しみにしてきた。


それは主な出演が


パレード

「小出恵介」


パレード

「貫地谷しほり」


パレード

「香里奈」


パレード

「藤原竜也」といった具合に 個人的にお気に入りの役者達がメインになっている事も理由の一つではある。


パレード


そんな彼ら4人が仲良くマンションの一室をシェアして暮らしている中に 一人の青年が闖入してしまった事から波紋が生じる…


この映画を最後まで見終えた人に ひとつ聞いてみたいと思う事は、


「この映画のカテゴリーって 何だと思います?」


…って事。


なんとなくだが、青春物…とか、群像劇…とか、もしかしたらサスペンスという人が多いのだろうけど 私にはこの映画は「ホラー」に思えてならないんだな。


そう、もしもこの映画が「ホラー」に属するのだとしたら 今までのホラーにカテゴライズされる作品群とは一風変わったスタイルである事は間違いなく ゆえに、私の心の中の大半は この映画を賞賛すべき…って気持ちが強い。


闖入者「林遣都」が


「みんなで暮らしてるのってウザくないの?」


と、尋ねたのに対して「貫地谷しほり」が


「ここってインターネットで言えばチャットや掲示板みたいなもんだから

 …って言っても 言いたい放題、やりたい放題ぶちまけるとこじゃなくて

 どっちかっていうと、善意に満ちたサイト 嫌なら出て行くしかないし 居たければ笑ってればいい…みたいな」


と応えるシーンの捉え方にもよるのだろうけど このシーンによって結果的に私には この映画が「ホラー」に感じたのだ。


つまり、他人に対してや 何かの物事に対して批判めいた発言をせず、場の空気とやらを重視して波風を立てない付き合い方… その結果がラストにおける藤原竜也に向けた他の4人の態度(特に表情)が 個人の善悪や、事の善し悪しに関わらず、この空間では上辺を取り繕ってでも楽しく見せろ…みたいなモノに映るわけで その異常さに寒気がしたからだ。


そういう意味では この映画の構成は面白い視点だなぁと思うわけで賞賛したい気持ちが強い。


でもね、だからと言って「賞賛するのはなぁ…」と躊躇う気持ちが生じるのは なんとなく、そこまでを理解してくれる人がどれだけいるのかな?という不安からだ。


このクソブログの場合、管理人である私が突出して文句や批判ばかりを記述しているわけだが、


「~ならば、二度とこのクソブログに立ち寄らない事を強くお薦めします」


と、時々 私が記すのはネットの場合の基本は「嫌なら読むな」だからだ。


ところが、ネット上ではなく現実生活上では我慢を強いられる事は多く、それ以上に「喧嘩は良くない」って言葉の意味が拡大解釈されていて「波風を立てずに上辺を取り繕う」ケースが多すぎるんだな


実際 ことブログにおいて管理人が私みたいな真似を真似をしているブログは四方八方から批判浴び長続きしないケースが多いし、根本的にブログを始める人の多くは現実の延長みたいに「みんなで仲良く盛り上がろう」みたいな雰囲気を作る事に努力するので 皆で褒め合い、讃え合い、オブラートに包んだ様な発言で あたかもそこに「優しさ」みたいなものを演出したりし合う


そう、ともすればこの映画の中で闖入者「林遣都」が


「じゃぁ、上辺だけの付き合いなんだ」


と、まさに言う通りに。


でもね、きっとこう言うと 多くのブロガーは、特に「上辺ばかり」ブログの管理人は


「ウチのブログはそんなんじゃない!」


…って怒るんだよね。


ゆえに、この映画の「ホラー」に感じた部分を そんな人たちがどれだけ同じように感じるのか? それが不安なんで気持ちよくこの映画を賞賛できないんだな。


ちなみに、もうひとつ勝手な憶測を記しておくと


「なんで、この映画の題名が”パレード”なのか?」


…って考えてみました?


ウィキペディアを引用すると


パレードとは、「見物人に見せるために屋外を行列で進むこと、またはその行列のことである。」


これってブタネコ的考察としては「他人の目(世間体とか)を意識する。いわゆる”上辺を取り繕う”」って解釈にもなるのかな?と。


また、違う解釈で言えば

「そのパレードに参加したければ つまらなくても楽しいフリをしろ、

 嫌ならば(もしくは、途中で嫌になったなら)参加せず抜けて出ていけばいい。

 ただ、参加している以上は 心の底からパレードを楽しんでいるかどうかは別として

 その楽しいとされている場の空気を壊すな」


…という感じなのかな?と。


つまり、必要以上に「上辺を取り繕う」のが当たり前だと振る舞っている人に「君は、上辺だけの付き合いだね」って指摘しても 殆どのそういう人にとって自分の振る舞いは一般常識的に当たり前の事なのだから、むしろ、「俺はそんなんじゃない」って怒る矛盾


そんな話へと変化しそうだから この映画を素直に褒めにくいんだな私は。(苦笑)


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