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2010年10月12日

● どうしてあの御方が僕のお嫁さんになってくれたのだろう?


先日、たまたま東方神起の「どうして君を好きになってしまったんだろう?」という曲を耳にして以来、その曲がしばし頭から離れなかった。




なんとなくなんだけど、「どうして君を好きになってしまったんだろう?」という詞を


「どうして嫁を好きになってしまったんだろう?」


と、置き換えたら最近話題の松本隆もビックリする様な替え詞が書けそうな気がしたので試みてみた


どうして嫁を好きになってしまったんだろう?

こんなに時が流れても僕はずっと 虐められてばかりなのに


でも、僕が選んだのは あの女


どうして嫁に何も言えなくなってしまったんだろう?

ヤクザ相手に取り立てだって平気でしてきた僕なのに もう、適わない


初めて出会ったその日から 嫁は蛇みたいだと感じてたんだ

それに対して僕は 睨まれたカエル


どこへ行くのにも一緒で 僕がいることが当然で いつも荷物をいっぱい持たされた


でも、僕が選んだのは あの女


どうして嫁を好きになってしまったんだろう?

こんなに時が流れても嫁にずっと 虐められてばかりなのに もう、適わない


タバコを吸いながら、病室から外を眺めつつ…


不思議なくらいにスラスラと替え詞が出てくる自分が怖いほどだった。


とりあえず、思い浮かんだ部分をスケッチブックに走り書きでメモしていたら 担当の看護師であるCちゃんがムスッと不機嫌な表情で病室に入ってきた。


「おぅ? どした? なんか不機嫌そうだな?」


そう私が問いかけると


「ブタネコさん さっき、小児病棟の○○ちゃんを泣かしたんですって?」


と、Cちゃんは喧嘩腰。


「いや、それは誤解だって 俺はあの女の子に怒ったんじゃないんだって…」


その時の経緯は…


--<< 回想シーンです >>------------------------


いつもの様に病院内を徘徊した後、喫煙室で入院患者のヤクザを虐めて遊び それに飽きたので自分の病室に戻ろうと喫煙室を出た時に 入院患者である子供が凄いスピードで車椅子を走らせていたのに遭遇し その暴走車椅子が狙いすました様に私の右足の向こう臑に激突したのだ。


さすがにね、弁慶の泣き所と言われるだけあって ツボを突かれると、思わず激痛で全身の力が萎え、膝を抱えてしゃがみ込むのがやっとなんだな。


それと、以前 何かの記事に記したことだが、人間っていきなり途方もない激痛に襲われると 言葉が出せなくなると同時に、何故かヘラヘラと笑ってしまうもの


そんな私を 小児病棟に入院している小学校1・2年生ぐらいの女の子が覗き込み


「オジサン 痛いの?」


可愛らしく心配そうに私に言う


私はそんな女の子に精一杯に声を振り絞って


「あぁ、痛いよ 凄ぇ痛いよ」


と、応えると その女の子は尚更心配そうに


「大丈夫? 骨折れてない? 血は出ててないの?」


と、聞く仕草が実に健気でカワイイ


今思えば その時の私は痛みでどうかしていたんだな…


そんな女の子を心配させないためには その場を和ませるしかない… そう、思ったんだ。


「あぁ、痛い…

 あぁ、痛かった…


 会いたかったぁ♪ 会いたかったぁ♪ 会いたかった イェィ♪」


聞きかじりのAKB48をぶちかまし その女の子に格好良く指さして「イェィッ!!」とポーズを決めて見せたのだ。


すると、その女の子はポカンとした表情で固まったまま


騒ぎを聞きつけてきた看護師二名は 私のその仕草を見て目を点にしており、さっきまで喫煙室で私に虐められていたヤクザは 喫煙室から顔だけ出した状態で


「マジすか? ブタネコさんが AKBっすか? マジ、似合わないって言うか…」


他の事はどうでもいい。


小僧のヤクザにそんな事言われて笑っていられるほど私は安くない


「あ? こら、小僧 オメェ今 何て言った?

 保険も下りない半端な入院日数で たった今、この病院から放り出されるのと

 予想以上の怪我を追加して入院日数を長引かせるのと どっちがいい?」


それまで直前の激痛でアドレナリンが過剰に分泌していたのか 自分でもビックリするぐらいドスの効いた脅し声が出たのだが…


そんな私の豹変ぶりにビックリして 私を心配してくれた入院患者の女の子が


「ウワァ~ン」


と、泣き出しちゃったのだ。


私が向こう臑に車椅子をぶつけられて「フゲッ」と言ったぐらいじゃ何の騒ぎにもならなかった病院の廊下が 女の子の大きな鳴き声がした途端


「何だ?」


「どうした?」


「誰か、急変か?」


と、いろんな連中が集まり その騒ぎの中心に泣いている女の子と 棒立ちの私を視認した途端


「げっ ブタネコさんだ」


と、困った顔


「なに戸惑ってんだ? バカヤロウ」


それらの連中に私がそう言うと 何処からか総師長が現れ


「ブタネコさん とうとう、こんな幼い女の子を…」


と、完全に誤解している。


言い訳するのが面倒臭かったので 私は何も言わず、その場を離れて病室に戻ったのだった。


--<< 以上、回想シーンでした >>-------------------


「だいたい、ブタネコさんがAKBって 作り話の臭いがプンプンですよ」


Cちゃんは 私の言い訳を全く受け付けてくれなかった


こうなると何を言っても聞いてくれないのだ。


だから、私は逃げる様に病院を抜け出て自宅に戻り風呂に入った。


湯船につかりながら自分の足を見ると 車椅子がぶつかった臑が心持ち腫れており、内出血もしてジンジン疼く。


まぁ、こういう境遇は今に始まった事では無い。


自分で自分に「頑張れ」と励まし 再び、病院に戻って病室に入ると そこにはいつの間にか嫁が来ており 私が詞を走り書きしたスケッチブックをジッと見つめている。


やがて、私の気配に気づくと


「ねぇ? 何、コレ? アナタ、詞を書く趣味なんかあったっけ?」


「あぁ、それは東方神起…」


「東方神起? 東方神起の歌にこんな歌詞無いわよ」


「いや、だから、”どうして君を好きになってしまったんだろう?”の替え歌を…」


「どこをどう替えたら こんな歌詞になるのかしら?

 ”どうして嫁を好きになってしまったんだろう?”…って 喧嘩うってんの? コレ」


「まぁ、ほら みんなを笑わそうとだなぁ…」


「わざわざこんな真似しなくても アナタはいつも笑い物なんだから無理しなくていいわよ

 だいたい、アナタ 私と同じ学校で国語を習ったのよね? それなのに何、これ?」


「え?」


「”どうして嫁を好きになってしまったんだろう?”…って 根本的に文体が間違ってるでしょ?

 ”どうしてあの御方が僕のお嫁さんになってくれたのだろう?”…でしょ? 正確には」


「え?」


「なんで私が蛇で アナタがカエルなわけ?」


「いや、それは言葉のアヤで…」


「で? 小学生の女の子を泣かしちゃったんだって?

 さっき、総師長に聞いたんだけど どういう事? もう、恥ずかしいったらありゃしない」


「いや、それは誤解…」


「五回もいらないわよ 一回あれば充分よ」


思わず私は関係者を私の病室に集めて誤解を解かねばと思い ナースコールのボタンを押した。


すると天井のスピーカーから 間違いなく担当看護師であるCちゃんの声で


「お呼びになったナースコールは現在お客様の都合で応答ができません

 もう少し、ママに怒られて反省し時間が経ってから押し直してみて下さい」


あまりのストレスで 私の毛髪がゲゲゲの鬼太郎の毛針の様に飛びそうになった瞬間だった。


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