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2010年05月02日

● 神はサイコロを振らない DVD再見


唐突だが、ドラマ「神はサイコロを振らない」のDVDを無性に一気見したくなり 観た。^^




このところ私事ではあるが、左肩が50肩により言う事をきかないどころか、時々、激痛に襲われ 何処かへ行こうとか、誰かを弄って遊ぼうとか、PS3に興じようとか… そういった気持ちに全くなれずにいる。


ゆえに、こんな時だからこそ ブログやサーバー、それにPCのメンテナンスでもしようと そんな作業に熱中しているわけだが…


HDDのメンテナンスを兼ねて 撮り溜めて、気がつけば膨大になってしまった写真の画像データを整理していて、ふと ある写真に目がとまる。


画像をクリックして大きな画像で見てね。^^


上の写真は 2008年の7月末に私が長崎から対馬に飛行機で渡り、僅か12分後には対馬から福岡行きの飛行機で移動した 実にマヌケな真似をした時に撮ったもので、この写っている機体こそ その時、私が対馬まで乗っていった機体。


まぁ、なんでそんな馬鹿な真似をしたかは過去記事の中に埋まっているので 興味のある方は勝手に発掘して頂く事にして…


なんで今頃、2006年1月~3月に放送されたドラマ「神はサイコロを振らない」なんだと御不審の方もおられるとは思うが… そんな事はどうでもいい。


この時、私が長崎空港に行った大きな理由の一つには「神はサイコロを振らない」というドラマが原因である。


神はサイコロを振らない


ドラマの内容については 以前、


  ●『神はサイコロを振らない DVD1・2


  ●『神はサイコロを振らない DVD3・4


ネタバレ満載ではあるが上の二つの記事に記したので 出来るだけそれと同じ事は述べずにおこうと思うのだが…


今回、再見してみて この「神はサイコロを振らない」というドラマは傑作の一つだと再確認した。


前記事で記した通り、ラストの描き方は秀逸この上無く 今回もボロボロに泣かされた。(ToT)


けどね、前回より以上に 各話の所々での小林聡美のモノローグが毎回心に響く。


全く、個人的なオタク感覚で申し訳ないのだが…


神はサイコロを振らない

神はサイコロを振らない

神はサイコロを振らない


東大元教授の加藤(大杉漣)が 自分の理論と計算に基づき、長崎空港で10年後に現れた402便を出迎えるシーンが第1話にある。


飛行場の滑走路脇で「まだか?」と待ち焦がれ、待ち焦がれた飛行機が現れた瞬間の感動は 日頃、滑走路脇で飛行機写真を楽しんでいる者ならば 似た様な疑似体験を持っていると思う。


私の場合で言えば、千歳基地の航空祭の数日前にブルーインパルスが飛来した時や 昨年の秋にサンダーバーズが飛来した時などが その最たるモノ。


愛用の無線機から千歳のレーダーとのコンタクトに返答したコールサインが聞こえた瞬間の嬉しさみたいな気持ちは まさに、上のシーンの大杉漣と同じで この直後に機体が現れるのを見て鳥肌が立つ。


神はサイコロを振らない


こんなシーンを見て 自分が長崎から対馬に飛ぶ飛行機の中で見た光景が甦る。


神はサイコロを振らない

(これはその時に私が撮した写真)




さて… あくまでも私の個人感だが 「神はサイコロを振らない」というドラマの根幹のひとつに


神はサイコロを振らない

「十年前のあなたは、どんな あなたでしたか?」


という1行があると思う。


ゆえに、このドラマを観て、この1行から


「自分は この10年をどのように生きてきたのか?」


という風に思い返した人は多いと思う。


でもね、私は このDVDを初めて見た2007年の8月に


私が このドラマを見終えて感じた最大の事は 

「過去10年間を 俺は無駄に過ごしていなかったか?」

では無い。


「あと、何年 生きられるかは判らないけど、悔いなく 無駄なく過ごそう…」

という気持ちになれた事である。


と、その時に掲示した感想記事に記し その気持ちは今でも変わらない。


2008年に私がしでかした「対馬滞在12分の旅」は たぶん多くの人が金と時間の無駄遣いだと感じるだろう。


正直、私も「何やってんだ?俺」と思った事があることも事実ではある。


けれども、その反面 そんな真似をした自分が愛おしくもある。


近頃の人は 例えばどこかに旅をしようと考えた時、ネットなどを駆使して航空券や宿、レンタカーなどを出来るだけ安く手配し それが賢いやり方だと考える。


たしかにそれは一理あるとは思うのだが、値段が安くなる代わりに時間の制約を受ける。


行く場所も事前にキッチリと決め(られ)て それ以外の場所に立ち寄る事は無い。


つまり、余裕が無い。^^


天気が良いから景色を眺めようと思ってもそんな時間は無い というか、最初から景色など眺めておらず、一心不乱に前だけを見て運転し続けたり、JRや飛行機の中では寝て過ごす。


いや、10年の間に そんな旅行すら行っておらず、下手をすれば 住んでいる周囲を散歩する事すら無く、自宅と最寄りの交通機関の往復の道しか覚えていない…まである。^^


何かに夢中だったり、一生懸命の結果がそうなのであれば それは仕方のない事だが、気がついてみたら そうなっちゃってました…というのが 私の考える「勿体ない」だから、むしろ12分間の旅になってしまっても これまた仕方が無いんだな。^^;


あの日、壱岐島上空を過ぎた辺りから雲が厚く低く立ちこめ 着陸の為に高度を下げて間近に迫ったところで対馬の港や断崖絶壁が見えたけれども 結局、島全体が薄く霧に包まれていて全体像は眺める事が出来なかったし、たったの12分 しかも右から左へと機体を乗り換えた慌ただしい中だったから


「俺、対馬に行ってきたよ」


と、自慢できる旅では無い。


けれども、私はどんなに批判を浴びようとも


「俺、対馬に行ってきたよ」


と、胸を張る。


だって、そういう性格なんだもん。




が、まぁ、そんな事はどうでもいい。


この「神はサイコロを振らない」を私が傑作だと感じる由縁は 


主人公である「黛ヤス子」の人となりの設定と それを演じた「小林聡美」の演技の秀逸さだけでは無い。


「大杉漣」「尾美としのり」「山本太郎」「成海璃子」「ともさかりえ」… そして「岸部一徳」等々 そこに一切の無駄が無い。


そして、それぞれから少なくとも一度は泣かされた事。


ただ、そうやって「泣かされました」というだけではなく、「何か」を考えさせられ「何か」を気づかされた事。


それをもって「秀逸」と呼ばずして 何と言おう… である。


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

「・・・そんな真似をした自分が愛しくもある。」
すごく共感できる言葉です。
他人から見たら馬鹿げたことでも、自分にとって何物にも変えられないほどの経験をしたことは、人生で最も価値のあることだと信じているから。
自己満足と言われればそれまでだけど、それこそが本当の幸せだと私は思うから・・
「神はサイコロを振らない」は、私も大好きなドラマでした。

★ hamako さん

ご賛同ありがとうございました。^^


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