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2010年04月25日

● デイジー


私が「チョン・ジヒョン」出演作である映画のDVDで7本目に見た「デイジー」を語るとしよう。^^




【注意】この記事には映画のネタバレが満載です 映画に興味のある方は先に映画を見る事を強くお薦めします。




デイジー


単なる1本の映画として総論的な感想を言えば 三角関係がメインのもっさりとしたラブストーリーって感じで 特に可もなく不可もなく…ではある。


にも関わらず、この映画に高い評価を与える人は少なく なんでそうなのか「チョン・ジヒョン」と「デイジー」というワードで検索したら沢山の感想を覗けるから真面目な感想を求めている方は そちらを御参照される事をお薦めする。^^


私が、まず感じた事は


「なんでオランダに こんなに韓国人がいるの?」


…って思ったのが この映画における最大の違和感に当初は思えた。^^


「麻薬組織が…」とか「殺し屋が…」とか「似顔絵を描きながら技術を磨き絵描きになる事を夢見る女が…」とか そんな韓国人ばかりが押しかけて街中でドンパチやられたらオランダ人もさぞ迷惑な話だわな…なんてね。


一人の男は「殺し屋」なんだけど、結局 その男がどういう経緯で殺し屋になったのか?とか どんな系統の殺し屋なのか?とかは殆ど描かれておらず、極端に言えば


「チョン・ジヒョン」が演ずる女性に一方的な片思いをしている男がいる 彼の職業は「殺し屋」


…なんてナレーション一言で片付けられたのと変わらない。^^;


それと、もう一人の男は「インターポールの刑事」 はい、その一言で終了みたいな設定。


つまり、双方が対立するヤクザの若い衆でも、同じ商店会で睨み合う商売敵のケーキ屋でも設定的にはたいした違いが無い描き方でしか無い。


ゆえに、私の個人感で言えば 


デイジーデイジー

デイジーデイジー

「チョン・ジヒョン」がとてつもなく魅力的だった…って事が この映画の評価そのものだ…って事。


例えば、「チョン・ジヒョン」が丸太橋から落ちるシーンがある。


デイジー

デイジーデイジー


落ちそうになって丸太にしがみつくところから、落ちた後 ずぶ濡れになって荷物を拾う姿が、なんとも言えないほど可愛い。


また、後半部は「チョン・ジヒョン」が演じる女の子は ある事情で声が出せなくなってしまうから、彼女の演技は目と表情と仕草だけなんだけど それが実に秀逸で女性のやるなさや悲しみを表現している。


それだけでさ、「良い映画だった」と評価しても良いと私は感じたのだ。


それにね、「なんでオランダ?」という当初の違和感も この映画の物語は「画家を目指す女」と「殺し屋」と「警官」という3人が織りなす人間模様なわけだが、もしこれがパリを舞台に描かれていたならばプライドの高いフランス人が黙っていないだろうし、韓国を舞台に描かれていたならばバタ臭いコメディ感が漂った気もするし、日本を舞台にしたならば洋風な匂いが醸し出されず意味が無くなっていただろう ゆえに、落ち着いて考えてみたらこの映画がオランダを舞台にした事はとても効果的だったんだなぁ…と。


例えば、

デイジー

デイジー

デイジー

上の様な画が映像の中にあった。


こんな牧歌的な風景は オランダに限らず韓国や日本にもある。


けどね、似た様な景色であっても目に見えない空気みたいなものや 撮るカメラマンによっていろんな違いを私は感じる時がある。


例えば最近の日本映画の場合で言えば 野に咲く花は「デイジー(ヒナギク)」ではなく、韓国であれば 空の色が暗い画が多い。


それに、典型的な日本の映画制作者が海外を舞台に制作しようとしたならばタイアップだなんだと カットの合間に余計な番宣が含まれた映像とか、意味もなく「あぁ綺麗だね」みたいな映像や「ほら、イタリアだよ」とか「パリだからね」みたいな押しつけがましい映像が盛り込まれて それが全体の興を削ぐのが典型的なのだが、この「デイジー」に関しては 後になって興味が惹かれて調べてみたら「へぇ、オランダなんだ」みたいな盛り込み方しかしていない所に好感すら抱いた。




ちなみに、この「デイジー」には


デイジー

「もうひとつのデイジー」として「殺し屋」の目線で再編集されたアナザーヴァージョンがある。


基本的な中身は変わらないが、違った雰囲気が味わえて面白かった。^^


お駄賃

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コメント

>「チョン・ジヒョン」がとてつもなく魅力的だった…って事

 大いに同感です! 『僕の彼女を紹介します』に匹敵する作品はもうない
だろうとタカをくくっていましたら、全く不意を衝かれました。前半後半で陰陽
のある表情を見事に演じ分け、女性としての可憐さ、弱さが見事に表現され
ていたと思います。

 その他、都合の良い設定や語り足りない部分など、いつものように「全て、
丸呑み」にしましたので、気になりません。サブソニック弾(弱装の亜音速弾)
だから、ホローポイントだから弾道がわからないという説明が何度も出てきて
「それっぽく」聴こえるのですが、ご存知の通り、リボルバーにサイレンサー
をつけても効果はありませんし、至近距離ならオートマチックにサイレンサー
がついていても普通に銃声は聴こえるはずです。ホローポイントでわからない
のは「弾道」ではなく、「線条痕」だと思いますが、そういった字幕の間違いも
よしとしました。ブタネコさんのおっしゃる通り、チョン・ジヒョンが魅力的に描か
れていることで、この作品は高く評価しています。

 私の中では、『・・・紹介します』に続き、『デイジー』はいきなり二位に躍り出
ました。間違いなく、これから何度も観ることになる作品です(笑)。

★ ハウプマン さん


>「弾道」「線条痕」「発射音」


やっぱ、ハウプマンさんだ^^

なのに、「全て、丸呑み」にして良しとされましたか…

それがどういう意味かは余人は判らずとも私は充分に理解しましたよ^^


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