● サマーウォーズ
映画「サマーウォーズ」のDVDを入手したので観た。^^

この映画が劇場公開する前に

主人公の女の子の声を「桜庭ななみ」が演じていると聞き 見に行きたいと思っていたが、入院中の私には行ってはいけない場所が色々と主治医より指定されている中で 特に行っちゃダメな場所ベスト3のひとつが映画館
ゆえに、DVD化されるのを楽しみに待っていた。
しかも、この映画は珍しく娘達と嫁が劇場に見に行き
「アナタ好みの映画で 泣くわよ」
なんて事を言っていたから もう見たくて仕方が無かったのだ。^^
で、DVDを見終えたわけだが…
興味深かった事は

上のキャラの声を「谷村美月」が

そして、上のキャラの声を「仲里依紗」が担当していた事。
特に「仲里依紗」は現在もアイドル系にカテゴライズされている若手であるにも関わらず、そして この映画の監督である「細田守」の前作「時をかける少女」でヒロインの声を担当していた程であるにも関わらず このキャラを全く違和感なく演じていたのがいろんな意味で感心した。
が、そんな事はどうでもいい。

ウチの嫁が 私がこの映画を見たらきっと泣く…と予言した意味は 上の大家族が一同に揃って夕食を食べるシーンを見た時に判った そして泣いた。
私の両親は それぞれ兄弟が多く、特に母は12人兄弟という大家族。
その長である私にとっての祖父母が健在の時は 盆と暮れに祖父母の家に私にとっては両親や叔父や叔母 祖父母にとっては子供達が孫を引き連れて集まり、ワイワイと大騒ぎして過ごすのが慣習だった。
それが年を経ていくウチに祖父母が そして叔父や叔母、そして私の両親が ひとり、またひとりと他界していくうちに親戚一同が会するのは誰かの葬式か結婚式で しかも、孫の代に至っては付き合いが疎遠になり冠婚葬祭でも出席しない者が少しづつ増えているんだな。
思えば不思議なもので 今とは比べようもない交通事情だった40年前の頃は、そういうふうに盆暮れに親戚が集まる事を誰も不思議になんか思わず、当たり前の事の様に集まっていた。
ところが、昨今は「お金がかかるから そうそうは行けない」等と言う人や
「やっぱ、正月は海外で」
…なんて人の多い事。
まぁ、他人様の家庭事情に口を挟む気は無い。^^
子供の頃、大勢の叔父叔母やいとこ達と過ごした盆暮れは 今でも忘れられない楽しい思い出
「あぁ、あの時@@叔父さんが ~な事を言ってたっけ」
とか
「~の時に ¥¥叔父さんとウチの親父が大喧嘩したんだよなぁ…」
何かの時に ふと、そんな事を思い出したりするのだが この映画を見ていて、ずっと思い出しっぱなしだった。
内容的には トンデモな部分やベタに感じて この映画を評価しない人もおられるだろう。
たしかに、仮想空間や御都合主義的な構成がザラザラとした違和感で評価できない人も少なく無かろう。
私がいつも覗かせて貰っている映画サイトでは 小難しい言葉で褒めてるんだか貶しているんだかよく判らない批評が この映画に関しては多かった。
私がこの映画を見て 感動に近い懐かしさを感じたところは ストーリーの軸の部分では無い。
重要なシーンの合間の 何気ないシーン。
そう女達が集まって亭主や子供の話を屈託なくしながら料理している場面とか、子供達が無邪気に遊び回るとことか、親戚特有の遠慮のない人間関係とか…
「そうだよなぁ… 昔は、こんなのが普通だったんだよなぁ…」
そう思うだけで 懐かしくて涙が出る描き方の秀逸さを 私は高く評価したいと思う。
「ラブマシーン」との戦闘シーンや結果なんかはどうでもいい。
親戚達が「一族」として団結する姿こそに この映画の最大の魅力を感じるんだな。^^
