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2010年03月15日

● 長女が結婚 その3


月曜日の早朝、私は千歳の滑走路脇にいた。




情報では9時にアントノフAn-124が離陸するという。


車のTVで「めざましTV」を見ていた運転手 兼 次女の婚約者 兼 「気の弱い弁護士」の息子は


「あ、今日は2位ですよ2位 幸先良いですねぇ…」


めざましTVの星占いを見ながら無邪気に喜んでいる。


実は 困った事に、私と運転手は星座が同じ。


目の前に同じ星座の奴がいると


「コイツと俺の 今日一日の運勢が同じなのか?」


そう思うと、どんなに良い占いでも素直に受け入れられず複雑な気分になる。^^;


「俺にとってラッキーな日って事は ともすれば、運転手のオマエにはアンラッキーかもしれねぇぞ」


はしゃぐ運転手に私がそう言うと


「良いんですよ それでも」


と、運転手はニコッと笑うのだが、その笑顔を見せられると さらにイラッとくる私。




「それにしてもマズくないスか? 

 ここのところ、ママ(うちの嫁)はずっと@@ちゃん(うちの長女)の結婚式の件で

 かなり、ボルテージが上がってるんでしょ?

 そんな時に、呑気に千歳で飛行機撮ってたらヤバくないスか?」


「長女の結婚式…ったってよ 父親の出る幕なんざ式の当日ぐらいのもんだろ?

 俺がガタガタ騒いだって聞く耳なんか無いんだし、大人しく邪魔になんないようにするのが賢明だろが…


 …ってオイ? オマエ、いつからのウチ嫁の事を”ママ”って呼んでるの?」


「いやぁ、いつからって… 気がついたらいつの間にか…って感じですかねぇ…」


「ふぅん… で、オマエや長女の彼氏は 俺の事をどう呼んでるの?」


「え? いや、それが…」


「何だよ? まさか”パパ”じゃねぇだろうな? だったら、殺すぞ」


「いえ、間違っても パパとは… はい」


「で? 何て呼んでんだよ?」


「…っていうか、御自身こそ どう呼ばせたい…ってのはないんですか?」


「ん? どういう事?」


「ですから、例えば”お父さん”とか”オヤジさん”とか…

 @@って呼べ… みたいな御指定があれば それに従いますけど…」


「…って事はアレか? 俺が”お館様”って呼べって言ったら オマエ達はそう呼ぶの?」


「はい、仰せのままに…」


そう言われると「さて、何て呼ばせよう」と悩む私。


「”大将”じゃ欽ちゃんだし、”殿”じゃタケシ、”旦那様”って男から呼ばれるのもなんかなぁ…

 ”御主人様”じゃメイドカフェだし…」


「この前、¥¥さん(長女の結婚相手)とその話になったんですよ

 いざ、どう呼ぼうっ…てなったら なかなか良いのが無くて自分らも困ってるんです」


「嫁に相談はしてないのか?」


「しましたよ、でも ママは ”そんなの自分達で決めなさい”ってけんもほろろで…」


「まぁ、そうだろな^^」


「ひとつ候補はあるんですけど…」


「ん? どんな?」


「”御前様”」


「時代劇かよ?」


「そうなんですよ、ちょうど”樅の木は残った”ってドラマがTVでやってて それを

 みんなで見てたんですよ そしたら、@@ちゃん(ウチの次女)が

 ”あ~、この御前様っての 良いんじゃないの?”…って。」


「ふぅん… 次女がね。

 …って、あれ? オマエ、今 衝撃の事実を暴露しなかったか?」


「え? 何ですか?」


「”みんなで見てたんですよ”…って 何処で? ”みんな”ってのは誰々?」


「ですから、ママの家のリビングで ママと長女と長女の婚約者と 次女と自分の5人ですよ」


「え? なんでその5人? ママの家って事は 俺の家って事だよな?」


「最近、よく5人で晩御飯を食べてるんですよ…            あ!?


固まる運転手。^^;


「あれ? あれれ? それって何かおかしくない? おかしくなくなくない?

 いや、おかしくなくなくなくない?」


「 … 」


「そこ、俺の家だぞ?

 よく5人で晩御飯を…って その家、登記簿謄本見たらバカでも判るけど 所有者、俺だぞ?」


「 … 」


「俺、一度も無いぞ? オマエ達と一同に会して飯を食った事。

 なんで? なんで、御主人様はそこにいないの? なんで、呼ばれないの?」


「 … 」


「いつ頃から? それで何回ぐらい食べたの5人で?」


「先月(2月)の初め頃から 週に二回ぐらいのペースで…」


「あれれ? 何だろう? それじゃぁ、もう一ヶ月以上…

 と言う事は10回以上、その家族団らんオヤジ抜きパーティは繰り広げられてきたわけね? パパに内緒で


「いや、内緒ってわけでは…」


「どういう事なんだろうね? その家のパパは もうお亡くなりになっちゃったのかなぁ?」


「いえ、ちゃんと今 自分の目の前に…」


「あ、見える? 俺の事が見えるの? 声、聞こえてる?」


「も・もちろん…」


ちょうどその時、航空無線でアントノフがタキシングし始めた事を知り…


「ま、とりあえず アントノフを撮って、話はそれからだ」


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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