● Wの悲劇
SPドラマ「Wの悲劇」を見た。

夏樹静子の「Wの悲劇」と聞けば どうしても角川映画の「薬師丸ひろ子」と「世良公則」を思い出してしまうのだが、角川映画の場合 タイトルと原作は「Wの悲劇」となっていはいても 原作自体は劇中劇として用いられているだけなんだよね。
ファンの方には申し訳ないが 私は「夏樹静子」という作家に興味は無い。
が、1982年に映画が公開された時に「Wの悲劇」は読んでおり、これに関しては面白い着眼だけど尻切れトンボなストーリーだなと感じたものだ。
さて、その時に面白い着眼だと思った点は


「私、殺してしまった」という孫娘を その場にいた全員がそれぞれいろんな思惑絡みで助けようと試み偽装を行う…という点。

「ミステリー」の醍醐味は「謎解き」だと思っている私には それらの偽装がどのように見破られていくか? 共犯者それぞれが自分の思惑をどのように繰り広げるのか? 等の点において この「Wの悲劇」はなかなか秀逸であったとも思う。
さて…
今回放送されたドラマだが、結論から先に言えば なかなか面白かったし、2時間飽きずに見通す事が出来た。
が、素直に「良い出来」とは微塵も感じていない。
あえて名前は挙げないが



これらの大根ぶりは言うまでも無いが…

何故、こんな龍馬かぶれを持ち込まなければならないのか?

「真矢みき」は嫌いじゃないのだが、このドラマはではなんか「ひとり宝塚」って演技に終始し…

遠い昔に読んだ原作の朧気な記憶では孫娘の家庭教師役だったはずなんだけど、何故 キャバクラの先輩という設定なのか意味不明な「菅野美穂」

思うに、よくもまぁ ゴチャゴチャと具材を放り込んだ鍋だな…と。^^;
個人的には

「小日向文世」と





「谷村美月」が味わえたから とりあえず、それで満足ではあるのだが…
一点だけ、疑問を呈しておくと…

菅野美穂が演じた女性は 原作では家庭教師として事件の渦中に巻き込まれたので、なんの違和感もないが、このドラマの設定では 孫娘の招待によるモノ…という設定に置き換えられている。
それって、孫娘には 事前に、この時事件が起こると予想してたのか?…って違和感が生じているのだが、どうなんだろう?
