● 仁義なき戦い 頂上作戦・完結編
さて、今回は「仁義なき戦い」シリーズ全5作の4作目にあたる「仁義なき戦い 頂上作戦」と5作目の「仁義なき戦い 完結編」について併せて語ろうと思う。
4作目にあたる「仁義なき戦い 頂上作戦」と5作目の「仁義なき戦い 完結編」は どちらも1974年に制作・上映されたもの
諸説はいろいろあるらしいが、率直に個人感を言うと「仁義なき戦い」のシリーズは全5作で 広島のヤクザ抗争の初期を通して描いており、2作目の「広島死闘編」が外伝的ストーリーで 時系列的には1・3・4・5と言う流れで描かれている。
しかしながら、5作目が「完結編」となっているけれども どうもこの「完結編」に関してはいくつかの違和感を覚え 実質的には私はこの4作目がなんとなく最終話の感がする。













で、この4作目「頂上作戦」だが…
特筆すべき点は

上のキャプに3人の人物が映っているが 一番左の人物がこの画から判るだろうか?
正解は

この中にいます。^^
そう、「小林稔侍」 この頃は「その他大勢」より少し上的扱いだったんだな。
さてさて… 5作目の

「仁義なき戦い 完結編」だが





まず、特筆すべきは

「川谷拓三」
第1作目から第5作目までずっと出演しているのだが 役としては無名の若者ではあるけれど、役柄設定的には 少しづつ地位が上がっており、それにつれて露出も増えている。^^
また、

この映画が制作・公開される少し前の時期 大ヒットドラマ「柔道一直線」や「刑事くん」でのヒーローを演じ、若手俳優としてひと頃は大人気だった「桜木健一」が出演していた事。
さてさて…
「仁義なき戦い」シリーズの全5作においては 基本的に主要なキャストは通して同じ人物を同じ役者が演じているが、

「松方弘樹」が演じた3人の人物はそれぞれその作で死亡しており、

「北大路欣也」も第2作で演じた人物は死亡しているから納得できるのだが…


この「完結編」では大友役を「宍戸錠」、早川役を「織本順吉」が演じているが それぞれは元々、大友役を「千葉真一」、早川役を「室田日出男」が演じていた。
まぁ、それなりに理由があっての変更なのだろうけど 私はこの二人の交代に違和感を覚え、全5作と言われているけど4作目がラストの様に感じてしまうんだな。
特に、


第5作「完結編」のラストにおける「菅原文太」と「小林旭」の会話はたしかに渋い。
けれども、第4作「頂上作戦」のラストの

「菅原文太」と「小林旭」の会話は その上を行く渋さがあると私は感じているのも その大きな理由だ。
さてさてさて…
今回、「仁義なき戦い」シリーズについてこのブログに記事を掲示した事について
「何故? いきなり”仁義なき戦い”を語るの?」
と、問い合わせてきた方が数名おられるので それについてこの場を借りて申し上げておくと…
「北の国から 92巣立ち」のDVDを再見していて その中で「田中邦衛」と「菅原文太」が会話するシーンがある。
それと、数日中に記事を掲示しようと思っているが 別なとある深作欣二が監督した映画のDVDを数日前に見た。
その両方を見終えて「久しぶりに”仁義なき戦い”を通しで一気見しようかな」と思い立ったのがそもそもの理由である。
