● 仁義なき戦い 広島死闘編
いろいろ思うところあってこの「仁義なき戦い 広島死闘編」について語ろうと思う。

なんで?って聞かれると困るのだが、「仁義なき戦い」の最初のシリーズ全5作のDVDを数日前に再見した。
ヤクザ物だ、ドキュメント物だと とかくこの映画を批判したり、見ようとしない人も多いのだろうけど このシリーズは傑作であり、ひとつのエポック・メイキングであり、結果論かもしれないが 長い年数が経った後に再見した時、大げさに言えば自分の人生を省みるキッカケになる映画を名作とか傑作と呼ばずに何と呼ぶ?
主な出演者だが…

「菅原文太」

「金子信雄」
第一作が終戦後の広島におけるヤクザ抗争のプロローグを描いたとすれば、この第二作は第一作とほぼ同じ時期に存在した ある1人のヤクザの生き様にスポットをあてた形となっており、その人物(山中正治)役を演じたのは

「北大路欣也」
30数年後 大物俳優となった彼がCMで犬のアフレコで人気を博すと誰が想像しえよう。^^
それとね、同じ様に30数年後の今日 大物俳優である

「千葉真一」がギラギラした表情で
「オメコの汁でメシ食うとるんで」
…なんて台詞を吐いたり 股ぐらをボリボリと掻きむしる男を演じているのを見て、たったそれだけでも時代の変遷を痛切に感じる。
また、

「成田三樹夫」という 私の大好きな俳優さんが、実に渋い姿を見せており…

「山城新伍」と「川谷拓三」

「室田日出男」
当時は、無名に近かったり、くすぶっていた3人がこの映画に出演したあたりから陽の目を浴び、後にはコミカルな役どころで人気を博し、そして鬼籍に入った3人の姿…
後に 青汁のCMで一世を風靡する

「八名信夫」など…
例えば、物語の内容を度外視して 出演者の顔ぶれだけを眺めるだけでも、昭和という時代のドラマや映画を彩った名優のバラエティさに感動を覚えるんだな私は。
