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2009年11月04日

● 428 ネタバレ感想。^^


とりあえずは sondenさんに捧ぐ… って事にさせていただこうかな?^^




【注意!!】この記事はPS3用ソフト「428~封鎖された渋谷で~」のネタバレを多く含んでいます。




PS3用ソフト「428~封鎖された渋谷で~」の感想を述べるに辺り 内容のネタバレは極力避けたいと思ったので


   参考記事:『428 封鎖された渋谷で


という記事を掲示したが、予想以上に多くのプレイを終えた方からの公開・非公開コメントが寄せられたので 別個にネタバレ含みの感想記事を述べてみたいと思う。


まず、この「428~封鎖された渋谷で~」のストーリーの中には 、、


 ・大介-鈴音(重い病に冒された娘を助けたいと願う父)

 ・大沢-ひとみ・マリア(娘への愛情にあらためて気づく父親)

 ・静夫-留美(刑事:加納の彼女)(娘の結婚相手に対する父)


という風に3組の「父と娘」という関係が登場し、それぞれが私にとってはいろんな意味で身に染みる大きなツボ^^


まぁ、我が家の場合 私が心臓が壊れていて、娘達は健康そのものなのが皮肉ではあるのだが、正直言って 私の疾患が娘に遺伝しやしないかと 嫁から


「赤ちゃんが出来た」


と聞いて その娘が産まれ、それなりの年齢に育つまで こんな私でも本当に気が気では無かったから、考えたくは無いけれど もし、間違って…だったなら、大介の気持ちはよく判るし 私なら大介以上にとんでもない真似を平然としでかした事は間違い無い。^^;


また、娘が産まれて しばらくの間、私は年間の7割近くを単身で東京で過ごし 今の様に札幌に腰を落ち着ける様になったのは ほんの5・6年前からの事で それまでは大沢同様に仕事に夢中になっていた時期がある。


で、このところ二人の娘がそろって それぞれ相手を見つけ、結婚への階段を上がろうとしている状況にあって 父親である私の感情は時として静夫の域をはるかに超える。^^;


最近のドラマとか 当たり障りのない人が運営しているブログの記事なんかを拝読すると


「あなたは自分の娘が信用できないのか?

 あなたの娘が選んだ相手なのだから そっと優しく信用すべきでは?」


なんて展開が 心地良いBGMと共に描かれ「めでたしめでたし」なんてハッピームードを醸すケースが多いけど、現実は 本当にそれでめでたい事ばかりなのかね?


いいや、否である!!


結婚してみたら… 彼が本当は


「酒乱だった」「DV野郎だった」「女癖が悪かった」「金にルーズ」…


そう言って別れる 離婚率の高さが何かを物語っていないか?


まぁ、無茶苦茶な理論かもしれないけどね「嫁の父親が とてつもなく怖い」場合 先述した大馬鹿野郎達が娘に近付く可能性が 全く無いとは言えないけれど、大幅に下がる… 勝手ながら私はそう確信している。


その点に関しては 間違い無く、私以上に私の嫁がそう考えており であるがゆえに、娘の彼氏に対する私の狼藉に関しては ほとんど口を挟む事はない。^^


私だって 超弩級のバカ親父だから、娘達の事を信用する・しないなんて問題以前に溺愛している。


けどね、「娘が信用した、愛した相手だから…」なんて綺麗事で片付ける気なんかサラサラ無い。


「仮に、うまく結婚できたからといって もし、娘を不幸にしたら判ってんだろうな?」


そういうトラウマを 嫌になるぐらいに植え付けた上で、それでも「結婚したい」と気合いを見せるぐらいの男じゃないと 私よりも、うちの嫁が認めない…


が、まぁ、そんな事はどうでもいいや。^^


「428~封鎖された渋谷で~」のストーリーには ドラマらしい御都合みたいな展開がたしかにある。


けれども、それぞれ3人の父親には それぞれ芯を押さえた設定があり、私にはそれが説得力となって映る。


そして、それぞれの娘達が 実に健気。


特に近野成美が演じたマリアとひとみの二役は とても秀逸なんだな。




【注意!!】以下の記述には さらに濃いネタバレを多く含んでいます。




本編をクリアし、さらに条件を満たすと「鈴音編」と「カナン編」を読む事が出来る。


この「鈴音編」がね…


色々と寄せられたコメントを拝読すると 結構、評価が分かれており それぞれの方が私(ブタネコ)がどう感じたか?が気になっておられるようなので 少し私見を述べておくと…


ボンベイ・ブラッドという特殊性を持ち込んだ事と 物語に難病を組み込んだ事に、このブログをかなり前から読み込んで下さっている方であれば尚更 私の感想が気になるのであろう^^


率直に言って その点について私は正直、好意的な感想は抱いていないが、「クソだ」とこき下ろす気持ちも無い。


そう、今まで何度も述べた事だが そういう難病に苦しんでいる人がストーリーに触れた時にどう思い、感じるか? その点への配慮をどのように感じさせているか? それが私の評価の分かれ目であり、この「428~封鎖された渋谷で~」の内容は可もなく不可もなく というか、やや可なんだな。


その理由は 移植の年齢制限と 移植を望む人達の心の葛藤のひとつのパターンが巧く描かれている点にある。


こういう問題って 現実に何かが起これば「可哀想」とか「なんとかしなくちゃ」と多くの人がしたり顔で言う。


けれども、ちょっと熱が冷めると「ウチには関係無いし…」みたいにあっと言う間に忘れ去られる。


数年前に「白血病」がテーマのドラマがあり そのドラマに感動しドナー登録をしたという人が少なく無いが、では 今になって


「アナタと適合する患者がおります」


と、提供の要請が来たら 何も考えずに進んで提供する人がどれだけいるのだろう?


ふと、私は考えてしまうんだな。


件のドラマが放送した直後であれば 何も考えずに提供する人は多かったかもしれない。


けれども、あれから数年が経ち 言わば熱が冷めたみたいな人だと 諸般の事情を理由に尻込みする人も少なく無いんだよね。


だから、私は 当時、「いざとなった時に考えちゃう様な人は 患者を一瞬でも喜ばせる事が余計に残酷な結果に繋がるから 信念の無い奴がカッコつけて登録するな」って述べたわけで そう述べた時は随分といろんな人からブツブツ言われたけど 今なら少しは判って貰えるのではなかろうか?


よく考えて(思い出して)いただきたい。


とある「白血病」をテーマにしたTVドラマの大傑作が世に出た後、XP(色素性乾皮症)とか「脊髄小脳変性症」を題材にしたドラマがあった事を覚えてますか?


今、言われて「あぁ」と思い出すまで 忘れ去ってませんでしたか?


もし忘れていたとして、それらが題材のドラマが放送されていた時「感動しました」「泣きました」なんて言ってませんでしたか? 


その当時、私は上辺だけで「可哀想」とか綺麗事の様な感想を述べている人達に対して ともすれば皮肉る様な発言を繰り返したものですが、私は その当時から今まで忘れた事は無いし、今でも持論は変わっておりません。


だって、私は病人であると同時に 二代目開業医という悪友の医療法人の理事という肩書きも持っており、そんな私が入院している病院には そんな患者さんが何人も入院しているのを知っているからね。


現実問題 ドナーを待っている患者は多いわけだし、そういう人達がチャンスを得る機会が増える事が望ましいのも事実。


ところが、それらのチャンスを阻害している要因には 世の為人の為になるはずの法律や、熱しやすく冷めやすい ともすれば薄情とさえ映る「口先だけの世論」がある。


ゆえに、難病や移植がストーリーに盛り込まれたドラマや小説の傑作(良作)が 時々、世に出て 人々に喚起する事は重要だし望ましいとも思うのね。


そういう意味で、「428~封鎖された渋谷で~」の内容は、やや可だと私は感じている。




【注意!!】以下の記述には さらにもっと濃いネタバレを多く含んでいます。




さて… 「カナン編」に関しても 少し触れておこう。


「カナン編」は アニメ仕立てである事と おそらくはテロリストの起因を理解させる目的で中東紛争などの流れを延々と語る台詞が ともすれば冗長に感じ、「ツマンネ」と感じた人が多い様だ。


けどね、ちょっと別な観点で考えてみていただきたい。


例えば、身近な話題で言えば『海上自衛隊の補給艦と護衛艦の派遣』『アフガニスタンの復興支援』『テロ対策特別措置法』などが騒がれている。


911(アメリカ同時多発テロ事件)で 崩れ落ちるビルの映像を見て、「テロ最悪」と感じている人は多いが、では なぜ「テロリスト」達は活動を続けているのか? そもそも「テロリスト」と呼ばれる連中は何故、世に現れたのか? 中東紛争ってそもそもどういう経緯を辿っているのか?


それらの事を どれくらい把握した上で「テロ最悪」と言ってるのか?


怒られるのを覚悟で言えば 何も知らずに「テロ最悪」って簡単に口にする人が この日本の国民にはとても多い… まず、そこに気づくべきなんだよね。


誤解されると嫌だから念を押しておくと 私はテロを擁護する考えは全く無い。


けどね、何も知らずに(知ろうとせずに) 流行にのっかるみたいな風潮で「テロ最悪」って言ってる人達に対しては「なんだかなぁ…」と ともすれば不快に感じる。


意見を言う… その為には最低限の知識なり、認識は持っているべきで 何も知らずに(知ろうともせずに)「みんながそう言ってるから」みたいなノリで意見めいた事を言う事は無責任以外の何物でも無いと私は思うのだ。


だから、たとえアニメとかゲームであっても それらを知るキッカケに成り得るモノには それなりに評価を与えるべきだと思うわけで、「カナン編」でともすれば冗長だと思われる部分は そういう視点で見ると、興味深いぐらいに秀逸であるとさえ思える。


「カナン」と「アルファルド」の背景とか立ち位置が それなりに判って見れば、カナン編を単に冗長というのはどうかと思う。




…というのが 総論的な私の感想であり、最後に もう一点だけ言わせて頂けば


近野成美が すこぶる良い。^^


以上。


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

ひとつ。私は自分に、好きになることは出来てもその人が本当に選ぶべき問題ない人なのかどうなのか目がくらんでいる間は自分では判断できないとすごく思っています。
その点で言ったら、自分よりはるかに人を見る経験をつんできている父に見極めてもらえるならもらいたいと言う気持ちがすごくあります。故に付き合ってある程度すると実家に呼ぶのですが。。。。
うちの父はあまり興味が無いようでした。
やはり他力本願はいけませんね。


★ りり さん


>目がくらんでいる間は自分では判断できないとすごく思っています。


りりさんに限らず、よくある話だと思います。

ですが…


>その点で言ったら、自分よりはるかに人を見る経験をつんできている父に見極めてもらえるならもらいたいと言う気持ちがすごくあります。


矛盾に思われるかもしれませんが 何か違う様な気がします。^^

父親の意見はあくまでも参考であって 見極めは本人がなさるべきと思います。

気のせいか、りりさんのコメントは依存が私には強いように感じられるのです。


極端に言えば父親と娘が連携するのでは無く、父親は独自の存在であるべきだと私は思うのです。


>うちの父はあまり興味が無いようでした。


興味が無いはずありません。^^

ただ、黙っていただけですよ


なるほどです。
連携ではなく独自ですか・・・。確かに今何も言わない父だからこそ依存への願望は抱いても
不満を思うことが無くいられるのかもしれません。

さらには普通に考えて父を依存の対象に考えること事態おかしな気がしてきました。
父にとっては次から次に気疲れの対象をつれてこられるのもいい迷惑だろうし。・・反省

しかし見極めが・・・自信ないです。
両親が安心して老後を過ごせるように(と。言いながら自分の幸せ第一だったりします。)
しっかりとした人と良いめぐりあわせがあればいいのですが・・・
結婚詐欺にあって殺されかねない時代ですからね。下手に本気になって探したくもなし。です。

それと本文後半に対してのコメントが書けずこの程度のコメントばかり書き込んですみません。
私は人の死が恐くて自分の死も恐くてたまらない人間で、家族がそうならない限り死を見つめることに対して恐怖し、極力死を題材にされた作品を見ることを避けて来たので。。。偽善者よりもたちの悪い人かもしれません。

★ りり さん


たかがブタネコの能書きを真剣に考えるのも どうかと思いますよ。^^

と、言いつつ また能書きを述べる私ですが…^^;


>両親が安心して老後を過ごせるように(と。言いながら自分の幸せ第一だったりします。)


娘の幸せな姿を眺めるのが 私の場合、安心した老後の様に思えるわけでして だから、りりさんの幸せが第一で良いと思います。

まぁ、あくまでも仮に ウチの娘がりりさんの言われるのと同じ事を考えているとするならば…


まず、「幸せ」ってのは 自分で探して見つけるもので 誰かから貰うものではありません。

かと言って、探し物って 探せば探す程、見つからない… というか、遠くに感じてしまったりするし、特に「幸せ」ってのは 気がついたら手に入れていて、それに気づかずにいたりするから困ります。

焦る必要も無いし、ともすればわざわざ探す必要もない けど、何もしないで得られる程甘いモノでも無い 難しいですね。

だから、私は 今が一番幸せなんだと思う事にしています。

もしかしたら、もっと大きかったり、素晴らしかったり、素敵な幸せが他にあるかもしれませんけどね そんなの気にしていたらキリが無い。^^


>極力死を題材にされた作品を見ることを避けて来たので。。。


結婚詐欺に遭われるよりも 宗教系の詐欺に騙されそうな悪寒がしました。^^;


ただね、悪い意味で死を軽く扱った小説やドラマが多いのも事実だから気持ちはなんとなく判ります。


【※注意!!】

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