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2009年08月14日

● 雑感(8月14日)


千歳基地航空祭が終わって…




今回は写真は抜きで「千歳基地航空祭」に関し 私見というか、愚見を書き連ねてみたいと思う。




個人的結論から言えば 今年の「千歳基地航空祭」は天候に恵まれず残念に終わった感が強い。


雲底が低く いくつもある機動パターンのうち、機動飛行に上下の動きが省かれ、その結果 機動飛行全体が真の迫力からはかなり欠けたものになってしまった点


それと、数年前から言われている事だが 展示機として招く外来機の機種がワンパターン化してしまっており、「目玉」という部分が失われつつある点。


さらに言えば、民間航空会社、国土交通省航空局、それに北海道など関連自治体、そして新聞やテレビといったメディアの無関心さ


天候に恵まれなかったのは自然相手の事だから致し方ない。


でも、それ以外に関しては色々と検討すべき点が多々あるのではないか?と思うのだ。


例えば、今回の千歳の航空祭に集まった見物客の人出は推定12万数千人


ちなみに、千歳市の人口が約4万4千”世帯”に訂正 約9万3千人である事を考えると 航空祭の当日に押し寄せた数が想像出来る。


けどね、私の知る限り 北海道内のメディアが 例えばニュースやローカルワイドで「8月9日に千歳基地で航空祭が開かれます」とアナウンスするのを一度も聞いた事がないし、新聞紙面でも見た覚えは無い。


探せば、何度かは サラッと記事や放送の片隅にあったのかもしれないが、所詮はその程度であって 12万数千人はメディアによって集った人出では無い。


この12万数千という人出のうち 例えば、どれだけが道内在住者で、どれだけが他府県からの見物客かは不明だが、航空祭当日 基地を囲む様に駐車した車の半分近くが他府県ナンバーやレンタカーだった事、当日 写真を撮っていた私の周囲で同じ様に屯って居た人の多くが他府県から来た人だった事を考えると 相当な数が航空祭目当てで北海道に来道していたと考えて良いと思う。


要するに、航空祭に集った観客は純粋に「航空祭」が見たくて集まった人達であって、宣伝や話題に乗っかった人では無い…という事。


もし、これが「雪祭り」や「ヨサコイ」の様に 事前の宣伝や取材などがあったならば どれだけの人が集まったのか? そう想像する自治体の観光絡みの小役人や観光業者はいないのかね?


例外としては 毎年、本州からのマニア向けのツアーを主催している観光会社は数社あるけれども、ツアーとしての規模は小規模のものばかりなんだよね。


北海道の主となる産業のひとつは「観光」であり 例えば「雪祭り」や「ヨサコイ」などに 道外から観光客がどれだけ来るか? その経済効果は…と メディアや自治体は躍起になる。


なのに、なんで無宣伝で12万人もの人が集まる「お祭り」に目を向けないのだろう?


簡単に想像できることは「自衛隊の基地の祭りだから」という点なんだな。^^;




千歳空港の自衛隊側滑走路の北東部エリアは かつて、千歳空港のターミナルビルや駐車場のあったスペースである。


新千歳として現在の民間側滑走路やターミナルビルが運用されて以降、旧ターミナルビルは取り壊されて平地となり、スペースの半分は海上保安庁の格納庫や政府専用機のハンガーなどで半分ぐらいは利用されているが それでも残りの半分は荒れ地として放置されたかの現状にある。


実際、そのすぺースは千歳基地とは滑走路を挟んで反対側にあり、展示機を見るのには不向きだが、展示飛行などを眺めるには良好な場所


ところが、そのスペースを現在管理しているのは国土交通省の航空局で 基本的には航空祭の時には開放しておらず、実際「関係者以外立ち入り禁止」という立て看板を無視して 当日、そのエリアに車で進入した者は数え切れなかったわけだが、それに対して航空局は見回りのパトロール車が数回巡回しただけで退去させたわけではなく…


つまりは 積極的に航空祭を盛り上げようとするならば、最初から「航空祭当日のみ開放します」とすればいいわけだし、「保安上の理由で立ち入り禁止」なのであれば すべからく全部、立ち入り禁止をとして侵入者は取り締まらなければ筋が通らない。


結局、航空局は基地航空祭に関して協力的な姿勢とは端からは見えず


「自衛隊が勝手にやってる事を 物好きだけが勝手に見てればいい」


みたいな、我関せずの姿勢に映る。


ファーンボロー航空ショー、ベルリン航空ショー、パリ航空ショー、モスクワ航空ショーなど世界的に有名で世界中から見物客が集まる航空祭がある。


これらの航空祭は純粋な意味での航空祭という表の顔と 実質的には航空機メーカーなどの見本市という意味合いもあり、特に 開発中の戦闘機や爆撃機のデモフライトなど 言い方を変えれば兵器売買という側面もあるから 日本の風土としてはこれらの様なスタイルの航空祭は無理なんだろうとは思う。


しかしながら、日本のどこかで毎年とは言わず 二年に一度とか、三年に一度のペースで良いからせめてアジア最大の純粋な意味での航空祭が開かれてもいいんじゃないのか? それには千歳みたいな環境が国内では最も適しているんじゃないのか? …なんて夢想するのだが、如何であろう?


ろくな宣伝なんかしてないのに12万人も集まっちゃうイベントって そうそうあるモンじゃない。


ちゃんと宣伝して、例えば 今年であればF-15やF-16だけじゃなく 展示で飛来したF/A-18や フライパスだけで飛び去ったF-2あたりにも 15分で良いから機動展示飛行をやってもらう段取りをして それを前もってちゃんと宣伝すれば大がかりなツアーだって充分に可能だし、観光客はもっと集まると思うんだけどね。^^




ここ数年の私にとって「千歳基地航空祭」は 夏の風物詩のひとつであり、航空祭を終えて 直後のお盆が過ぎると、文字通り その年の夏が終わると言って過言では無い。


私は自衛隊オタクであり、飛行機オタクだから F-15やF-16といった戦闘機や ブルーインパルスの飛行展示を見るのが大好きだから 年に一度の航空祭で低空を激しく機動する機体の動きや音を聞くのが楽しみで仕方が無い。


そんなオタクだからこそ 上述した妄想的私見を抱くのだと思われても否定するつもりは無い。


以前、新千歳空港の24時間運用と積極的にハブ空港化せよと このブログの記事で述べた際に 予想通り、反対派の方から反論を頂戴した。


その御意見は非公開コメントとして寄せられたものなので公開引用は避けるが…


確かに、千歳空港に限らず 日本全国、どこの空港にも騒音問題が重要視されている。


特に、厚木とか普天間・嘉手納などの米軍機による騒音問題というのは 単に騒音だけの問題じゃなく他のいろんな問題との兼ね合いもあって重要だとは思うし、私はそれを蔑ろにするつもりは毛頭無い。


それに、札幌の丘珠や千歳の場合は 慣れ親しんだ故郷という事もあって、古くからの流れなども知っているけど、それ以外の空港については 過去からの流れをちゃんと知っているわけでは無いので無責任に意見を言うつもりもない。


ゆえに、千歳に関してのみ言及させて頂くと 厳密に言えば、千歳空港は千歳市だけじゃなく、その敷地は苫小牧市にも及んでいるところが まず、話を複雑化させているポイントで 単に、千歳市と限って言えば 市民のどれだけの割合が24時間運用ハブ化に反対しているのか?が メディアの伝える所に私は大いに疑問を抱く


というのも、先に述べた千歳市の人口約9万3千人のうち 航空自衛隊及び陸上自衛隊の関係者とその家族、空港に関連する諸施設や付帯事業の従事者やその家族といった人の占める割合が大半で 全く、空港とは関わりなんかありません…という住民ってそんなに多くはないからだ。


たしかに、夜間の離着陸が増えれば 時に、その騒音も問題ではあろう


しかしながら、ハブ化による航空収入や貨物業等の雇用の拡大など千歳に限らず、北海道 しいては国という規模で考えてもメリットは少なく無い。


なにゆえ、不景気だ… 失業率が… 景気回復のカンフル剤が…と嘆いてばかりの今日にあって そういった事を検討しようとしないのだろう?


私には 不思議でならないんだな。


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コメント

こんばんは。

ブタネコさんの仰る通り、たいした宣伝もないのにこれだけ人を集められるイベントって他にないと思います。
普通は営利が絡んでくるので人を集めようと必死に宣伝するものですよね。
僕はこんな素晴らしいショーがタダで(駐車場もタダ)見れること自体が素晴らしいと思っています。
子供の頃から30年以上も千歳に住んでいますが、千歳人として誇らしく思います。

空港の24時間化も個人的には全く問題ないと思います。
最近は騒音問題にうるさくなったせいで、自衛隊機はかなり遠慮して飛んでいます。僕が子供の頃は住宅地の上を超低空飛行で、ものすごい爆音で飛んでいました。
今のようにすぐに高度を上げて飛んでいき、洋上で訓練するようになってむしろ寂しいくらいです。

航空祭は本気で宣伝すれば雪祭りやヨサコイよりもっと素晴らしいイベントになると思いますね。
(個人的には今でも雪祭りやヨサコイより素晴らしいと思っていますが)

PS:千歳の人口は17年の国勢調査時でも9万人を超えており、今では10万人近くになっていると思います。

★ yah さん

御指摘ありがとうございました。

千歳市のHPを見ながら記述していたのですが、とんでもないミスを気づいておりませんでした。

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