● ブタネコの撮影メモ 民航編
あまり、ネタばらしはしたくないのだが…^^;
これから千歳空港で飛行機撮影に挑戦しようという人の為に 余計なお世話をしておこう。^^

上の図は千歳空港と新千歳空港のマップ(図の上が北、下が南)
右側の19-01滑走路が 新千歳と呼ばれる民間機側、左の18-36が昔からの千歳空港であり、現在は自衛隊専用の滑走路。
・青A
通称:A10ポイントと呼ばれる場所 ここに至るには空港中央部を南北に走る道道130号線から脇道に600mほど入らなければならない。
夏期であれば車で乗り入れる事も不可能ではないが 途中、タイヤが埋まりやすい所が何ヶ所かあり、車高のある4WDでも雨降り後のぬかるみでスタックしているのを見た事がある。
脇道は細く 車両一台が走るのがやっとの狭さで、運悪く反対側から車両が来た場合はいずれかが悲惨なバックを強いられる しかも、道の両側に生い茂る笹で車体が傷だらけになる事を覚悟した方が良い。
また、仮に無事に奥まで乗り入れられたとしても 帰る時に車の向きを変えたくても方向転換出来るスペースは限られており、2台以上の車が既に入っていたりすると方向転換すらおぼつかない。
ゆえに、私はこの場所に安易に車で乗り入れるのは止めなさいと申し上げておきたい。
ちなみに、このポイントが人気があるのは すぐ目の前にタクシーウェイが横切っていて滑走路南側01のエンド付近にあたる為だが ここは午前中は逆光となる。
上の写真の様に 北風時には直ぐ目の前を横切って方向転換する様が伺える。
ちなみに、上の3枚の写真は 3枚とも70mmで撮影しトリミングしていない事を御理解頂くと 如何に近くから機体を写せるかが想像頂けると思うが、ここは2m弱の高さの金網があるため、脚立が必要。
・青B
通称:生コンポイントと呼ばれる場所 ここに至るには国道36号線から脇道に600mほど入らなければならない。
こちらはA10ポイントと違って車両で楽に入れ、脇道も舗装され楽にすれ違えるだけの道幅もある。
ここも2m弱の高さの金網があるため、脚立が必要
上の3枚の写真は この生コンポイントで撮影した参考例
ちなみに、この生コンポイントには札幌TVのライブカメラが設置されているので、これも参考にされると良い。
このポイントは午後からは逆光になる。
・青C
ここは通称:19エンドと呼ばれる場所で かつては滑走路のエンドにあるフェンス際まで入れたが、現在はフェンス際には立ち入れない。
しかしながら、南風時に着陸してくる旅客機の迫力を味わえるポイントとして魅力は大きい。
が、立ち入り禁止になったとはいえ 車両の通行を防ぐ為の簡易バリケードみたいなもので 今でも徒歩で忍び込む輩が絶えず、国土交通省の航空局はおろか警察車両の警戒も絶えず ヘタすると36号線からの入り口が閉鎖されるのではないかと危惧している。
上の4枚は かつて、立ち入りが出来た頃に19Lのフェンス際で撮影したもの。
・青D
この場所を撮影に使うにはいくつかの条件が必要となるので この場所に挑戦する人は そんなに多くはないのだが、千歳に通う頻度の多い人は一度は挑戦する場所とも言えるらしい。^^
その条件とは 南風で民航機の着陸が19Lの時。
さらに、夕焼け…という条件が揃えば
こんな写真が撮れる。^^
さてさて…
最初は ただ飛行機が撮れればそれで満足…というのが普通の話。
何度も空港に通い、いろんな飛行機を撮影していくうちに飽きてしまうのが大半だが 自分なりに「~な写真を撮ってみたい」って感じの目標が芽生えると どんどん深みにはまっていくのが飛行機写真じゃないかと私は思っている。^^
千歳で知り合った そんな愛好家達と色々と話し、それぞれの「目標」の違いを知ると とても興味深く感じたものだ。
例えば、各機体には機体番号(”レジ番”等と呼ぶ)がある。
「機種毎に全部の機体番号を撮ってコンプリートしたい」
という目標を持っている人
「今は とにかく夜間撮影に拘っている」
という人。
「2機以上、できれば3機が一つの画角に収まる様に撮る」
という人。
「機体の一部を とにかくアップで撮りたい」
という人。
いろんな人がいる。^^
彼等は そんな目標の為に撮影ポイントを研究し、空港周辺のいろんなところを巡る。
私は それこそが楽しみの極致の姿だと思うのね。
いい年をカッ喰らったオッサンが真剣な面持ちで
「あと15分でJALの@@便と ANAの@@便、両方ともジャンボが降りてくるんだよねぇ…
あの月をバックに取り込むには やっぱ、19エンドのあたりかなぁ?」
なんて真剣に考え込んでいる姿は 他人からは滑稽でも、同好の者としては痛い程、気持ちが判る。
千歳は離発着の多い空港ながら、国内の空港の中では周囲に自然が多く、特に冬の雪景色は魅力的なロケーションだから、これから飛行機写真に挑戦してみようと思う方は ただ撮るだけじゃなく いろんな目標に是非、挑戦される事をお薦めする。
というわけで、次回は 自衛隊側の撮影ポイントについて語ろうと思う。^^












