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2009年07月23日

● 田舎者の証明(2)


ふと、思った事を記してみる。




今がどうなのかは知らない。


あくまでも私の学生時代の頃の話をしよう。


小中高と札幌で生活しているうちに 本当は札幌とか北海道限定のモノなのに それに気づかず、いつの間にか日本全国当たり前…みたいに思い込んでいたモノの存在に 進学で東京に上京してみて 初めて気づかされたモノがいくつもある。


当初、まず戸惑った事は水道水の不味さだ。


たまたま、その場所がそうだったのかもしれないが カルキ臭の強さに辟易とした。


当時は今の様な蛇口につける浄水器なんてモノは無く、ペットボトルに入った水を買うなんて習慣もない。
(水なんか売ってなかったと思う。)


札幌でも たまにカルキ臭い事はあったけど、東京で住み始めた家の水は常に強いカルキ臭が伴い、風呂も 洗って新しく水を風呂桶にはると しばらくは浴室の窓を開放しないと我慢が出来ない時さえあった。


なので、大きなヤカンを買い 湯を沸かしてカルキを飛ばし湯冷ましにしたり、麦茶にして飲料水にしたのだが…


中学生の時に社会科の授業で幕末期に鎖国していた日本に開国を迫った諸外国の理由の中には 日本の水の美味さ…というのもあった なんて本当に習った記憶がある。


でも、それから数年後 進学で上京して出合った東京の水道水は道産子の私には飲める代物では無く^^


私は昔からコカコーラが大好きで ともすれば、それが飲料水代わりでもあったのだが 当時、東京で売られていたコカコーラと 北海道で売られていたコカコーラでは 明らかに味が違う事にもこの時初めて気づかされた。(北海道は北海道コカコーラという独立会社が製造販売しているから)


あくまでも私感で言えば、北海道の方が甘みと炭酸が双方東京のものより強く「これこそコーラ」って感じがしたもので、北海道では缶は350mlのタイプだったが、東京では200mlの缶で同じ値段で 350に慣れた私には200では飲み足りない。


たったそれだけ…と、笑う人も多いだろうが たかがそんな事が気になる程、東京には好きになれない事が多すぎたんだな。


でね、中3か高1の時に札幌では コカコーラ系列から「Mr.PiBB」なるコーラに似た感じの飲み物が売られ始めたのだが、東京に上京してみると「Mr.PiBB」は(その当時)売って居らず、似た感じで北海道では売られてなかった「ドクターペッパー」が売られており ゆえに、上京したての頃の私は常にドクターペッパーを愛飲していた。


余談だが、その当時 義弟が自衛隊の特殊な学校に入校し 彼が横須賀の武山に一時期いたので、何度か彼を訪ねて横須賀に行った時に、米軍基地のそばの雑貨店に355ml缶のアメリカ製コカコーラやファンタが6本パックで売られているのを見つけ、試しにそれを買って飲んだところ… あぁ、アメリカだとこんな味なんですね…ってぐらい美味かった。^^




さて… 「やきそば弁当」という商品名のカップ麺やきそばが北海道にはある。


この商品が初めて発売されたのは 私が高校生の時、受験勉強の合間に夜食代わりに食べる定番となる。


興味の無い人には どうでも良い話かもしれないが、北海道人で本州生活を過ごした者にとって この「やきそば弁当」はたかがカップ麺と侮るわけにはいかない代物


北海道では 何の変哲もない、どこでも売っている馴染みの商品なのだが 実は北海道限定で発売されている商品で 上京して「UFO」や「ペヤング」といった似た様な商品があるにも関わらず、北海道出身者は「焼きそば弁当が食いてぇ~」となり 母親が仕送りがわわりに送ってくる生活支援物資の中に 必ず、3つや4つ放り込まれるのが普通となる。


先日、とあるブログを拝読していたら たまたまその「やきそば弁当」の話題が述べられていたのだが、その記事へのコメントに


「弁当っていっても、やきそばにスープが付いているだけでしょ」


という1行があるのを見た。


たしかに、簡単に言ってしまえばそういう言い方も出来る。^^


でもね、このコメントを記した方は 例え悪気がなかったにせよ、私同様に「やきそば弁当」に思い入れのある者には その一言だけで充分に喧嘩を売るのと同じ。^^


同時に、本人は物知りのつもりでも それは単に上辺だけにしか過ぎない事に気づけていないアホでもある。


よく考えてみて欲しいのは 例えば、インスタントラーメンやカップ麺って 今まで数え切れないぐらい次々と新製品が登場し 次々と生産が終了し 品揃えが入れ替わってきたのだが、そんな中にあって30年経っても変わらずに売られ続けている商品もある。


それって何故なんだろうね?


同時に、30年も売られ続け、買われ続けた事に どんな意味がるのか考えてみると良い。


そういう事に思いを馳せず「ただ、スープがついてるだけでしょ?」なんて簡単に言う奴を 私がアホとの罵るのは そういう意味だ。


例えば、もし この記事を読んでいるアナタが北海道出身者で 現在、就職や進学で関東圏で暮らしている人ならば よりリアルに私の言いたい事を理解してくれると思うのね。


缶詰とか野菜とか いろんなモノを詰め込んで関東圏で暮らしている子供に送るのは なにも北海道に限らず良くある話。


その送られたモノの中に「やきそば弁当」みたいなモノがさりげなく一緒に詰められているのを見て


「わざわざこんなモンまで送ってこなくてもいいのに…」


なんて苦笑いした人も少なくないだろう。


でもね、たかが「やきそば弁当」であっても そこには「これ、東京じゃ買えないからさ」なんて気遣いが込められており、今は気づかなくとも 歳を取っていくウチにそれがどういう気遣いだったか やがて気づく時がくる。


北海道というところは希有な場所なのか「やきそば弁当」以外にも北海道限定の品は多く 袋入りインスタントラーメンにおいても「マルちゃんの味噌・塩・醤油」といえば北海道ではポピュラーだが、これも東京では売っておらず、聞いたところによれば北海道以外では「東北・信越・静岡」では売っているらしいとの情報もあるが定かでは無い。


人によっては「カンカイ」とか「コマイ」といった乾物だったり、今では本州でもわりと食べる様になったジンギスカンなど… 要するに、ポッと東京に移り住んでみたら 北海道では当たり前に手に入り、当たり前に食べたり飲んだりしていたものが全く手に入らない。


アイスクリームなど乳製品と言えば その当時の道産子には「雪印」が定番だったが 東京の店では森永やグリコが主流だったり…


もちろん同じ様な、似た様な商品があるものもあり、それでいいと思えばそれまでではある。


けどね、全部が全部に納得出来るかと言えば そういうわけにはいかない。


ひとつの穿った見方で言えば 東京という所は一見、いろんなものが豊富な様に映るけど、それらのいずれもが似て非なるモノに私には見えたんだなぁ…


もちろん、逆のパターンもあり、その代表例が蕎麦、ソバ粉も、昆布も材料の多くが北海道産なのに 出来上がった蕎麦は関東圏の立ち食い蕎麦屋の方が ヘタすれば札幌の高級店より美味い。


けどね、東京でこそ得られるモノと 北海道でこそ得られるモノ 私には圧倒的に北海道でこそ得られるモノの方が多かった。




さて、以上の様に述べると


「それは、ブタネコが北海道という恵まれた環境の出身だからですよ」


なんてコメントを寄越す方がおられるが、面倒臭いので先に申し上げておくと 私が この記事で最も言いたい相手が 実はそういうコメントを寄越す方だとお気づき願いたい。


「隣の芝生は綺麗に見える」「他人が食べてる料理の方が美味そうに見える」などの故事がある様に どの田舎にも必ず、良いモノがあるのに 灯台もと暗しとでも言おうか、自分の足下はなかなか見ようとしないし気づかないのだ。


だから、ポッと東京みたいな所で過ごして初めて「あぁ、あれが食いたい」ってな感じで 本当の良さに気づく…と言う事。


だから、この記事を読んで「それは、ブタネコが北海道という恵まれた環境の出身だからですよ」なんて即座に思った人こそ 他人の庭ばかり眺めてないで 自分の足下をよく御覧遊べ…って事なのだ。


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

ブタネコさん、おはようございます。
そして、久方ぶりのコメントです。
「やきそば弁当」、なつかしいです。
学生時代に札幌で過ごしていたので、よく食べました。

埼玉出身者としては、地元主流の「ペヤング」がない時にはガッカリしました。
しかし、試しに食べた「やきそば弁当」にはスープが付いていて(^^)
カルチャーショックと同時にファンになりました。
特に湯切りのお湯が無駄なくスープに注げた時なんか感動ものでした。

★ とし さん

ほぅ、そうですか^^


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