● 象の背中
先日、TVで映画「象の背中」が放送されたので 録画して暇潰しに見ていたのだが…







最近、このブログに「南沢奈央」のカテゴリーを設けたばかりなので 楽しめたのではあるが…

エンドロールを見ていたら「小市慢太郎」の名前がある。
しかしながら、私はTVの録画を見ていて 好物の「小市慢太郎」が出演していたら気づかぬはずがない。
おかしい… そう思って録画を何度も見直したが やっぱり「小市慢太郎」の姿は無い。
その時「あっ!!」と 別な事に気づいた。
そう、110分以上の長さの映画がTVの2時間枠で放送される時に 一部がカットされるのが当たり前となっている事。
なので、DVDを取り寄せて再見してみた。
すると…



合算時間にしても1分前後ではあるが「小市慢太郎」の出演シーンは TV放送では全部カットされていた。^^;
やっぱ、映画はTV放送で見ちゃダメだね。
例えば、

このライターのエピソードも TV放送ではバッサリとカットされている。
TV放送版の編集をした人々のセンスの結果なのだろうが、取捨選択が私は違うと思う。
が、まぁ、それはさておき…
私は この「象の背中」の主人公が 実に恵まれた人だなぁ…とは思うけど カッコイイとか、強い人だとか よくそんな感想を見受けるけれども 私にはそうは思えない。
良い妻がいながら、不倫をし しかもその不倫相手までが佳い女。
何年も口を利いていなかった兄ですら いきなりの金の工面をつけてくれる…
何もかもが恵まれすぎていて そんな主人公を描く事で観客に何を この映画の制作者は問いかけたいのだろう?
「みんなで こんな主人公に憧れよう」
まさか、そんな意味とは思わないが 私はこの映画の中で描かれている例えを用いるならば 象と同じ様に群れから離れて独りで人知れずに逝きたいと思っているだけに 鑑賞後は感動よりも違和感の方がはるかに強かった。
