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2009年05月25日

● 雑感(5月25日)


最近、暇で退屈なせいか 今まで殆ど考えた事も無かった様な事を ついつい考えてしまう私がいる。




我が家の 年頃の二人の娘だが…


男女の仲ってのは そうそう簡単に予想出来るものでは無いが おそらく、二人とも 今付き合っている彼氏ときっと結婚する事になるのだろう… そんな気がする。


その件に関して 娘や嫁から相談なり打診なりされた事はまだ無いが、ウチの嫁は 良い相手を見つけたら とっとと結婚しろ…というのが彼女の基本方針だから きっと、娘達は その薫陶を受けているに違いない。


で、まず ふと思った事は…


私自身が嫁と結婚云々の話になった時の事だ。


私は笑われるのを承知で言えば古風な考え方の持ち主で 結婚する以上、嫁と子供の面倒は全て私が背負わなければならない、出来る事なら 嫁は外で仕事をするのではなく、子供がせめて小学校を卒業するまでは家庭で家事に専念して欲しい… ゆえに、生活費など金銭面は私一人で稼げるようにならなければおいそれと「結婚して…」と願うのは安易過ぎやしないか?と 自分なりに考えていた。


ところが、後に嫁となった彼女は私よりも頭が良く良い大学を卒業し、就職先の給与も私より高かった。^^;


そんな女に「結婚したら家庭に入れ」なんて なかなか言えず…


大学時代から同居し、いわゆる同棲生活をしていながら 卒業して就職しても「結婚」を口に出来ずにいた。


そんな私に 私の親や彼女の親は「もう結婚同然なんだから とっとと、ちゃんとしろ」とせっつくわけで その度に、「うぅ…」と私は口ごもっていた。


そんな私が 自分の考えを大きく変えたキッカケは お盆の休暇で札幌に帰省した際に 高校時代の同級生で白血病で亡くなった「亡き友」のお参りに行った時、「亡き友」の親父さんと話す機会を得たからだ。


このブログの別の記事で色々と述べた事だが、私の彼女と「亡き友」は無二の親友で 「亡き友」の親父さんは 自分の娘が亡くなった後、親友だった彼女に亡くなった自分の娘を投影して見守っている人だった。


そんな「亡き友」の親父さんから


「大学を出て 就職もしたんだから、とっとと結婚したまえ」


と。


それに対して 私は先に述べたような私なりの拘りのようなモノを言い訳すると


「同じ男としては 今時、古風ながらも君の考え方は理解するし尊重もする

 けれども、何事にも旬とかタイミングってモノがあって 人生にもそれがある。

 それにね、もしウチの娘(「亡き友」)の供養を考えてくれるなら

 娘は親友が幸せな将来を過ごす事を願っていたのだから、

 君は とっとと結婚して彼女を幸せにしてやってくれ」


やんわりと、でも確固たる眼差しで「亡き友」の親父さんに そう言われた。


他にもいろんな理由や出来事があったけど、やっぱり「亡き友」の親父さんの言葉に私は思いっきり背中を蹴飛ばされたんだな…


だから、その時の帰省の終わり 千歳から羽田に向かう飛行機の中で彼女に「結婚して」とプロポーズしたのだ。




さて…


そんな事を ふと思い出すと、余計なお世話かもしれないが 娘の彼氏達はいったい何を考えているのだろう?… という事を ついつい考えてしまう。


まぁ、無いとは思うけど 娘の彼氏のどちらか一人でも 昔の私の様な古風な考えで


「今の収入では まだ、プロポーズ出来る身では無い…」


なんて考え、戸惑っているのだとしたら 私としては微笑ましいのだが。




さて…


将来の夢・過去の現実(その5)』という記事の中で 私達、喫茶「職安」のバイト学生にとって師と仰ぐ一人 運送屋のNさんが合計7人の子供を育てた話を記した。


その中の一人の女の子(以下A子と呼ぶ)が ある時、付き合っている彼氏と結婚云々という話になっている事を 私と二代目開業医と気の弱い弁護士が 他の子供達から聞いた。


我々は


「お~ そうか、良かったじゃないか」


と、単純に喜んでいたのだが 当のA子本人の表情が暗い


それが気になった二代目開業医は A子を食事に誘って話を聞いたところ…


「私の本当の両親って 借金で夜逃げしていなくなっちゃったじゃないですか?

 結婚する相手には ちゃんと本当の事を言わないとダメだと思って それ話したんですよ

 そしたら、彼のお母さんが 急に付き合う事に反対だ…って言い出して

 彼も、お母さんの言ってる事を無下に出来ないらしくて…」


その話を聞いた二代目開業医は A子を家に帰した後、即座に私と気の弱い弁護士を呼び出し A子から聞いた話を私達に教えてくれた上で


「なぁ、この話 もし運送屋のNさんが今でも健在で聞いたなら 何て言うかなぁ…」


と、二代目開業医は私に聞いた。


「Nさんなら きっと、大激怒して 相手の野郎と親をぶっちめに行くだろうな」


一番Nさんから薫陶を受けた私は自信を持って そう応えると


「だよな?」


と、気の弱い弁護士もウンウンと頷く。


翌日、私は仕事帰りのA子を呼び出し 二代目開業医から聞いた話をあらためてA子から確認し


「で、オマエ(A子)は 結婚する気に変わりはないのか?」


と、問うと A子は


「もし結婚したとしても…

 きっと、いつかまた私の本当の両親の事で嫌な思いをするような気がするんです

 そう思ったら、熱が冷めちゃった…って言うか」


なので私は


「そうか…

 だったら、良い機会だから ちょっと試してみるか?」


と、A子に言い


「早速、彼氏に電話して 彼氏と両親を食事に誘え

 日時が決まれば それに合わせて俺が食事場所をセッティングしてやるから

 いっぺん、みんなでメシを食おう」




というわけで その週の土曜日に食事会が催された。


彼氏と彼氏の両親 そして、A子と私、それに二代目開業医と気の弱い弁護士の7人が 札幌市内でも一番の老舗で高級と言われているホテルのレストランの個室に集い 二代目開業医の資金力にモノを言わせて 誰が見ても「高い値段の料理」でフルコースを出させ


「まぁ、御存じかもしれませんが A子の実の親は会社を潰して夜逃げした甲斐性無しですが

 そんなA子を引き取って育てたのは

 我々(私、それに二代目開業医と気の弱い弁護士など)にとってはかけがえのない大恩人でして

 その大恩人が息を引き取る時に 預かった子供達を頼む…と

 なので、現在は我々が親であり兄として後見しております。


 しかるに、A子から よしんば結婚…という相手がいると話を聞きまして

 今日は お近づきのしるしも兼ねて 一席設けさせて頂きました次第で」


彼氏の父親は北海道庁の小役人らしく横柄と粗忽が同居した男


母親は 私と二代目 それに弁護士が差し出したそれぞれの名刺と私達と何度も見比べて落ち着きがない


当の彼氏本人は どことなくマザコン臭が漂い、初見でA子の相手には不釣り合い… それが我々の感想だった。


料理が次々と運ばれ 多少の酒も馴染んだ頃、彼氏の母親はとても饒舌となり


「私の従姉妹は @@(そこそこ名のある衆議院議員)の連れ合いでして…」


たかが議員と遠縁にあるというのが 母親の誇る家柄らしく、それを連発する。


しかも、我々が後見と知った途端


「結婚させてやっても良い」


みたいな事まで言い出し始める。


なので、A子に コソッと


「おい? あの母親、結婚してもいいらしいけど どうする?」


と、聞くと


「あの露骨な姿を見たら もう嫌になりました」


と、A子は泣きそうな顔をしている。


ゆえに、頃合いを見計らって


「いやぁ… 今日はわざわざお出かけ願ってすいませんでした」


と、私が彼の両親に一礼し 彼氏の母親が


「これを御縁に今後も…」


と、言い出したところで 二代目開業医が


「いや、今後…ってのは ありませんから^^」


と、即座に笑って遮った。


重ねて私も笑顔で


「我々の大恩人が育てた娘を @@なんてクソバカ議員の遠戚に嫁がせた…なんて事になれば

 我々が大恩人に”家柄が違うだろが”と 説教されてしまいます。


 つきましては、これをもって御縁は無かった…という事で」


そう言って 皆に「さ、帰るぞ 口直しにラーメンでも食いにいくべ」と促して席を立った。




ちょっと前の事だが…


ウチの娘達の彼氏が発覚して 病室で私がしばらく不機嫌だった時の事だ。


看護師のCちゃんが なんとは無しに


やっぱり、私達みたいなの(Nさんが引き取った子供達)って 結婚相手のご両親にしてみれば心配だったり、問題だったりするんですかねぇ… と、私に聞いた事がある。


それに対して私は


「なぁ、Cちゃん

 結婚ってのは 確かに家と家が繋がる…って意味でもあるから

 気にならない…って言えば嘘になるだろな


 でもな、重要な事は その家に嫁に入る…って事より

 オマエの場合は 惚れた相手の女房になる…って事だから、

 相手の親がどうこうより 相手の彼氏がどう考えているのか?だろ


 Cちゃん自身が魅力的な娘だという事より 実の親の事を色眼鏡で見るような彼氏の親が

 育てたガキは 全部が全部じゃないだろうけど、ロクな躾がされているとは思えないわな

 だから、そんなのは こちらから願い下げにしてやれ


 それとな、今更 実の親がどうとかオマエも言ってんじゃねぇよ

 オマエは実の親を捨ててNさんの娘になったんだから

 堂々と、そしてちゃんと胸を張って 私の親はNです…って言ってやれ


 俺や院長が ちゃんとそれをいつでも証明してやっからよ」


私は この時の自分の言葉に間違い無く酔っていた 俺って渋くてカッコイイ…と。


しかし、Cちゃんは


「ブタネコさんが親代わり…

 なんか、ブタネコさんとこの娘さん達が どれだけ頭を痛めているかが判ってきました…」


と、言い捨てて病室を出て行った。


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

ブタネコさんへ
酔って当然です、なかなかの名セリフでしたよ。映画の1シーンを見ているようでした。イメージとして、もちろん男優は三浦友和、女優は本仮屋ユイカさんです。この女優さんはあのTVドラマの’チキショウーー’というシーンで一遍に好きになりました。

★ タンク さん

>チキショウーー

そのシーンは 私も忘れる事は出来ません。


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