● EC-1
私が 一度は目にして、出来る事なら写真に撮りたい飛行機ベスト3のひとつが「EC-1」
昨年秋より、持病の心臓疾患がちょっと悪化し 微熱が下がらないのと、嫁や娘達が 本州方面に揃って出かけるなど忙しく、我が家を留守がちにするため 老人介護の要領で亭主を主治医である二代目開業医の病院に押し込めやがった。^^;
とはいえ、ちょこちょこと病院を抜け出しては自宅に戻りはするものの さすがに自分でも「あれ? 俺って病気?」と思い当たる様に 身体がけだるい時があり、私の今までの人生の中では 最も大人しくしていたと言って過言では無い。
念願だったPerfumeの武道館や代々木のライブもチケットを確保してはいたが 自分自身で「こりゃだめだ」と素直に諦め 昔の武将が写経をして精神修行をした様に、私はオンラインゲームとブログに精を込めていた。
が、4月の末に岩国の米海兵隊に所属するF/A-18戦闘機が千歳に飛来すると聞いて
「頼む、これだけは行かせてくれ!」
と、懇願し 千歳に撮影に出かけ 守備よく撮ってきたまでは良かったが、直後から微熱が微熱とは言えない高域に差し掛かり
「これが、まさにブタ・インフルエンザ!!」
と、ギャグを飛ばしても 看護師のCちゃんに
「ブタクサの花粉症には まだ、時期が早いですよ」
と、あっさりスカされ…
(彼女は私がブタネコと名乗っている事は全く知らない。)
ず~っと1ヶ月 大人しくしてきた。
しかし、飛行機を撮りに行けない事が いつしか、ストレスとなって私の精神を蝕み、
「撮りてぇ… 撮りてぇ… ”取手”の次は”藤代”です」
(興味のある方は常磐線:参照)
等と 札幌では通じない譫言をブツブツ言いながら 夜な夜なカメラを持って病院の屋上に行き 月が見えれば月を撮し、天気が悪くて月が見えない時には
「ツキがねぇ… ついてねぇ… ついてねぇよ! Cちゃん!」
と、看護師のCちゃんに涙目で八つ当たりして過ごしていた。
で、そんな私を見かねたのか さもなくば鬱陶しくて堪らなくなったのか…
主治医であり病院長である二代目開業医が
「そんなに撮りに行きてぇんなら ちゃんと一筆入れてけ!」
と言う
「え? どんな一筆?」
「私が懇切丁寧な@@病院を抜けだし、治療を放棄して千歳に写真を撮りに行くのは
単に、私(ブタネコ)の独断とわがままによるもので @@病院には一切の非が無い事を
本書を差し入れる事で 私自身が認めるモノであります」
…って感じの書面。
「おぉ? それで行かせてくれるのか? 上等だコノヤロウ」
早速、気の弱い弁護士を呼び寄せ 添付書類も添えて、公正証書にまで仕上げて 二代目開業にオデコに その書類を叩き付け
「どうだ? これでOKだろ?」
と、年を押した。
とはいえ、その時の私自身も無闇に行こうとは思っておらず 行くだけの価値ある理由が見つかれば…と、思っていた。
人間ってのは気合いが入ると変わるモンなんだね。
公正証書を差し入れて数日もせずに 示し合わせたかの如く、関係各所から極秘情報が流れてきた
「201飛行隊が戦協カラーに機体を塗ったよ」
「1対戦(第1対戦車ヘリ隊:帯広駐屯地)のAH-1(対戦車ヘリ)とOH-1(偵察ヘリ)が
編隊を組んで丘珠空港に 近々、飛ぶよ」
そして、極めつけは
「EC-1が 千歳に降りるってさ…」
その情報を耳にした途端、私はベッドから飛び起き 愛用の望遠レンズを一心不乱に磨いた。
上の写真は 以前に撮影したC-1輸送機
EC-1とは 上のC-1輸送機の21号機を1機だけ改造して電子戦訓練機にしたものの事。
ベースとなったC-1と外見上で最も目立って違うのは機首がずんぐりとして 一見、とてもユーモラスな顔に見える
私は マニア雑誌でこの機体の写真を見て以来、なんとしても一度は実物を自分の目で拝み 願わくば写真を撮りたいと切望してきた。
なので、担当医のAに有無を言わせず運転させて 千歳に久しぶりに出かけた
残念ながらポカポカ陽気の為に 一部、陽炎で揺れてしまっているが 私としては大満足。^^
それにしても…
久しぶりに千歳の滑走路脇でエンジン音を聴いたら なんか、いっぺんにスッキリした気持ちになってハイテンションになれた。^^









