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2009年05月16日

● 雨の日に…


先日、岩国のF/A-18が千歳に飛来すると聞いて写真を撮りに数日間出かけたわけだが…




昨秋より、生じた微熱が下がらず 病院か自宅の自室に軟禁状態となっている。


Perfumeのライブもチケットを嫁に取り上げられて諦め、「おっぱいバレー」を映画館に見に行くのも ようやく許しを得て1回のみ、そんな鬱屈とした日々の中で


「F/A-18を撮りに千歳に行く」


それだけは絶対にさせて貰うと 主治医である二代目開業医や嫁を説得していた。


なので、当日 担当医のA君に車の運転をさせて「こりゃ(雨が)降りそうだね」って空の下を一路、千歳まで


滑走路脇に着いてみると 何時降っても不思議じゃない空模様で、次第に霧が立ちこめ始める。


「こんな天気じゃ 良い写真、撮れないんじゃないですか?」


そういうA君に


「ウルセェよバカヤロウ こういう日でこそ撮れる写真があんだよコノヤロウ!」


聞く耳持たない私。


8時を過ぎて 最初のF-15が滑走路端までタキシングしてくるのを 少年の瞳の輝きでカメラのファインダー越しに追いかける


そんな私の横で


「なんか気温下がってきましたよ 具合大丈夫ですか?」


「ん~ 霧で絞りが難しいなぁ…」


「いや、カメラの状態じゃなくて お父…ブタネコさんの具合ですよ」


「俺のグアイ? ナイス・グアイ(ガイ)だバカヤロウ!」


「あのぅ ダジャレじゃなくて…」


「うるせぇな! 真剣にファインダー覗いてる時に ゴチャゴチャ言ってんじゃねぇよ」


すると、ポツン、ポツンと雨粒が落ち始め 数分後にはポツポツ状態


「あ~ 雨が降り始めましたね

 これじゃぁダメでしょ 帰りましょ? ね?」


と言い出す担当医のA


それに対して


「てめぇ、何回も同じ事を言わすなよコラ!

 こういう日でこそ撮れる写真があんだよバカヤロウ」


「でも…」


「デモとか、ストとか言ってんじゃねぇよ

 オマエだって医者の端くれなら 寝てる最中やデートの途中でも

 具合の悪い人がいたら診察するし、手術だってするだろ?

 ん? それとも何か? オマエは晴れた日しか手術しないのか?」


「いや… それとこれとは…」


「同じだよ どんな時でも やる時には身体張ってでもヤルのが男ってもんだろが」


「いや、だから それとこれとは…」


「オマエも医者なら 手術の真っ最中にメスを持って立ったまま死ぬぐらいの覚悟で

 真剣勝負を挑むのが 武士であり、侍であり、大和魂ってもんだろがよ お?」


「いや、あの 話が物凄く跳躍して…」


「なんだ コノヤロウ、俺の話とブブカの棒高跳びを一緒にするなよバカヤロウ」


そんな会話を交わしていたら 雷が遠くの方で一発鳴った。


「お? カミナリじゃん

 撮ってみてぇなぁ… 稲光」


不思議なモノで 普通、カミナリが鳴ると雨が降り出すのだが、その日は 一発のカミナリを境に 気がつけば 立ちこめていた霧が晴れ始め、雨も止んだ。


「ほら、これだよ 最高じゃん

 雨上がりだからこそ 濡れた滑走路を水しぶきをあげて離陸するF-15や

 虹をバックのF-15が撮れるんだよ 恐れ入ったかコノヤロウ」


嬉々としてファインダーを覗き シャコシャコ連写をかます私。




結局、3日連続で千歳に出かけ 3日目の夜には微熱が高熱になって寝込んだ私。


点滴のパックを取り替えながら


「バカじゃないの いいオッサンが…」


ベットに横たわる私を まさに見下ろして看護師のCちゃんが言う


「長生きしようって気は無いんですか?」


さらに、ぶっきらぼうに言う


「ベットで寝たまま過ごすのが長生きってんなら そんな長生きイラネ」


高熱にクラクラしながら それでも言い返す私。


「まぁ、見た目がピンピンの人でも コロッと逝く事もありますからね

 あ、コロッともう既に転がってますね ブタネコさんは」




病室に現れた主治医である二代目開業医は…


「1日だけの約束なのに 3日連続で行きやがったんだって?

 オマエがクタバったら 千歳の滑走路脇に散骨してやるから 少しは我慢しろよ」




病室を覗きに来た総師長は


「あら? ブタネコさん寝込んでるの? じゃ、今夜は静かで平和だ」




恐る恐る現れた担当医のAは


「すいません、僕がついていながら…」


「アホか? オマエは

 オマエが傍にいて具合が良くなるぐらいなら とっくの昔に完治しとるわボケッ!」




その直ぐ後に現れた長女は


「あのねぇ… A君同行で具合が悪くなると全部A君のせいになっちゃうじゃん

 具合悪くなるんだったら 勝手に一人で寝込んでよ!」




そして、最後に


「どう? これで思い残す事は無くなった?

 2・3日寝ころんでたら また何かしたくなっちゃうんだから

 少なくとも その間は大人しくしてなさいよ」


それ以来、生じた微熱が下がらず 病院に軟禁状態となっている。




カミナリ


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