● ライスカレー DVD4巻
「ライスカレー」のDVD4巻(7・8話)
【注:この記事はネタバレが満載です。】

丸太小屋の建設現場から一人飛び出したアキラ(陣内孝則)は 結局、カナダで知り合った人の縁者を頼っていくが…


コックの経験があるとアキラはプライドを見せるが、ほんの数年の経験で しかも真剣に修行していたわけではないから 本人のプライドとは裏腹に他者からは認めて貰えない。
このドラマをオンタイムで見た頃は 比較的、私はアキラやケンと近い世代で大学を出て会社勤めを数年経ており、結婚して娘も産まれていたが 別の記事で述べた様に喫茶「職安」の常連さん達の会社の跡を継ぐ修行の真っ最中。
ちゃんと1000万円の資本金を自分で用意して会社を作り 自分では「俺は社長だ 一国一城の主だ」と自負していたが、20代の小僧を他の経営者達は認めてくれず 中には差し出した私の名刺の肩書きに「代表取締役」と明記してあるにもかかわらず
「今度、そちらの社長さんにいらして貰って あらためてお話しを…」
なんて、応対に出てきた相手の会社の平社員に言われた事もある。^^
ゆえに、オンタイムで見てた時は このアキラの境遇が(女の尻を追いかける事以外は^^;)とてもよく判り、思う様にいかず凹んだりイライラする姿に自分を見る様な思いがした。
けれども、今50代に至って同じドラマをDVDで見ながら その頃の自分を思い返すと赤面する様な世間知らずさを実感しつつ アキラを諭したホテルのオーナーや日本人従業員 それに、ガッツ石松が演じた職人の台詞に込められた思いなどが 逆に、物凄い実感を伴って感じる事が出来る。
ケンは一人、丸太小屋の現場に残りBJ(中井貴一)と共に過ごす。


BJの完全主義ぶりに それが周囲のカナダ人に理解されずに対立していく様は 単にカナダ人と日本人の違い…というよりも 考え方の違いとか、職人気質の理解とか もっと奥の深い考えさせられるものがある。


そして、ケンは事故に遭い…


アキラには日本から悪い報せが届く。


