● 祈る我が嫁
ふと、思い浮かんだ一首^^
ずっと前から
「日米共同訓練だけは 千歳に写真を撮りに行かせてくれ」
私は 主治医である「二代目開業医」をはじめとして 嫁や家族にも頼み込み、それだけは了解して貰っていた。
だから、20日に飛来するという情報を今月初めに得て以来 おとなしく、真面目な患者に徹してきた。
(注:私なりに…という意味で)
で、20日 飛来してきたF/A-18を撮影した私は 念願叶った事もあり、元気だった。
でも、飛行機写真に興じる方なら判って貰えると思うが この場合、私はF/A-18が着陸してきたところだけを撮ったのであって 離陸するところは撮ってはいない。
そう、離陸と着陸を撮ってこそ 初めて撮った…と思えるわけで
「離陸も撮りてぇ…」
そう思うのは むしろ自然の摂理。
ゆえに、撮影に同行した担当医兼運転手のAに
「おい、明日(21日)も来るぞ」
と、殆ど命令口調で宣言したのも自然の摂理。
事前に得た情報では 午前8時過ぎと午後13時過ぎの2回フライトがある… という事で とっとと就寝し、朝の3時にはスッキリ目覚めてブログの管理を済ませて 5時に迎えに来たA担当医の運転で7時前には 千歳基地の滑走路脇に到着し、場所取りも済ませた。
ところが…だ。
6時、7時、8時…と時が経つにつれ どんどんと天候は悪化の一途を辿り、雨が降り出し 自衛隊機は盛んに離着陸するのだが、一向に米軍機は動こうとしない
これで、自衛隊機も飛ばなければ さすがの私もとっとと帰宅の途につくのだが、自衛隊機はガンガン飛んでいるのである。
近場にいた他のマニア達と
「どうなってんの米軍」
と、囁き合い イヤホンから聞こえてくる航空無線に注意を傾ける。
結局、米軍は その日、フライトしなかった。orz
当然の事ながら 空振りに終わった私は不機嫌。
と、同時に 予想して厚着していったにも関わらず、予想以上に寒かったせいもあって 病院に戻ってきた頃には 正直言って、自分でも体調が悪いと自覚する状態ではあったのだが、意地もあって
「明日(22日)も行くぞ!」
そう宣言する私。
結局、A君は2日連続までが限界で 22日は二代目が同伴。
ところが、その22日は朝から雨 挙げ句の果てには霧も立ちこめ始めて自衛隊機すらも最終的には飛べない。
航空無線でも
「気象隊から 少なくとも30分は天候回復の見込み無し…との事」
なんて会話が聞こえる始末。
だが、気象予報では「午後に少しだけ晴れ間がさす」という情報があり それに期待して、待ったところ 凄い勢いで雲が流れて晴れ間すら見える。
お陰で米軍機のフライトを撮影する事に成功し 私は満足して帰路についたのだが…
念願叶ってホッとしたせいか、帰路の車中で札幌に近付くにつれて私の体調がどんどん悪化する。^^;
関節に痛みが走り、体温も38度2分、動悸も… 病院に着くと同時に寝込んだ。
さて…、そんな私をみんなが怒る。
が、誰が何を言おうと 私が自分で決めて楽しんだ事だから悔いは無いし、他人から とやかく言われても聞く必要など感じない。
けど、世の中で たった一人だけ、聞く必要を感じさせられている人物がいる。
それが 嫁だ。(だって、他人じゃないからね(ToT))
「具合わるいんですって?」
「うん」
「具合が悪くなっても構わない…って意志で行ったんでしょ?」
「うん」
「だったら、本望だし 自業自得よね?」
「うん、だから 誰にも文句なんか言ってないぞ」
「そうね^^」
「おとなしく自ら寝込んでるぞ」
「そうね^^」
「で? なんか問題があるのか?」
「無いわよ。」
「そうなの? でも、なんか怒ってるっぽいぞ?」
「怒ってはいないけど 不満に感じている事がひとつあるわね」
「ん? どういう意味?」
「写真を撮りに行ったのが本望だし、満足してるんなら どんなに具合が悪くても
僕、平気だもん…って 平然と構えて欲しいわね
寝込むなんてカッコ悪いわ 文字通り、バカみたいだもの」
「バカ…って オマエなぁ^^;」
「寝込んじゃったらバカよ 寝込まなければ”おーっ!”ってスタンディングオベィションだったのに」
「そっか… そりゃ済まなかったな(言い返す気力もない程、具合の悪い私(ToT))」
「寝込むぐらいなら カメラを構えたポーズのまま 満足そうな笑みを浮かべて立ち往生して頂戴
それが出来ないのなら、当分は ここで大人しくしてるのよ? いいわね!」
さすが、我が嫁 私の事をよく判ってるなぁ…と思いつつ 「バカ」とか「死ね(立ち往生)」とか よく平気で俺に言えるなぁ…と思ったら ただ、笑う他無かった。

