● 教祖誕生
昼間、何気にTVをつけていたら1993年公開の映画「教祖誕生」が放送されたので見た。

今から16年前の映画なのだが 内容的に違和感なく見れるというのは、作品としての質がそれだけ高い証拠と言えるのかもしれない。
ちなみに、この映画の公開は1993年で 後に「オウム真理教事件」と呼ばれる騒動において「松本サリン事件」が1994年 「地下鉄サリン事件」が1995年に起きた事を思うと この映画の設定や着眼点がいかに先見的だったかが明白だ。
個人的な事を言えば ちょうど、この映画が公開される少し前に 当時(実は今でも^^;)債権整理が生業だった私は ある倒産した中小企業の債権整理に関わった際に 今は霧散してしまった新興宗教の団体と嫌になるほど争った事がある。
その時に 自分なりに「新興宗教とは何ぞや?」と嫌でも研究させらたわけだが、この映画「教祖誕生」を見た時に この映画を作った人は本当に新興宗教と呼ばれる多くの団体の裏側を知ってる人だなぁ…と、つくづく感じ入ったものだが 今、思えば この映画の前に「イエスの方舟」や「エホバの証人」といったドラマの主演をビートたけしが演じたのも そういった裏側に触れるキッカケになったのかな?…と。
物語は

アテのない独り旅をしていた青年(萩原聖人)が たまたま、行き会った新興宗教の団体に興味を持ち そこについて行くところから始まる。


団体は教祖と名乗る老人(下条正巳)を胡散臭い男が二人(北野武と岸部一徳)で裏でコントロールしており、内側から見るといかにもインチキなのがハッキリしているのだが、

何故か真剣に宗教にのめり込む青年(玉置浩二)なども存在していて 外見上は宗教団体として見える。
そんな中で過ごしていくうちに青年は 最初は好奇心から手伝っていたのが、いつしか教祖に祭り上げられ ソノ気になっていく…


「寺島進」


「津田寛治」
ほんの一瞬ではあるが「あっ!」と判るところが 二人のシブイところでもある。^^
