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2009年03月06日

● バレンタイン草加煎餅2009(その7)


いつまでも担当医のA君と話しているわけにはいかない…。^^




A君と話していたら どうしても私は詰問口調になる。


すると、追い詰められていくうちにA君は「挨拶」をするしかなくなってしまう…


そんな状況で「挨拶」なんかされてもつまらないので


「君、仕事あるんだろ? @@号室の患者、今夜がヤマだ…とかナース達が言ってたぞ?

 ちゃんと看取ってあげて どうせなら、君も一緒に三途の川の向こうに行ってくれ」


と、私はA君を病室から追い出した。


気づくと病室には二代目開業医が いつの間にか応接セットのソファに腰を下ろし、ヘラヘラ笑いながら葉巻を吸っている。


「テメェ、何笑ってんだよ?」


私が八つ当たり半分で言うと


「こんな面白い見せ物を見せられて笑うなって方が間違いだろ?」


と、ニヤニヤ


「まぁ、アレだ オマエ(ブタネコ)のいつもの口癖通り”何でも楽しめ”って事で…^^」


吸いかけの葉巻を灰皿に放り込むと 二代目開業医も鼻歌を歌いながらスキップみたいな足取りで病室を出て行った。




さて、その日の夕刻。


ベッドの上で胡座をかき、パソコンに向かって 私はせっせとブログの記事を書いていた。


すると突然、ノックも無しに病室のドアが開き 一人の男が部屋に飛び込んでくるやいなや 私の膝元まで駆け寄ってきて 今度はガバッといきなり土下座の姿勢。


誰かと思ってよく見ると それは気の弱い弁護士の長男であるB君だ。


「オジサン、すいませんでした!!」


土下座の姿勢で そう大声をあげるB君に


「ん? オヤジ(気の弱い弁護士)から手紙の話を聞いたのか?」


と、聞くと


「はい、さっき伺いました。 なので、まずは取りも直さず…」


「えぇい! 小賢しい事を言ってんじゃねぇよバカヤロウ!」


「ええ、ですが…」


「デスラーも ヒトラーも どうでも良いんだバカヤロウ!

 オマエ、俺んチの娘に手を出すと どんな目に遭うか判ってるよな?」


「はい」


「にも関わらず、手を出した… そうだな?」


「はい」


「はい…って 本当に手をつけちゃったの?」


「はい、 あっ! いえ…」


「どっちなんだよ?」


「いや… それは…」


「コノヤロウ… そんな状態だってだけで手を付けちゃってんのバレバレじゃねぇか!」


「すいません!!」


「確信犯じゃねぇか! 覚悟は出来てんだな?」


「はい」


「よし、そこんところを素直に認めてんならたいしたもんだ。^^

 これからじっくりといたぶってやっから とっとと帰って写経でもしてろ!!」


「え? あ・あのぅ… と言う事は交際は認めて頂ける方向で…」


「五月蠅いよ! 認める方向ってのはどっちだ? 西か? 東か?

 それとも何か テメェ、北枕で寝たいのか?」

(管理人注:北枕で寝る… 意味深です。^^)


「はぁ…」


「どうせ、オヤジや次女から入れ知恵貰ってきたんだろうけど

 そんなもんに引っ掛かるか 出直せバカヤロウ!


 あ、そうだ オマエのオヤジ(気の弱い弁護士)に帰って会ったら言っとけ

 ”俺ですら まだ、食べた事が無い娘のチョコレイトを食った以上

  弁護士医センセにも不幸のお裾分けをプレゼントしてやる”

  …ってな」




B君を病室から追い出し、私は独り 思いに耽る。


昼間、事の次第が露見したのをA君が 少なくとも長女に、で、長女から次女に、そして次女からB君へと情報がリレーするであろう事は容易に予想が付く。


しかも、娘達か さもなくば二代目開業医か弁護士から嫁にも情報は伝わっていると思って間違い無い。


案の定、B君は現れた。


おそらく、娘は二人とも数日は私の病室に近付こうともしないだろう^^


問題は嫁だ…と、余人は思うかもしれないが 嫁には娘達が産まれる前から こんな時が来たら 私は存分に楽しませて貰うと公言し、これに関しては嫁の意向など関知しないとも言ってあるし、これに関しては嫁も認めている。


おそらく、嫁は私がチョコに封書を混入させたのすら気づいていたはず。


にも関わらず放置しておいたのは 嫁には嫁の考えがあり、その考えの中で私の行動などは充分に織り込み済みのはず…って事だ。


だから、たぶん、今頃嫁は全く気にもしないでTVでも見ている事だろう…




…なんて思っていたら 病室に不意に嫁が現れた。


全く… 幾つになっても私の予想外なところに棲息している女である。(ToT)


嫁はニコニコしながら


「とうとう、お楽しみの時間が始まったようね^^」


なんて言いやがる。


「オマエ、随分楽しそうだな?」


私が嫌味を込めて言うと


「そりゃそうよ 私達夫婦にとっても子供達にとっても 人生に一度あるか無いかのイベントですもの^^」


「こんなもん 二度なんか無くていい!」


「それはそうだけどさ ま、お祭りみたいで楽しいじゃない?」


                                 (その8に続く)


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

今年のバレンタイン草加煎餅!
すごいことになってきた!!

「以前から気づいてた・・」なんて言ってるけど
負け惜しみなんじゃないんですか?^^。
しかし、奥さん何でもお見通しなのね、・・・怖い。

最後まで待ちきれず口挟んでしまいました。
引き続き楽しませていただきます^^。

★ おじさん さん

負け惜しみ… そうかもしれませんね。^^

【※注意!!】

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