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2009年03月02日

● バレンタイン草加煎餅2009(その4)


なんで、この日本に バレンタインなんてクダラネェ風習が根付いたんだろう…(怒)




バレンタインの日、私はA医師に偉そうに説教をした事を前回の記事で記した。


実は、これには裏話がある。


かなり前から、私と二代目開業医の間で話になっていた事なのだが…


私は医術に関して素人だから その専門分野に関して立ち入った様な偉そうな事を語れる資格がない、しかし、「易者の様な診断しか下さない」と異名を取る バカ医者 私の主治医である二代目開業医は そこそこ、業界内では著名な医者


その彼が「Aはなかなか見どころのある優秀な奴なんだわ」と A君の技量には秘かに認めている。


ところが、人間ってのは何かに秀でると 何かが足りなくなってしまうように出来ている様で、A君の場合 おそらくは相手の事に気を配りすぎてしまう傾向があり、その結果 時に、言葉が巧く出てこない時がある。


例えば、二代目や私の様な年上のオッサンで しかも、一般とはかけ離れた会話や態度の者を相手にすると「いや…、あの…、そのぅ…」を連発して


「オメェは 何を言いてぇんだ? あ?」


と、直ぐに問い詰められ 追い込まれてしまうのだ。^^


まぁ、まだ20代の若さで それだけの技量を持っている事自体が大したもので すれっからしたオッサン相手に太刀打ちまでを求めるのは酷なのかもしれないが、それだけの技量の持ち主だからこそ 平然とやり返せるぐらいの肝を持って欲しいと私や二代目は願っていたのだ。


で、昨秋から 二代目の病院にて私が療養を過ごすにあたり、主治医は二代目のままだが 実質の担当医はA君にすると二代目が言い出し、そんなA君を時々、私が言葉攻めする事でA君を精神的に鍛えようと企んでいるわけだ。


そんなわけで無理矢理、私の担当医にさせられてしまったA君は 朝昼晩と 少なくとも一日の中で3回は私の病室に現れ


「如何ですか? お加減は」


と聞く度に


「う~ん、今度からは もう少し、入れる牛乳を増やしてくれって言っておいて このココア」


とか、


「おぅ、良いねぇ… 軽く炙ったイカが食いたいねぇ…」


と、私が角度の違う応え方をする度に オドオドと言葉に詰まっている。^^




そう… 私や二代目との仲間の一人に「気の弱い弁護士」と呼ばれているアホがいる。^^;


彼は高校時代まで 本当に「気の弱い」男だったのだが、喫茶「職安」の常連さん達、特にO弁護士の手に掛かり 今ではヤクザの企業舎弟を相手に


「なんぼ払ったら ここから立ち退いてくれますの?」


と、堂々と言える男になった。


が、彼が勇猛なのは ヤクザ相手や法廷ではなく、彼の最大の楽しみである夜の高級クラブ通いの席上で


「ほらほらドンペリ持って来いよオラッ!」


と、オネェチャン達をはべらせて豪遊する時だというのが玉に瑕ではあるのだが。




バレンタインの翌日の午後…


私は 自分の病室で自分のブログを弄りつつ、リンク先のブログを徘徊していたのだが…


Wenさんのブログの記事」が目にとまり、その記事の内容に目頭を熱くしていた。


「こりゃ、少し気合いの入った渋い写真を撮って来なけりゃならんな…」


想いを熱くして グッと拳を握り締め、私が遠くを見つめていた時 不意に私の仲間の一人である「気の弱い弁護士」が私の病室に入ってきた。


「おう、どうしたの?」


そう聞く私に気の弱い弁護士は「ヘヘッ」と気の弱そうな笑いを浮かべたまま なんか、もじもじと話難そうにしている。


「なんだよ? 薄ら笑い浮かべる為だけに俺の病室に来たわけじゃないんだろ?

 あれ? なに、オマエ もしかして手ぶら?

 病人の見舞いに手ぶらで来るたぁ 良い度胸してんじゃねぇか?

 せめて、草加煎餅の一袋も買って来いよ バレンタイン明けなんだからよ」


普段なら、私がそんな事を言うと 妙にムキになって


「病人に煎餅なんか買ってきて どうすんだ?」


みたいな反論をしてくるはずなのに


「へへ…」


と、気が弱いと言うよりも なんか心許ない。


「まぁ、アレだ…

 オマエ(ブタネコ)の機嫌がどんなもんかと覗きに来たんだけどさ…」


なんか、いつもと違い 妙に話難そうだ。^^;


「俺の機嫌? そんなもん、女心と秋の空みたいなもんで 瞬間的にコロコロ変わるの知ってんだろ?」


少し不機嫌そうに 私がそう言うだけで


「あれ? 怒ってる?」


と、心配気


「あのさ、何か話したい事があって来たんだろ? そろそろ言えば?」


さすがの私もジレて突っ込むと 気の弱い弁護士も意を決したのか、鞄の中から封書を取りだし…


「あれ?」


思わず、声が出た私。


そう、その封筒は 私が丑三つ時に病室を抜け出して自宅に戻り、娘達が作ったバレンタインチョコの包みの中にしのばせた封書だ。


「なんで、それオマエが持ってんの?」


声を1オクターブ上ずらせて聞く私に


「いや、昨日 貰ったチョコレイトの中に入ってた」


小声で恐る恐る 上目遣いに言う弁護士


「貰ったチョコ? なんで? なんで?オマエがウチの娘からチョコを貰うわけ?」


さらに、声をもう1オクターブ上ずらせて聞く私に


「いや、実は…」


「実は何だよ?」


完全に臨戦態勢の私。


「オマエのとこの@@@ちゃん(ウチの次女)と 俺のトコの¥¥¥(弁護士の長男)が…

 実は、付き合ってるんだよ」


一瞬、呆気にとられて呆然とする私。


「でね、@@@ちゃん(ウチの次女)が…

 ¥¥¥(弁護士の長男)君、チョコ嫌いだって言うから オジサン(弁護士)にあげる…って

 昨日、俺にくれたのさ ホント、良い娘だよね^^


 で、開けてみたら ホラ、コレ(封書)が入ってるじゃん?

 もう、朝からビビリまくりなわけよ」


「ちょ、ちょ、ちょっと待て!

 ウチの@@@と オマエのとこのボンクラ息子が…って それ、いつからよ?」


「俺も ちゃんと聞いたわけじゃないし、ホント俺も最近になって知ったばかりなのよ…」


「で? ウチの嫁も知ってんのか? それ」


「たぶん、彼女の事だから とっくの昔から全てお見通しだろうさ…」


「で? オマエは俺が入れた封書を読んで ぶっ飛んで御挨拶に来たわけか?」


「そ、そうそう、その通り」


「アホかオマエは!!

 オマエが俺の所に御挨拶に来てどうすんだ? このバカタレが!!


 オマエんとこのバカ息子が来い…って話だろがよ?

 バカ親父がマヌケ面を見せに来て 俺にどうしろって言うんだ? このクソバカ野郎!!」


私の怒鳴り声は 病棟のフロア中に響き渡ったらしい…


看護師が数名、慌てて病室に飛び込んできて


「どうしましたぁ?」


「大丈夫ですか?」


「あらあら、ブタネコさん 怒鳴ったりしたら心臓に良くないですよぉ…」


それに対して私は


「警察を呼べ 警察を!

 このクソバカヤロウ(弁護士)を殺人未遂で逮捕させろ!!

 いや、コイツのバカ息子も営利誘拐と拉致監禁で 一緒にパクらせろ!!」


吠えまくる私だった。^^;


                                 (その5に続く)


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

いやぁ。
そう来ましたかφ( ̄∇ ̄o)

続きが楽しみです。

+   +
  ∧_∧  +
  (0゚・∀・) ワクワクテカテカ
  (0゚∪ ∪ +
  と__)__)   +

★ あるこん さん

いま、続きをUPしました お楽しみ下さい。^^


★ taku さん

お? 元気だった?

いい展開になってきましたね^^
こりゃ楽しみだぁ~

★ Nob さん

Nobさん 明日は我が身ですよ Ψ(`∀´)Ψケケケ


気の弱い弁護士さん、

「このチョコレイトを食べた者」=「俺」

ってなったんですかね。正直ものですね。

リード・ザ・エアー... せめて リード・ジ・エアー と言って欲しかったです(笑)。

★ スミゴルフ さん

オッサンですからね


【※注意!!】

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