« 検事・朝比奈耀子(7) | TOPページへ | 白石美帆 in 未来創造堂♪ »

2009年03月08日

● バレンタイン草加煎餅2009(その8)


彼氏の存在・その正体が判明した途端 一日に一度は見舞いに来ていた娘達がパッタリと顔を見せなくなった。^^;




まぁ、それは予想通りなんだけど…


父としては寂しい。(ToT)


別に、彼氏が出来たからって娘達を怒るつもりは無い。


私は規格外のバカ親を自認しているから もしも、そういう怒りがあるならば それは全て娘の彼氏達にぶつけるだけで 娘達との関係を変えようとか思っていない。


考えてみれば、事が露見するまでの間 長女は事ある度に(用事が無くても)頻繁に私の病室にやってきた。


つまり、それは彼氏である担当医のA君と逢いたいが為で 私はただの刺身のツマだった。(ToT)


で、その点を考えると 長女の性格を思えば、彼女は事が露見した以降も病院までは来てるはず、にも関わらず私の病室に現れないのは 私にとやかく言われたくないのか、私と会うのに何か気まずさを感じているのか…


まぁ、いずれにせよ私に言わせれば そんなもん彼女が気にする必要は無い。


私は全てをA君にぶつけるのだから^^




午後になると 二代目開業医の様ないい加減な奴の病院でも病棟回診がある。

(しかも、毎週月曜日は院長回診と称して 二代目開業医が白い巨塔ゴッコを楽しんでいる)


長女との交際が発覚した数日後の回診で 担当医のA君がナースを一人連れて私の病室を訪れた。


その時に現れたナースは二代目開業医の病院に数多いる看護師の中でも 私が可愛がっているベスト3の一人でもあるCちゃん。


「どうですか? なにか具合の悪い所はありますか?」


当たり前の様に そう私に聞くA君に


「今、最も具合が悪い所と言えば娘達と俺との親子関係だな」


私は 敢えて寂しそうに芝居がかって応えると


Cちゃんが


「喧嘩でもしたんですか? ダメじゃないですか」


と、合いの手を入れる。


「喧嘩なんかしてないよCちゃん

 この父は何も娘達に言ってないし、もちろん してないよ

 なのに、このところ二人とも見舞いに来てくれないんだ」


困った顔をしているAを傍目に 私はCちゃんとの会話を楽しむ。


「ブタネコさん どうせ時々、病院を抜け出して出歩いているんだから

 ブタネコさんの方から自宅に会いに行けば良いじゃないですか」


「コラコラCちゃん、患者が病院を抜け出させる様な事をナースが示唆しちゃダメじゃないか^^」


と、私が応えると


「あ、そうでしたね^^」


なんとも言えない ほのぼのとした会話をCちゃんは私に与えてくれる。


もし、私に息子がいたならば 息子の嫁に是非、懇願したい女の子だ。


「なんかさぁ… 最近、娘達に彼氏が出来たらしいんだよ

 それが俺にバレたもんだから 顔を合わせにくいのかなぁ?」


「あら、それは大変 でも、それって良い事でもあるんじゃないですか?」


「良い事?」


「だって、ブタネコさんの長女の@@@ちゃんって 私と同じ歳ですよ

 羨ましいですよ 私なんか彼氏なんかいませんもん」


「オヤジとしては その相手が問題なわけよ

 良い奴なら、まだ… ね?

 良いんだか、悪いんだか判らない馬の骨だからさぁ…」


「え? だって@@@ちゃんの彼氏って そこにいるA先生じゃないですか?」


「あれ? Cちゃん知ってたの?」


「ええ、知ってますよ、私だけじゃなくて たぶん、この病院の関係者の殆どが知ってますよ

 お二人、ラブラブですもん さっきだって、@@@ちゃん A先生の所にお弁当を持ってきて…」


私は そこまでCちゃんの話を聞いている時点で 自分がある特殊な笑顔になっている事に自覚していた。


ちなみに、以前 何かの記事で何度か述べた事だが 私は怒りのボルテージが上がると他人からは笑っている様に見えるらしく 昔、友人達から それを指摘されて自分でも気づく様になったのだ。


ふと見ると、A君は いつの間にか少なくとも数歩は後ずさりしている。


なので、私は敢えてA君の目を見つめつつ


「おい? そりゃ本当か?」


と、努めて優しく問い詰めると


「す・すいません…」


と、金縛り状態


「なんで、オマエに弁当届けて 俺の所に立ち寄ってくれないわけ?

 アレか? オマエが俺に会うなと、担当医の権限で面会謝絶だと、そんな事を…」


「いえいえ、そ・そんな事は決して…」


A君の返答は悲鳴に近かった。


「そうか… ま、そうだとしたら オマエ(A)のカレンダー 明日以降は不要になるからな」


ポソリと私は呟く。


Cちゃんは そんな私にお構いなく


「ブタネコさん 血圧測りますよ」


と、否応なしに私の右腕をまくり上げ器具を装着し始める


「おいおい、今 血圧を測ったら凄い事になっちゃうよ^^」


私はCちゃんには柔和な表情と喋り方 しかし、やおらA君に対しては


「だろ? Aセンセ?」


完全に東映ヤクザ路線。^^


「テメェ、俺んところの娘の手作り弁当を召し上がっていらっしゃるたぁ…

 そりゃ、栄養満点、愛情満点、言う事無しだなコノヤロウ?

 手作り弁当のお返しは子作りだよぉ…とか、ぬかしてんじゃなかろうな? この小僧!」


ついには吠えてる私。^^


Cちゃん大爆笑


内心、(よし、Cちゃんの笑いを取ったぞ)と私は拳を握りつつ…


A君 真っ青。


「おい、Cちゃん

 あそこに突っ立っている先生、なんか顔色悪いけど 身体大丈夫か?」


そう聞こえよがしに聞くとCちゃんは ただ笑うばかり。


「おい、Aセンセィよぉ?

 この程度の会話で固まっててどうすんだ? もっと、太い肝を腹に据えろよ

 んじゃ、今日の回診は これで終了。  下がっていいよ。」


するとA先生 本当に病室を出て行っちゃった。^^;


「ブタネコさん あまりA先生を虐めちゃ可哀想ですよ」


私の腕から血圧測定の器具を外しながらCちゃんが 優しくなだめる。


「いいんだよ。^^

 こんなんでへこたれるようじゃ 医師としても夫としてもロクなもんにはなれないからな」


するとCちゃん


「ブタネコさん 本当は怒ってないんでしょ?

 だって、血圧 全然、いつもと変わってないですよ」


「そりゃそうだろ、こんなんでイチイチ血圧を変えてたら とっくの昔にクタバッてるわな」


                                 (その9に続く)


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

 この記事への御駄賃がわりに下のバナ-のいずれかを クリックして頂けると嬉しいです。^^
 (全部、クリックしてくれると もの凄く嬉しいのは事実です。^^)

ブログランキング・にほんブログ村へ Blog Ranking 人気映画・TVBLOG blogram投票ボタン BlogPeople「自分のこと」部門にクリック BlogPeople「テレビ」部門にクリック BlogPeople「映画」部門にクリック

『バレンタイン煎餅』関連の記事

【※注意!!】

この記事は『ブタネコのトラウマ』の倉庫に保管されている記事なのでコメントの投稿は出来ません。 2015年2月10日以降 このクソブログは『ブタネコのトラウマ・リニューアル版』に移転しましたので新規記事更新及び、過去記事へのコメントの受付もそちらで行っておりますので お手数ですが、そちらへの移動をお願い申し上げます。