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2009年03月21日

● おくりびと


映画「おくりびと」のDVDを入手したので見た。




おくりびと


この映画に関して いろんな映画関係の賞を受賞し、いろんな評論家達から絶賛されていたのを いろんな番組で耳目にしていた。


そういう意味では興味を惹かれていたのは間違い無く事実なのだが、であるがゆえに私は この映画を映画館で金を払って見る気にはなれず、ゆえにDVDでの鑑賞となったのは ひとえに私がへそ曲がりである事と、キャスティングの問題である。


というのは、日頃から全く信用していない というか、むしろ反感を抱いている映画評論家達が この映画を絶賛しているのを耳目にし、そいつらの言うがままに見に行きたくはない…と強く思った事。


同時に、この映画に私のお気に入りの俳優が1人も出演していない事。


が、まぁ、そんな事はどうでもいい。


とにかく、私は この映画のDVDを見たので、その感想を述べようと思う。


納棺師という仕事に光を中てるのは悪い事では無いと思う。


けど、この映画の後「納棺の儀」が なにかとショーアップされた様な気がしてならない。


つい、先日の事 知人の訃報を受けて出かけたところ たまたま納棺の儀の時間直前に着いた事もあって そこに集っていた方々から「立ち会え」と言われ その仰せに従ったのだが、納棺の儀の最中から終わった後に至っても


「モッくんは ~な感じで」


「いや、山崎努は…」


みたいな会話が繰り広げられたり、納棺師も妙に舞う様な所作がオーバーで 気のせいか、昔ながらの厳かな…という雰囲気と ちょっと違う空気に戸惑った。


私は この「おくりびと」をそれまで未見だったから、参会した方々の話の意味がよく判らなかったのだが、これまでに何度も立ち会った納棺の儀の中で 昨年の暮れ以降に立ち会った2度は それまでのものとは雰囲気からして全く違って感じたのだ。


それが良い事なのか悪い事なのかを論じる気は無い。


ただ、それだけ一本の映画によって変わる事があると言う事。


それだけの影響を与えた映画は それなりに評価されるのは不思議では無いという事にもなる。


しかしながら、あくまでも個人的な感想で言えば 私は巧く言う自信が無いけど、何かが違うと感じた事だけは明記しておきたい。




でね、これもこの映画を高く評価する方々の一般的感想とは大きく異なるのだろうと思うけど、敢えて述べさせていただくと…


私は主人公と その妻を演じた役者の演技や映画中の台詞や構成には 不愉快に感じた部分は全く無いのだが、逆に なんの感動も感心もしなかった。


むしろ、


おくりびと

「山崎努」と


おくりびと

「笹野高史」の二人のシブイ演技を高く評したい。


で、その上で アカデミー賞の受賞前後に 盛んにインタビューを受けて、それに応えていた監督や主人公とその妻、それに会社の事務員役の女優… 大きく名誉のある賞だから緊張や興奮は判らなくもないけれど 実際に映画本編を見る限り、彼らがはしゃぐ姿と 映画内での貢献に 私の中のバランスが釣り合わず、違和感になっている。


が、まぁ、そんな事もどうでもいい。




完全に個人的な感想なのだが 映画の宣伝番組や雑誌の書評と違って、私はこの映画そのものでは全く泣く事が出来なかったのだが、唯一 映画とは関係のない理由で、


おくりびと

「峰岸徹」のシーンだけは ちょっと感慨に耽るものがあった。


かつて、「同窓会へようこそ」というドラマの中で 私は自分の若い頃を思い出し、むせび泣かされた事がある。


決して似ているわけでは無いのだが、それ以来 峰岸徹を見ると私の父の事を思い出す様になっていたのだが、残念な事に昨年他界されたニュースに触れて 我が父がまた死んだ様な気にさえなったのだが、この「おくりびと」の中の映像で それをまた実感させられる羽目になり それだけはとてもせつない。


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