● 真冬のF-15(その3) in 千歳♪
この(その3)が この冬の私の集大成だと思っている。^^
昨年の冬、私が毎日 千歳に通い詰めたのは
この写真が撮りたかったから。
デジタル一眼レフカメラによる飛行機撮影を始めて以来、私の最も撮ってみたい情景が上の写真の様に「雪煙に包まれるジャンボ」 他人からはマグレと言われようが、撮影に成功し満足した私は 昨シーズンの撮影にひと区切りがついた気持ちで それからしばらくは ただ、動いている飛行機を撮っているだけのようなものだった。
が、ある時「え?!」と立ち竦む光景を見た。
その時の私は その日の撮影を終えてカメラをバックにしまっており、まさに愛車に乗って帰り道を走り出そうとしていた時だったから その光景を写真に写す事など出来ない。
しかしながら、網膜に焼き付いたその光景と その時の爆音は私を虜にした。
「よし、雪煙のジャンボの次は アレが目標だ!」と。
で、その翌日から 私の挑戦は始まったのだが…
いろいろとカメラの設定や撮影場所を変えて試してみたのだが、なかなか巧く撮影する事が出来ない。(ToT)
で、自分なりに情報を収集した結果 私が見た光景を撮影する為には「雪煙のジャンボ」と似て非なる いくつかの条件が重ならないとカメラに写すどころか、目で見る事も出来ない事が判った。
そのいくつかの条件の中で最大の要因は
・季節は冬 しかも、冷え切って澄んだ空気の時。
というもの。
気がつけば、季節は春になり 多くの方が御承知の通り、昨夏 私は至る所に旅行に出かけ、千歳で腰を据えて自衛隊機を追うのを忘れ… 秋を目の前に身体が壊れ、入院。^^;
しかしながら、その療養中 南国のWenさんがブルーインパルスや、アグレッサーF-15のシビレル写真を彼のブログで見せつけ それをベッドの上で眺めながら私は歯ぎしりしていた… 羨ましくて。
で、今回 今の時期を逃すと私の目標とする写真を撮影するチャンスは失われる。
ゆえに、主治医の許可など無視して千歳に出かけたわけだ。
まぁ、長い能書きはこの辺にして 撮ってきた写真を御覧頂こう。^^
①
上の写真はアフターバーナーを焚いて飛行するF-15
そう、まず私が撮りたかったのは 上の様に豪快にアフターバーナーの炎を長く伸ばしているF-15の姿なのだが、これだけなら離陸するF-15が それなりにアフターバーナーを使用してくれたら どうにか撮れる。
(最近は騒音問題の為、離陸する自衛隊機がアフターバーナーをフルに使用する機会が激減しており 実は、これすらも目にする機会は限りなく少ない)
②
③
狙ったF-15がアフターバーナーを使用し しかも、離陸直後に急上昇してくれると 上の写真の様に両翼端からベイパーが発生する姿が撮れる。
②の写真は曇天 ③の写真は晴天の夕刻
今まで私が撮影したF-15の写真に比べたら 400mmに2倍のテレコン装着により800mm換算の望遠状態でこれだけ撮れれば…と 自分なりに満足したのであろうけど、私の真の目標には まだ、程遠い。^^;
さて、そんなある日の事。
普段なら日も暮れて帰り支度を始めるところだったのだが、望遠レンズで眺めた格納庫前に駐機しているF-15の周辺が なにやら慌ただしい。
どうやら、その日はナイト(夜間飛行訓練)があるらしい。
寒かった… けど、私が撮りたい写真の条件的にはとても近い状況である。
④
夕闇の中をF-15が4機、滑走路上に姿を現し離陸の体勢に入る。
それをファインダー越しに見つめながら 私は心の中で
「頼むから、景気よくアフターバーナー全開であがってくれ…」
と、祈った。
すると、祈りが通じたのかね… 先頭の一機目が動きだすのと同時に聞こえてくる排気音が いつもと違う。
⑤
その結果が上の写真。
そう、私が撮りたかったのはコレ
・アフターバーナーの尾が長く
・パルス状のリングがクッキリとバーナーの中に浮かび
・しかも、噴射される排気が太く陽炎の様に流れる
この時の音をお伝えする事が出来ないのがとても残念。
その後、次々と離陸していく全機がフル・アフターバーナー状態で…
⑥
⑦
心臓が壊れているのも、思いっきり寒くて堪らないのも、前の日に千歳に撮影に行ったのがバレて その日の出がけに主治医や総看護師長に怒られたのも 何もかもがすっかりブッ飛んだ。
気がつけば鼻水と涙が止めどなく流れて顔はグショグショ
でも、シャッターを切った瞬間に「よし、撮った!!」って満足感で 声を上げてヘラヘラ笑っている50歳過ぎのオッサンが そこにいた。
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⑨
⑩
⑪
どうだ、Wenさん 恐れ入ったか?。^^












